家づくりコラム

注文住宅と建売住宅どちらを選ぶ?

2021年03月17日

マイホームを購入するという流れになったとき、購入する家はいくつかの種類があることを知りますよね。その中でもよく比較対象となる注文住宅と建売住宅について、それぞれのメリットやデメリットをご紹介します。自分に合った家づくりをするためにも、注文住宅と建売住宅のどちらが合っているのかを見極めるようにしましょう。

 

注文住宅とは

注文住宅とは、ハウスメーカーや工務店、設計事務所などに設計や施工を依頼して一から家づくりを行う形式のことをいいます。一言で注文住宅といっても、自由度の高さによってフルオーダー住宅とセミオーダー住宅の2種類に分けられます。一般的に「注文住宅」というとセミオーダー住宅のことをいう傾向にあります。フルオーダー住宅は使用する材料や窓の種類など細かい仕様まで選ぶことができ、自由度が高い一方で知識が必要であり手間もかかってしまいます。セミオーダー住宅は基本的な仕様が決まっているため自由度は低くなってしまいますが、間取りや設備のグレードなどは決めることができます。

 

メリット

注文住宅のメリットは、なんといっても設計や間取りなどの自由度が高いこと。マイホームを建てるにあたって、こだわりがたくさんある場合や理想とする家が定まっているような場合には大きなメリットだといえます。とはいえ建築基準法による制限は最低限あること、大手メーカーによる注文住宅は規格化されているため自由度に制限があることを頭に入れておきましょう。

 

注文住宅はこだわりを詰め込める分割高なイメージがあると思いますが、予算に応じて家づくりを計画できるのも隠れたメリット。譲れないポイントだけ費用をかけて、その他はグレードの低いものを選んだり基本的な仕様にしてもらったりすることで費用を抑えることができます。また家を建てる間、工事中の状況を確認できるのもメリットの一つ。設計から携われるだけではなく、現場を確認できるため安心感がありますよね。

 

デメリット

注文住宅のデメリットは、マイホームを検討してから実際に入居できるまでの期間が長いこと。既に土地を持っている場合を除いて、土地探しから行わなければならず、プランが決まるまでの打ち合わせにも時間がかかります。憧れの家を建てるためであれば時間がかかっても問題ないという方にはデメリットではないかもしれませんが、できるだけ早く入居したいという方には向いていないかもしれません。

 

 

また建売住宅と違って、土地を購入したり土地代と建物代の支払いを別で行わなければならなかったりと手間がかかってしまいがち。手間が面倒に感じられたり、資金計画を立てるのが難しく感じられたりする方には大きなデメリットだといえます。予算に関しては、注文住宅の打ち合わせを進めていくと要望がどんどん増えてしまって予算オーバーしてしまうケースもあります。譲れない条件と妥協できる条件を明確に分けて、ローンの返済も考慮しながら家づくりを進めるようにしましょう。

 

建売住宅とは

建売住宅とは、土地と建物がセットで販売されている新築分譲住宅のことを言います。建物が完成してから販売されることもあれば、建築中に販売されたり建築前に販売されたりすることもあります。販売スタートの時期こそ異なりますが、設計や間取りは決まっていることが多いのが建売住宅の特徴です。

 

メリット

建売住宅は広い土地をいくつかの区画に分けて、似たような仕様の家を複数建てるようなケースが多いため、統一感のある住宅街になります。数軒程度の小さい分譲地から、数十軒〜100軒を超える大規模な分譲地まで。規模が大きければ大きいほど統一感のある住宅街になるので、家の周りの雰囲気を重視したい方におすすめです。似たような仕様の家を建てるため、使用する材料を大量に購入できることや効率的に工事を進めやすいことから費用を抑えられるのも建売住宅のメリット。また土地と建物がセットになっていることから、自分で土地を探す手間を省くことができます。周りの環境と建物自体、それぞれを見た上で決断できるというのも大きなメリットだといえるでしょう。

 

デメリット

建売住宅のデメリットは、注文住宅と比べて設計や間取りの自由度が低いこと。「こだわりを詰め込んだ自分だけのマイホームを建てたい!」といった強い思いがある場合には、建売住宅では物足りなく感じられるかもしれません。また建売住宅は区画内の住宅街に統一感があることをメリットとしてご紹介しましたが、似たような外観の家が立ち並ぶため、個性を出しにくいこともデメリットとしてあげられます。

 

安心面でもデメリットが。建売住宅の中でも、建物が完成したあとに購入する場合、建築中の様子を見ることができません。工事がどのように行われているのかを見たいという場合にはデメリットだといえるでしょう。

 

注文住宅と建売どちらが向いている?

注文住宅と建売住宅の特徴、それぞれのメリットとデメリットをご紹介してきました。自分にはどちらが合っているのかが分かった方も多いかもしれませんが、具体的に「注文住宅が向いている人」と「建売住宅が向いている人」についてまとめますので参考にしてみてください。

 

注文住宅が向いている人

注文住宅が向いているのは、マイホームに対するこだわりや憧れが強い人。設計や間取り、デザイン、設備、内装などを自由に決めることができるため、「マイホームにはこだわりを詰め込みたい!」という方にぴったりだといえます。時間や手間がかかっても、自分だけの家にしたい、個性を出したいという方は注文住宅を選んでみてはいかがでしょうか。

 

また注文住宅を建てるにあたって土地探しがネックだと感じている方もいるかもしれませんが、土地探しを同時に行える工務店や設計事務所もあります。建築条件付き土地という選択肢もありますので、まずは気になる工務店や設計事務所に相談してみてください。

 

建売住宅が向いている人

注文住宅はこだわりを詰め込める一方で、時間や手間がかかってしまいます。時間や手間をかけずに家を建てたいという人やすぐに入居したいという人には建売住宅が向いているといえます。土地探しから行わなければならないという場合、土地と建物がセットになっている建売住宅はありがたい選択肢ですよね。

 

また家づくりにおいて間取りや設計など選択しなければならない工程で、選択肢が多すぎても選びきれないということもあるかもしれません。「ある程度の選択肢からは選びたいけど、選択肢が広すぎても決められない」という人にも建売住宅はおすすめです。

 

まとめ

マイホームを購入するにあたって、注文住宅と建売住宅のどちらを選ぶべきか悩んでしまう方も多いはず。そこで注文住宅と建売住宅の選び方に焦点を当てて、メリット・デメリット、どちらが向いているかという内容を詳しくご紹介してきました。設計や間取りにこだわりたい方もいれば、できるだけ時間や手間をかけずに早く入居したいという方もいることでしょう。注文住宅と建売住宅のうちどちらの方が優れているということはないので、自分に合った方法を選んでみてください。

 

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著者情報

五十嵐 照勝

五十嵐 照勝代表取締役社長

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