屋上テラスにデメリットはあるのか|後悔しないための設計のポイント、メリットなど紹介
「家族団らんの場所」「洗濯物干し場」など多用途に活用できる屋上テラスは、人気の間取りです。
ただし、屋上テラスにはいくつかのデメリットもありますので、注意しましょう。
今回は、東京都墨田区を中心としたエリアで屋上テラスのある住宅の建築を手掛けるアイホームズが、以下のポイントを中心に屋上テラスのデメリットや後悔しない設計のポイントを紹介します。
■ 屋上テラスのデメリットや後悔した理由を紹介します。
■ フラットな屋上テラスは、陸屋根にしなければならないため、適切な防水・排水対策をしましょう。
■ 「暑さ対策」「周辺環境のチェック」など屋上テラスを設けて後悔しないためのポイントを紹介します。
デメリットを事前に確認し、対策も講じた上で屋上テラスを採用することで、後悔しない家づくりができます。ぜひ、最後までごらんください!
屋上テラスのデメリット|後悔した理由
たくさんのメリットがある屋上テラスですが、いくつかのデメリットもあることに注意しましょう。
ここでは、屋上テラスのデメリットや後悔した理由を紹介します。
陸屋根以外の屋根を採用できない
屋上テラスをつくるためには、屋上をフラットにする必要があるため、勾配がない陸屋根を採用する必要があります。
陸屋根には以下のようなデメリットがあるため、「他の屋根形状を採用すればよかった」と後悔することがあります。
- 雨漏りのリスクがある
- 屋根裏スペースを利用できない
- 最上階の部屋が暑くなりやすい
特に、傾斜のない陸屋根は、雨水がたまりやすく、「雨漏りしやすい」「コケが発生しやすい」傾向があることに注意しましょう。
安全対策が必要
ご家族の安全を確保するためには、壁、フェンス、手すりなど落下防止対策が必要になります。
万が一にも転落事故が起きないように、屋上テラスを利用するご家族やペットの動線を考えて、壁やフェンスの高さ、すき間などを慎重に検討しましょう。
メンテナンスが必要
屋上テラスは、以下のように日常的、定期的にメンテナンスが必要であるため、「維持管理が大変」と後悔することがあります。
- 日常的に排水口の点検・清掃が必要
- フェンス、手すりを定期的に点検しなければならない
- 定期的な防水工事が必要
特に、排水口に落葉やゴミが詰まると、雨水がたまり、水漏れの原因になるため、注意しましょう。
コストがかかる
戸建て住宅に屋上を設けるには、以下のように通常の住宅よりも建築費用や維持管理費用がかかる傾向があります。
- フェンスやペントハウスの設置工事費用
- 定期的な防水工事費用
特に、フェンスや手すりなど安全予防上、必要な部分が劣化するとご家族や周囲の方の安全に支障をきたすおそれがあるため、注意しましょう。
周囲の環境によってはプライバシーが確保できない
「屋上テラスでバーベキュー」「喫煙スペース」などに利用目的で屋上テラスを設置しても、隣家が近いとにおいや煙が気になり、利用できなくなることがあります。
例えば、「マイホームの建築時には隣家がなかったのにその後近所に家が建った。」事例もあるため、建築後に想定される周辺環境も考慮した計画が必要です。
〈関連ページ〉屋上のある家の後悔エピソード9選!後悔を防ぐ対策も解説
後悔しない屋上テラスにするためのポイント
ここまで紹介してきたとおり、いくつかの理由で屋上テラスを設けて後悔することがあります。
ただし、立地や周辺環境を考慮し、適切な間取りや施工方法を検討することで後悔するリスクを軽減できます。
適切な防水・排水対策を講じる
雨漏りのリスクは、陸屋根の特徴的なデメリットですが、以下のように適切な防水・排水対策を講じることでリスクを軽減できます。
- 日常的に排水口の点検・清掃を行う
- 防水層の塗装の剥がれ、ひび割れをチェックする
- 定期的に防水工事を実施する
屋上防水は、概ね10~20年に一度実施すべきと言われていますが、以下のように工法によっても異なります。
- ウレタン防水:8~12年
- シート防水:10~15年
- FRP防水:10~15年
- アスファルト防水:15~25年
例えば、アスファルト防水は防水性能が高く、耐用年数も長いですが、「重量があるので建物の構造に制限がある」「工期が長い」「コストがかかる」などのデメリットがあります。
このように、屋上防水の工法には、それぞれメリット・デメリットがあるため、施工業者と相談しながら使用環境に応じた工法を選定することが重要です。
周辺環境のチェックをしておく
「近隣から屋上がどのように見えるか」「隣家との距離」など周辺環境をチェックし、プライバシーが確保できるかを事前確認しましょう。
また、以下のようなアイデアで周りからの視線が気にならない屋上テラスに仕上がります。
- オーニングテントを取り入れる
- 高さのあるパラペットを採用する
- 植栽を目隠しとして利用する など
上からの視線にはオーニングテント、横からの視線には目隠しフェンスや高いパラペットを設置することにより、プライバシーを確保できます。
ウッドデッキを取り入れる
ウッドデッキにテーブルやイスなどを置くことで、屋上テラスをアウトドアリビングとして利用できます。
テーブルやイスはデザイン性の高い屋外家具を採用することで、さらに素敵な空間に仕上がります。
