家づくりの特徴 耐震性能

耐震・制震・免震構造を極めた アイホームズの住宅

家は地震や⽕災など、いざという時に⾃分の⾝を守る安⼼できる場所でなければなりません。
アイホームズ「ひのき」「たくみ」では、頑強の基礎と地震による液状化にも対応した地盤改良で
耐震性や耐⽕性においても皆様にご安⼼頂ける家づくりをしています。

一般的に『地震に強い家』といっても、その強さには大きく分けて3種類あります。
これが耐震・制震・免震です。

  • 耐震・・・地震の力に対して建物の強度を増すことで対抗する
  • 制震・・・地震の力を受け流す構造により建物の揺れを制御する
  • 免震・・・地震の力をそもそも建物に伝えないようにする

地震国の日本で安心に住まうために、アイホームズではこの3種を上手く組み合わせることで地震に強い家を実現しています。

耐震性能を生み出す、徹底した施工

  • 徹底した地盤調査

    住まいを建てる前に、それぞれのお客様の敷地の環境調査などを徹底して実施。その上でスウェーデン式サウンディング試験機を用いた地盤調査を行います。

  • 高耐震高耐久の基礎づくり

    アイホームズの基礎工法は13mmの鉄筋を基本とし、基礎幅18cmのベタ基礎(もしくは耐Qパネル・断熱基礎)をを採用。一般的なベタ基礎※より30%ボリュームをアップし建物をしっかりと支えます。

    (※一般的なベタ基礎は10mmの鉄筋を基本とし、基礎幅は12~15cm)

  • 綿密な構造計算による耐震設計

    耐震設計では、大きく分けて以下の3つの地震力に対して構造的な対策をとらなくてはなりません。

    1. 横揺れ(建物に対して平行にかかる力)
    2. 縦揺れ(建物に対して垂直にかかる力)
    3. ねじれ(建物に対してねじれてかかる力)

    建物に対してかかる地震力をそれぞれ分析し構造の計算を行う必要があります。
    アイホームズでは、地盤調査・保証はもちろん、耐震設計においてもしっかりと構造計算を行なっております。

  • 耐震金物の適切な施工

    地震時には、建物全体に強い力が前後・左右・上下に働きます。筋交いなどの耐力壁の種類や位置によっては、建物に強い浮き上がりの力が作用します。柱が浮き上がり土台や梁から離れてしまうと建物はバラバラになります。必要な場所に必要な金物で、基礎・筋交い・土台・柱・梁を一体化するのが、耐震金物の役目です。

免震⼯法(スーパージオ⼯法)
免震+地盤+液状化保証付

  • スーパージオ工法

    スーパージオ工法とは、建物の重量と同等の地盤を取り除いたところにスーパージオ材を敷き詰めて地盤を軽量化し、建物の支持力を確保する置換工法です。東日本大震災や熊本地震においても、その安全性は高く評価されています。

    スーパージオ工法の図解
    スーパージオ工法の3つの特徴
    • 減震性能の高さ

      スーパージオ材が緩衝材の働きをし、激しい地震の揺れを優しい揺れに軽減します。

    • 液状化対策に効果的

      スーパージオ材が噴出した水を一時的に取り込むことにより、液状化時に安定化させる効果があります。

    • どんな土地にも設置可能

      地盤補強工法では対策が困難な土地もスーパージオ工法ならどんな土地にも対応可能です。

  • 目視により確認できるので安心

    敷き詰められたスーパージオ材

    基礎下にスーパージオ部材を敷き込み、地震波をいなしキラーパルスを発生させない。
    震度5以上の減震効果により被害を最小限に抑えます。

    東日本大震災でも安全性を証明

    地震による被害が少なかったSG工法の家

    2011年3月11日震度6強の地震が東日本を襲いました。
    その際にも当時、千葉県船橋市にあった69棟のスーパージオ工法採用建物は倒壊することなく、液状化による不同沈下も免れ、無事が確認されました。

    さらに熊本地震でも安全が確認されました。

    熊本地震の被災状況
    被災を免れたG邸と被災した近隣の様子

    【軟弱地盤に建つG邸】
    このエリアは大きな被害か出て災害ゴミの山が印象的だった
    裏の母屋は損壊が激しく家具等が散乱し中には入れない状況なので、全く無傷で家具も倒れていないG邸にて就寝していると聞いた。
    揺れに対して効果が確認できたといえる。
    (出典:熊本地震に於けるスーパージオ工法採用現場調査報告書)

  • 大手損保会社による手厚い保証

    スーパージオ工法を採用した建物には、他の地盤補強工法にない最大1億円の保証の20年分の免震保証(10年単位で更新可能)が適用可能。

    • 地盤保証・・・最大3億円(20年間)
    • 液状化保証・・・最大1億円(10年間)
    • 免震保証・・・最大1億円(10年間)

業界初!免震工法保証1億円付き住宅

HySPEED(ハイスピード)工法

HySPEED(ハイスピード)工法とは

地盤改良の先端技術で、 セメントなどの固結材を一切使わずに、砕石という天然素材だけを利用して軟弱地盤を改良する工法です。
これにより軟弱地盤が、より確実に、より早く、より安く、改良できます。

特徴1:ハイスピード工法は地震に強い工法です
地震発生時のハイスピード工法とセメント柱状杭・鋼管杭の比較図

HySPEED(ハイスピード)工法で作られる高度な砕石杭は、地震の揺れや液状化に強く安全な地盤を作ります。

大地震時には図のように地層の境目に沿って、せん断力がかかります。
セメント柱状杭や鋼管杭などでは、杭が折れ家の重さに耐えきれなくなり、家が傾いたり沈んだりします。
これがHySPEED工法だと、砕石パイルはせん断に対して追随することで、砕石パイル自体の破壊は起こりません。
また、地盤そのものを強くしますので、地震の揺れによる共振をやわらげる効果があります。

特徴2:ハイスピード工法は液状化に強い工法です
液状化現象が発生した時のハイスピード工法とセメント柱状杭・鋼管杭の比較図
特徴3:ハイスピード工法は永久強度を実現
永久強度を実現

地盤全体が強くなり、施工された杭は建物を再建築する際にも撤去不要で、繰り返し使うことができます。
地盤の大幅な変化がない限り、砕石杭は朽ちたりさびたりすることがありません。そのため地盤の強度は半永久的に保たれます。

大地震から家を守る制振装置

  • 制振装置『SSダンパー』

    SSダンパーとは、木造住宅用の制振装置です。建物の外壁や内壁の軸組の仕口部(柱と梁、柱と桁、柱と土台の交差部)に取り付けることによって住宅の体感的な揺れを軽減します。クロスは破れにくく、家具も倒れにくい、生命の危険も軽減します。

    SSダンパーの特徴
    • 建物の揺れを大幅に抑制。倒壊を防止

      揺れを制御し、建物の変形を抑え倒壊のリスクを軽減します。

    • 何度でも振動を吸収。繰り返す余震にも効果的

      繰り返す地震にも制振性能を維持、建物の強度を保ち続けることが可能です。

    • メンテナンスフリーで効果は半永久的に継続

      特殊加工によって温度変化や劣化にも強く、半永久的に性能を維持し続けられます。