家づくりコラム

【ハウスメーカー】なぜ高い?宣伝費?高額になる理由を解説

2022年11月22日

【ハウスメーカー】なぜ高い?宣伝費?高額になる理由を解説

注文住宅の建築を検討し始めたとき、ハウスメーカーや地元工務店など、複数の業者に見積もりを取って、こう思う人も多いのではないでしょうか。

「ハウスメーカー、高くない?」

本記事では、ハウスメーカーで家を建てると建築費用が高額になる理由を解説します。
当然、高額だから悪いという訳ではなく、高いからこそ手に入れられるものもあります。

建築費用が高額になる理由や特徴を把握して、あなたに合った家を建てられるようにしましょう。

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ハウスメーカーで家を建てると高額になる理由

ハウスメーカーで家を建てると高額になる理由

早速ハウスメーカーで家を建てると、どうして高額になるのか理由を確認しましょう。

宣伝・営業費用の上乗せが大きい

ハウスメーカーは「宣伝・営業用の費用が高額」です。

テレビCMやラジオ、新聞などあらゆるメディアで宣伝広告を行うため、営業用の費用が大きくなりがちです。
また、全国各地に多くの営業マンを配置するため、人件費も膨らみます。
さらに豪華なモデルハウスを建築することも、広告費用の増加に拍車をかけます。

そういった費用が住宅の販売価格に転嫁されているのです。

>関連コラム:注文住宅の「坪単価」にご注意を!│坪単価の中身を理解してから比較しよう

商品開発費用の上乗せが大きい

大手ハウスメーカーは新製品の開発を行いますが「商品開発費用」も間接的に建築主が負担することになります。

大規模な研究所を作り、地震や断熱、耐風力などの実験を行う研究所も、運営する経費は建築費に転嫁されるのです。
一方で、長い期間綺麗なまま維持できる外壁など、高性能な部材を利用できる点はメリットといえるでしょう。

下請け工務店への中間マージンが発生する

会社によりますが、ハウスメーカーの住宅は自社で施工する訳ではなく、地域の下請け工務店に発注して建築することになります。

建築主からハウスメーカー、ハウスメーカーから下請け工務店と仲介する業者が多くなるので「中間マージンが発生」し、余計な経費が必要になります。
会社が会社に発注する中で生まれる余分なコストをかけたくない場合、直接地域の工務店に声をかけることを検討しましょう。

逆に、ハウスメーカーで建てると安くなること

逆に、ハウスメーカーで建てると安くなること

ハウスメーカーで建築する場合、高くなることばかりではなく安くなる要素もあるので、紹介します。

大量発注・大量入荷で単価を下げる

ハウスメーカーは、各エリアで利用する部材を大量発注・一括購入することで「部材の単価を下げて」います。

部材単価が下がれば建築費が下がるので、建築主にとっては嬉しいメリットです。

先端技術を割安に導入できる

ハウスメーカーは「先端技術を導入」する場合、割安に取り付けられる場合があります。

独自に耐震や省エネ技術を開発していることから、ハウスメーカー自社の建物に取り付ける場合は適正価格で取り付けられるでしょう。
一方で地場の工務店がハウスメーカー独自の設備を導入しようとした場合、使用するのに権利料などが上乗せされて請求される場合があります。

独自の技術を利用する場合は、ハウスメーカーが割安になるケースがあるかもしれません。

住宅ローン金利が優遇される場合も

ハウスメーカーは、取引のある銀行や住宅ローンを販売する会社があるので「特定の住宅ローンを利用すると金利が優遇される」ことがあります。
借り入れ金額が大きな住宅ローンは、0.1%の差でも毎月の支払い額に影響を与えます。

ただし、特定の住宅ローン商品の中で優遇金利を受けても、他の住宅ローン商品と比べると高い金利だった、ということもあります。
紹介された住宅ローンで即決せずに、比較することが大切です。

>関連コラム:住宅ローンの選び方に関する基礎知識を知っておこう

工期が短い = 職人の手間賃が少ない

工場で部材を作り、現場で組み立てていく工法のハウスメーカーの場合、工期を極端に短くできる場合があります。
工期が短くなれば「現場で働く職人の手間賃を下げられます」

人件費は住宅建築の経費の中で大きな割合を占めるので、工事費の節約に大きな効果を発揮するでしょう。

ハウスメーカーで建てる場合の注意点

ハウスメーカーで建てる場合の注意点

ハウスメーカーで住宅を建築する場合の、費用の面でのメリットとデメリットを解説しました。

最後に、ハウスメーカーで家を建てることを検討する場合の費用面での注意点を紹介します。

予算をかけないと、殺風景な家に

住宅展示場で、広々とした質感の高い家を見て契約を決めてしまうと、建築後に後悔を感じるかもしれません。
展示場の家は、通常施工する家より豪華な造り、オプションを多用して建築されます。

その理由の1つは、カタログに掲載しているオプションの実物を触れて欲しいから。
もう1つは、来場者の購買意欲を高めて、潜在的な顧客になって欲しいからです。

しかし、実際に建築する段階になると予算に上限があることから、広さもオプションも最低限になります。
つまり「予算を十分に用意しなければ殺風景な部屋に」なってしまうのです。

ある程度の質感、広さを確保するためには、十分な予算が必要になる点は認識しておきましょう。

>関連コラム:細長い家で「おしゃれに」住むには?

外構をしっかりしないと貧相に見える

建物本体に加えて「外構にも予算をかけないと貧相に見える」点にも注意が必要です。

展示場や完成見学会を行う家は、外構にしっかりと予算をかけています。
門柱を立てて、植栽を植えて、建物と調和するように計画立てて外構工事を行うため、優れた外観を実現できています。

もし、外構に予算を割かずに、砕石などで最低限の外構に留めた場合、建物の雰囲気がよくても外観は貧相になります。
建築計画の見積もりが出たときに、外構の費用はしっかり計上されているか。
計上された費用で外構工事を行ったとき、どんな外構が完成するのか、確認することが大切です。

>関連コラム:駐車場の大きさってどのくらい必要?│駐車場のアイデアと注意点も解説

見積もりは「住めるように」作成する

会社によって、見積もりに含まれている内容が異なることをご存知でしょうか。
先述した外構工事が見積もりに含まれていなかったり、給排水工事が含まれていなかったり。
ほかにも照明の費用や、カーテンの費用など、会社によって見積もりに含む・含まないが変わる項目はたくさんあります。

見積書をもらったら、必ず「見積書の内容ですぐに住むことができるのか」を確認しましょう。

建築費用を安く見せるために、本当に建物本体だけを作る最低限の費用を記載している場合もあるので注意が必要です。
税金や住宅ローンの諸費用なども含めて、総額で一体いくらになるのか、教えてくれる会社を選択しましょう。

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まとめ│ハウスメーカーが高いと思ったら

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「ハウスメーカーの見積もり、高いな」こう思ったら、地元の工務店も含めて総合的に判断することをおすすめします。

大手のハウスメーカーならではのメリットがあることは確かですが、建築費用が予算を超えるほど高額になってはいけません。
建築後の生活が質素で苦しいものになってしまうからです。

地元の工務店、大手のハウスメーカー、双方の展示場や完成見学会を回りながら、会社の姿勢や働く人との相性、見積もり金額の妥当性などを総合的に比較して、あなたに合った会社を見つけることが大切です。
建築すると多くの人が老後まで住み続けるマイホーム。建築後に満足が得られるよう勉強していきましょう。

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著者情報

五十嵐 照勝

五十嵐 照勝代表取締役社長

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