ただし、屋上にウッドデッキを取り入れる際は、防水層を傷つけない設置型にすることをおすすめします。
暑さ対策を講じる
屋上テラスは、直射日光により「夏場に直下の階が暑くなりすぎる」傾向があります。
以下のような対策により、上記のリスクを軽減できます。
- 遮熱性の高い塗料を採用する
- 屋上を緑化する
〈関連ページ〉高気密・高断熱の家を工務店で建てるなら東京のアイホームズへ|大手ハウスメーカー品質が30%安い理由
アイホームズは、家族でBBQや趣味の時間を楽しめる屋上テラスのある住宅建築を得意とする工務店です。
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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。いきなり訪問をしたり、電話をしたりすることはございませんのでご安心下さい。
アイホームズ施工エリア (城東・城北エリア限定) | |
東京都 | 墨田区、江東区、台東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区、北区(東側)、 文京区、千代田区、中央区 |
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埼玉県 | 八潮市 |
屋上テラスを設けるメリット
ここまで屋上テラスのデメリットや対策を紹介してきましたが、屋上テラスにはメリットもたくさんあります。
ここでは、屋上テラスを設けるメリットを紹介します。
家族団らんのスペースとして活用できる
屋上テラスは、以下のように家族団らんのスペースとして活用できます。
- 家族でバーベキューを楽しむ
- 子どもの遊び場
- ドッグランスペース
例えば、以下の施工事例のように「立水栓」「防水コンセント」などを設置しておくと便利です。
多用途に活用できる屋上テラスの施工事例
>全館床暖房で冬は暖房いらず◎吹抜け×屋上テラス×太陽光パネルのある高気密高断熱の免震住宅*(墨田区)
眺望がよい
屋上テラスを設けることにより、「自然の風景」「都市の景色」などを楽しめます。
例えば、以下の施工事例のように、約15坪の狭小地に建てられた重量鉄骨3階建てに屋上テラスを設けることで、省スペースでも非日常的な雰囲気を感じられます。
約15坪の狭小住宅に設けた屋上テラスの施工事例
>15坪の狭小地(防火地域)をめいっぱい有効利用した重量鉄骨3階建て住宅*
屋上庭園を楽しめる
「マイホームで家庭菜園やガーデニングを楽しみたい」と思っても、都心部では庭を設けることができないケースが多いです。
屋上テラスを庭園として利用することで「プランターで野菜をつくる」「花を植える」など都心でも土いじりを楽しむことができます。
洗濯物干し場として活用できる
屋上テラスを洗濯物干し場として活用することができます。
周囲の環境にもよりますが、広々したスペースで周りを気にせず、洗濯物を干せることがメリットです。
また、布団や毛布などの大きな洗濯物も干しやすいので便利です。
〈関連ページ〉屋上のある家でできること4選│おすすめする人と注意点も解説
屋上テラスについてのQ&A
最後に、屋上テラスについてよくいただく質問と回答を紹介します。
屋上テラスとバルコニーの違いはなんですか
屋上テラスとは、住宅の屋上に設置するテラスのことで、「ルーフバルコニー」「スカイテラス」などと呼ばれることもあります。
一方でバルコニーとは、2階以上の建物から外にせり出したスペースのことを指します。
屋上テラスは3階建てにもつくれますか
結論からお伝えすると、3階建てでも屋上テラスはつくれます。
特に、延べ床面積が確保しづらい都心部では、3階建てに屋上テラスを設ける間取りが人気です。
ただし、屋上テラスにペントハウスを設けた場合には延べ床面積や建物の高さに含まれる場合があるため、法令上の高さ制限や斜線制限に注意しましょう。
アイホームズは、都会の喧騒から離れてリラックスした時間を過ごせる屋上付き住宅の建築を得意とする工務店です。
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千葉県 | 市川市、松戸市(南部) |
埼玉県 | 八潮市 |
まとめ
今回は、屋上テラスのメリット・デメリットを紹介しました。
「建物のメンテナンス」「安全対策」など維持管理が必要ですが、屋上庭園や家族団らんのスペースとして活用できるのが魅力です。
特に、敷地面積が確保しにくい都心部では、多目的に利用できる空間として便利な間取りになります。
今回紹介した情報が、「屋上テラス付きのマイホームを建てたい」とお考えの方の参考になれば幸いです。
以下のエリアでマイホームを検討中の方は、アイホームズにお問い合わせ下さい。
【施工エリア】
東京都墨田区・江東区、台東区・荒川区・足立区・葛飾区・江戸川区・北区・文京区・千代田区・中央区、千葉県市川市、埼玉県八潮市
他社様で建築が難しいと判断された狭小地・変形地にも対応可能です。
また防火地域・準防火地域で木造2〜4階建てを建築できる希少な工務店ですので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい♪
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