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家づくりコラム

【地盤を固める】重要性と方法・費用目安を解説

2024年04月30日
【地盤を固める】地震に強い家にするための重要性と方法・費用目安を解説


いつ大規模な地震が起こるか分からない日本において、家を建てる際に地盤を固めることはとても重要です。

“地震に強い家”の最低条件と言っても過言ではないでしょう。

しかし、家を建てる時、やはり建物の構造などに目が向きがちですよね。

そこで、今回は「地盤を固める」ことの重要性や具体的な方法、費用目安などについて建築士が解説します。

東京でマイホームの新築を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

このコラムのポイント
■ 東京23区東部は、広範囲にわたり液状化現象の起こるリスクがあるため、地盤を固めるなど、地震に備えた対策が必要です。

■ 家を建てる際には、適切な方法で地盤調査を行い、その結果に基づく最良な方法で地盤改良することが重要です。

■ アイホームズは、最新の地盤改良工法である「スーパージオ工法®️」と、「耐震・免震・制振」を組み合わせた構造計画により、ローコストにて地震に強い家を数多く手掛けた実績があります。


東京23区の広範囲は“液状化リスク”のある地域

東京23区の広範囲は“液状化リスク”のある地域


利便性が高く資産価値の高い東京23区内の土地ですが、大半のエリアにおいて“液状化”のリスクがあります。

液状化とは、砂質地盤に地震の振動が加わると粒子同士の繋がりが解けてしまい、バラバラとなって地下水が地表に上がってきてしまう現象です。

液状化のメカニズム
(引用:東京都


地下水が地表へ上がってくると、建物は地中へ沈んだり傾いたりします。

特に、自重の軽い木造住宅はその影響を受けやすく、2011年3月11日に発生した東日本大震災では、震源地から300km以上離れた東京エリアでも、湾岸に近い場所だけではなく内陸部である東京23区東部も、多くの戸建住宅が被害を受けました。

では、ここで東京都の液状化予測図を見てみましょう。

東京都全域液状化予測図
(引用:東京都建設局|東京の液状化予測図 令和5年度改訂版


上の図を見ると、東京東部はほとんどのエリアで「液状化の可能性がある地域」もしくは「液状化の可能性が高い地域」に属しています。

もう少しクローズアップしてみましょう。


23区内でJR山手線より東のエリアは、ほぼ全域と言っていいほど液状化が起こる可能性があります。

近年、住宅地として人気の高まっている江東区や墨田区、葛飾区、足立区も決して例外ではないのです。

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家を建てる前の「地盤調査」が重要に|方法と費用目安

地盤調査の重要性


地盤調査とは、家を建てる前に地盤の強さ(=地耐力)や性質(土壌の状態や質)を調べる工程です。

2000年以降は、住宅を建てる際に実質義務化されました。

2000年の建築基準法改正に伴い「住宅の品質確保の促進などに関する法律(通称:品確法)」が制定され、その中でハウスメーカーや工務店には瑕疵担保責任が課せられ、それをカバーするための保険へ加入するためには地盤調査の結果提出が求められるからです。

ただし、地盤調査の方法によって費用や分かる内容は異なります。

戸建住宅の場合に用いられる方法は主に2種類です。

SWS試験

戸建住宅を建てる地盤を調査する方法として最も一般的な試験で、調査費用も安価です。

地盤にロッドと呼ばれる鉄の棒を垂直に刺し、それがどれほど沈むかによって地盤の硬さや土壌の締まり具合を測定します。

その土地に建物を建てた場合にどれほどの荷重を支えられるか(=地耐力)が分かります。

床面積40坪程度の一般的な住宅を建てる場合、「10~20万円程度」の調査費用がかかります。

ボーリング調査

SWS試験よりも、さらに地盤の特性を詳細まで把握できる調査方法です。

地表から地下10〜数10mまで掘り進めてサンプルを採取し、地耐力だけではなく地盤の構成や地下水位の深さまで調査できます。

床面積40坪程度の一般的な住宅を建てる場合、「20~30万円程度」の調査費用がかかります。

ただし、その土地が液状化リスクの高い地域に属している場合や、建物規模が大きい場合には、適切な地盤改良を行う必要があるため、SWS試験ではなくボーリング調査を行います。


ポイント
家を建てる際、地盤調査の実施は義務化されていますが、その方法までは定められていません。

東京23区内で液状化リスクのある地域に家を建てる際は、「適切な調査方法と調査結果を踏まえた地盤改良・住宅構造プラン」を提案してくれる建築会社を選ぶことが何よりも重要です。


土地を探している段階で候補エリアの地盤調査結果を事前に見たい方は、国土交通省の運営している「国土地盤情報検索サイトKunijiban」をのぞいてみましょう。

液状化リスクが高いエリアを中心に、ボーリング調査を実施し、その詳細をご自宅で簡単に確認できます。

地盤情報を事前にチェックするのもおすすめ
(引用:国土地盤情報検索サイトKunijiban


選んだ地点の「柱状図」を見ると、どの程度の深さまでどのような土質で構成されているかが分かります。

これから土地を購入する際は、ぜひ一度チェックして参考にしてください。

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「地盤を固める=地盤改良」|方法と費用目安

墨田区の事例
古いご実家を建替えて、二世帯が気兼ねなく暮らせる免震住宅に。


液状化の起こる可能性がある軟弱な地盤においては、「地盤を固める=地盤改良」をしなければ、地震に耐えられる家は建てられません。

近年は、住宅構造の耐震性が高まり、建築基準法で定められたレベル以上の耐震性を提案するハウスメーカーや工務店は多数ありますが、地盤が丈夫でなければ意味がないのです。

