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子育て世帯のための住宅|実際の事例も

2021年05月06日

マイホームを建てるとき、理想の条件を満たすことはもちろん家族構成やライフスタイルも考慮したいものです。今回は子育て世帯に特化した子育てしやすい住宅についてたっぷりご紹介します。実際の事例も参考にしながら間取りや部屋数、動線などを考えてみてください。

 

子育て世帯のための住宅

子育て世帯が子育てにフォーカスして家づくりを行う場合、どのようなポイントに注意すると良いのでしょうか。

 

部屋数

子育て世帯にとって重要なポイントとして、まずは部屋数について考えておきましょう。郊外や地方に家を建てる場合はたくさんの部屋を作ることができるかもしれませんが、都心部で部屋数を増やすのは難しいことも多いはず。とはいえお子様の人数が多ければできるだけ部屋数を確保したいと思う方もいますよね。

 

LDK以外に、何部屋あれば事足りるのか、欲を言えば何部屋欲しいのか、などいくつかの選択肢をあげてみましょう。家族全員の個室を作ることは難しいと思いますが、最低夫婦の寝室と子供部屋一部屋はほしいというケースが多いはず。

 

お子様の成長に合わせて子供部屋を仕切れるようにしたり、お子様の勉強は家族のスタディスペースで行うようにしたりとさまざまな工夫ができます。お子様が独立した後の子供部屋の使い道も考えておくと良いでしょう。

 

見通しの良いLDK

リビングと子供部屋を違う階に配置することもあるかもしれませんが、お子様が小さなうちはリビングやダイニングのスペースで遊ばせるということが多いのではないでしょうか。

 

お子様が大きくなっても、ダイニングテーブルで勉強をさせるというケースも増えてきています。このとき見通しの良いLDKであると、家族のコミュニケーションを取りやすくお子様の安全も確保しやすい空間にできます。

 

キッチンで料理をしながら、リビングで洗濯物を畳みながら、など家事をしながらお子様を見守ることができると安心ですよね。

 

リビング横の和室

子育て世帯に人気の間取りとして、リビング横の和室があげられます。お子様が小さいうちは和室におもちゃを置いてキッズスペースのように使ったり、おむつを替えたりするスペースとしても使えます。

 

また来客時はお客様に寝てもらうスペースにもできるなど活用の幅が広いのが人気の理由です。洋風の家が増えてきている中、日本ならではの畳に触れられるのも嬉しいポイントだといえます。

 

玄関のたっぷり収納

お子様が小さいうちは出掛けるときの荷物が多いもの。そこで玄関にたっぷり収納があるととても便利です。ベビーカーや自転車などの大きなものを置いておくスペースとしてはもちろん、コートや帽子といったお出掛けのときにサッと用意したいものを掛けておくことも。

 

お砂場セットや部活の道具のように、家の中に持ち込みたくないものを置いておくためにも収納容量が多いと嬉しいですよね。

 

成長に応じて分けられる子供部屋

部屋数の項目でも少し触れましたが、お子様の成長に応じて子供部屋を分けられるようにするのも人気の間取りの一つ。お子様が複数だったとしても、小さいうちは一部屋で困りませんが、大きくなるにつれてプライベートな空間がほしくなるもの。

 

プライベート空間がないことでストレスが溜まったり、快適に過ごせなかったりすることのないよう、成長に合わせて間取りを変えられるようにしておくと良いかもしれません。

 

家事動線

子育て世帯は家事に育児に大変です。共働きであれば仕事が終わってからお子様を寝かせるまでは非常にバタバタしてしまいますよね。

 

そんなとき家づくりで工夫したいポイントは家事動線。家事をいかにスムーズにできるかによって、日常のバタバタやストレスを緩和することができます。

 

洗濯を例にあげると、洗濯機を回してから洗濯物を干す場所までの動線に階段があるとそれだけで負担が大きくなってしまいます。洗面所と洗濯物を干す場所を同じ階にすることはもちろん、距離を短くしたり、洗面所を部屋干しのスペースにしたりといった工夫ができます。

 

家事室として洗濯物を干す・畳む・アイロンをかけるという作業を同じ空間でできるようにすることも。水回りをまとめるだけでも家事動線をスムーズにできるため、快適に過ごせるように工夫してみましょう。

 

家の中と外がつながる空間

お子様は家の中で過ごす時間が長いと、飽きてしまったりストレスが溜まってしまったりするもの。公園に行ったりお散歩したりして発散できると良いですが、毎日連れ出すのが難しいこともありますよね。そこで家の中と外がつながる空間を作るのがおすすめ。

 

ベランダやバルコニーを広く取ると、お子様を遊ばせることができます。夏にはプールや水浴びをするスペースとしても使えますよね。ベランダやバルコニーはリビングとつなげることができるため、一番手軽に外の空間を楽しむことができます。

 

庭や中庭を配置すると、ベランダやバルコニーよりも「外」を感じられます。自然と手軽に触れ合えない都心部でも、芝生を敷き詰めると自然に近い環境を味わうことができます。

 

子育て世帯の家づくり事例

子育て世帯が工夫したいポイントをご紹介してきました。実際にアイホームズが手掛けた子育て世帯の建築事例も参考にしてみてください。

 

お子様の成長に合わせて間取りを変更できる家

黒の外壁でありながら親しみのある外観のこちらは、一階部分に車を停められるガレージハウス。雨に濡れず車の乗り降りをできるのは子育て世帯にとって嬉しいポイントですよね。

こちらの事例の特徴は、お子様の成長に合わせて間取りを1LDKから3LDKに変更できるところ。間取り変更を見越して、子供部屋にはドアやクローゼットが既に3つ設置されています。

壁の色が3色に分かれているため、一つの広い子供部屋として使用している間はアクセントになっておしゃれな空間に。

 

お子様がのびのび遊べるように屋上スペースを活用

アイボリーとブラウンとツートンカラーがおしゃれなこちらのお家。

1階には広めの車庫があるため、駐車スペースとしてだけではなく大きなものや趣味のものを収納できるスペースとしても活用できそうです。

家の中は白の壁と濃いブラウンが貴重となっており、落ち着いた空間に。

都心部では広い庭を作ることができず、お子様を家の周りでのびのびと遊ばせるのが難しいもの。しかしこちらは屋上に広々としたスペースを設けることで、安心してお子様を思い切り遊ばせることができます。

 

小屋裏のある収納たっぷりの家

グレーの外壁と木目調のアクセントの相性が抜群のこちら。外観を見ただけでも日当たりが良いのがよく分かります。

リビングにも広い範囲で光が差し込んでいます。リビング階段を採用することで、お子様が帰ってきたときに必ず顔を合わせることができます。

小屋裏のスペースを作ることで収納容量をたっぷり設けています。子育て世帯では収納に困ることも多いと思いますが、サイズアウトした服や使わなくなったおもちゃなど、頻繁に使わないものは小屋裏に収納しておくことができます。

こちらのお家にも屋上スペースがあるため、お子様を安心して遊ばせられるのも魅力の一つ。

 

まとめ

子育て世帯の家づくりは、工夫したいポイントがたくさんあって悩みますよね。家を建ててから後悔しないために、快適に過ごせるような家づくりをしたいものです。今回ご紹介したポイントと実際の事例を参考にしながら、素敵な家づくりを進めていきましょう。

 

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免震木造住宅ひのきの概要のご紹介

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著者情報

五十嵐 照勝

五十嵐 照勝代表取締役社長

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