戸建住宅を建てる際に用いられる地盤改良の工法は、主に3つあり、それぞれ特徴や費用が異なります。

地盤改良工事の種類イメージ図


表層改良工法

浅層混合処理工法
(引用:東京都

地表より2m以内に軟弱層(液状化層)がある場合や地下水位が浅い場合に用いられ、「浅層混合処理工法」とも呼ばれます。

セメント系固化剤と土壌を混ぜ合わせて転圧して、硬い板状の改良地盤を形成する方法です。

建築面積20坪・床面積40坪(2階建て)の場合の費用目安は、「30~50万円程度です。

柱状改良工法

深層混合処理工法
(引用:東京都

地表から軟弱地盤が10m以上ある場合に用いられることの多い方法で「深層混合処理工法」とも呼ばれます。

液状化のリスクがない地盤まで細い穴を掘り、そこにセメント系固化材ペーストを流し込んで柱状の改良体を形成します。

改良体が杭の役割を果たして、地震の際もしっかり建物の荷重を支えるのです。

ただし、穴を掘り固化材ペーストを流し込むなど大掛かりな作業が必要なので、狭小地では採用しづらいデメリットもあります。

建築面積20坪・床面積40坪(2階建て)の場合の費用目安は、「100万円前後」です。

鋼管杭工法

小口径杭工法
(引用:東京都

軟弱地盤が地表から10m以上に位置し、さらに分厚い場合に用いられる方法で、「小口径杭工法」とも呼ばれます。

鋼管杭を硬い支持層に達するまで打ち込みます。

杭の長さを場所によって変えられるため、支持層が傾斜している場合にも用いられます。

ただし、鋼管を打ち込む際に大きな音が出るため、住宅地では採用しづらいのが現実です。

建築面積20坪・床面積40坪(2階建て)の場合の費用目安は、「100〜200万円程度」です。


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上記3つが戸建住宅を新築する際に用いられる主な方法ですが、住宅密集地や狭小地では採用できる工法が限られます。

そこで最近採用事例が増えているのが「置換工法」です。

ポイント
「置換工法」は作業時に大きな音が出ず、大掛かりな装置が必要ないため、都心部など住宅密集地や狭小地においても多く採用されています。

土壌を強固する方法ではなく、建物重量と同等分の土を撤去して地盤を軽量化し、その部分に良質材を敷き詰める方法です。

地震に伴い液状化が発生しても、良質材の中に間隙水を取り込んで水圧を逃し、地盤を安定させられます。

アイホームズでは、「置換工法・スーパージオ工法®️」を施工できる東京で数少ない建築会社です。


→アイホームズも採用する「スーパージオ工法」


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スーパージオ工法で地震に強い家を建てる|SG工法の家


地盤改良の知識が豊富な建築会社へ相談しましょう



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まとめ|地盤調査に基づき適切に「地盤を固める」ことが重要

地震に強い家を建てる場合、構造の耐震性はもちろん重要ですが、その前に地盤調査によって状態を把握し、適切な方法で地盤改良することも欠かせません。

特に、東京23区東部など液状化現象の可能性が高いエリアに家を建てる場合は、地盤調査・地盤改良の知識が豊富な建築会社へ相談しましょう。

アイホームズは、効果の高い地盤改良「スーパージオ工法」を採用し、耐震+制振+免震を組み合わせた高品質な住宅をローコストにて提案しています。

「家を建てたいが地震が心配」という方は、お気軽にご相談ください。




東京23区で「地震に強い家」を建てたい方はアイホームズへご相談を

アイホームズの施工エリア

アイホームズは、昭和43年創業時から『孫の代まで安心して暮らせる家づくり』を信念とし、各種有資格者がチーム一丸となって、お客様のマイホーム計画をお手伝いしてきた実績があります。

施工エリアを墨田区、江東区、台東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区、北区(東側)、文京区、千代田区、中央区、千葉県市川市、松戸市(南部)、埼玉県八潮市に限定させていただいているのは、「何かあったときにすぐ駆けつけられる家のお医者さん」をモットーにしているからです。

アイホームズでは、以下の点にこだわり、お客様に高品質でローコストな住宅をご提供しています。

  • 膨大な出展費用のかかる総合展示場がない
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これらのこだわりによって、大手ハウスメーカーとほぼ同等の仕様ながらも、お客様へご提供できる住宅の価格を抑えています。

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東京でローコスト住宅を建てたい方は、ぜひアイホームズへお任せください。



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著者情報

五十嵐 照勝

五十嵐 照勝代表取締役社長

昭和43年創業時から、アイホームズは『孫の代まで安心して暮らせる家づくり』を信念としています。
ご家族だけで決められない事や資金計画を元に無理なく建築できる範囲を、永年蓄積された弊社の施工事例を基にお答えさせていただきます。お客様自身が『孫の代まで安心して暮らせる家』に末永くご満足いただけるよう、誠心誠意サポートいたします。

保有資格
  • 一級建築士

  • 1級建築施工管理技士

  • 1級土木施工管理技士

  • 宅地建物取引士

  • 不動産資産診断士

  • 不動産アドバイザー

  • 住宅ローンアドバイザー

  • 耐震診断士

  • 火災保険募集人

  • 生命保険募集人

  • 少額短期保険募集人

  • 自然災害鑑定士

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