家づくりコラム

屋上のある家でできること4選│おすすめする人と注意点も解説

2022年03月04日

完成した注文住宅できらめく屋上

「屋上のある家」に憧れはありませんか?
効率的に光を取り入れられる家族だけのプライベートな空間、一体どんなことができるのか。

本記事では「実際に屋上のある家を作ったときに何ができるか」について解説しています。
屋上のある家ならではの体験を見てみましょう。

なお、メリットだけでなくリスクも存在するので、こちらも一緒に紹介します。

コラムのポイント
・屋上のある家でできることが分かる
・どんな人に屋上のある家がおすすめか分かる
・屋上のある家を建てるときの注意点が分かる
 

屋上のある家でできること4選

運動もできる広い屋上

最初に、屋上があるからこそできることを4つ紹介します。
一体どんなことができるのでしょうか。

お日さまの下に洗濯物を干せる

できること1つめは「日光を当てて洗濯物を干せる」ことです。

都市部を中心に、一戸建てを建築しても庭や物干し場に光が当たらず、洗濯物が乾かないといった声はよく聞かれます。

屋上を設ければ、他の家の屋根と同じ高さまで移動できるので、日の当たる広い空間を確保できます

風も通るので、洗濯物や日に当てたい物を存分に乾かせるでしょう。

外部空間が確保できる

屋上があれば「広い外部空間が確保」でき、釣り道具の手入れや運動、ペットの散歩、条件によりますがバーベキューまで楽しむことができます。

土地の値段が高い都市部では駐車場の確保も難しく、趣味や物を置くための外部空間の確保はさらに困難といえます。

屋上を設けることで、実用面だけでなく趣味など人生を豊かにする空間を確保できるでしょう。

眺望を確保できる

開く方向を検討することで「眺望を確保すること」もできます。

周囲を住宅に囲まれていると眺望の確保が困難で、閉塞感を感じることがあります。

屋上があれば、比較的高さの低い住宅や河川に向けて視界を開き、眺望を楽しむことが可能です。

メンテナンスできる天窓が得られる

屋上に天窓を設置すれば「メンテナンスができる天窓」が得られます。

住宅地で日光を採るために検討される天窓。
一度設置すると、掃除やメンテナンスが困難な側面があります。

屋上を設けて一部に天窓を設置すれば、メンテナンスできる使い勝手のよい天窓になります。

屋上のある家をおすすめする人

住宅密集地でも日光の当たる屋上

屋上があるからこそできることを見てきましたが、続いてどんな人に屋上のある家をおすすめできるのか紹介します。

都市部に住んでいる人

屋上のある家をおすすめできるのは「都市部に住んでいる人」です。

都市部は土地価格の関係から、購入する土地が小さくなりがち。

狭小敷地では床面積を確保するために、3階建ての家がよく建てられます。
3階建ての家に囲まれると日光が当たらない、閉塞感を感じるなど弊害があるでしょう。

屋上があれば、日の当たる空間を確保できるので、洗濯のほか様々な利用が可能になります。

プライベートな外部空間が欲しい人

「プライベートな外部空間が欲しい人」にも屋上はおすすめです。

都市部に限らず、屋上空間は道行く人や隣家からの視線を避けられ落ち着いた環境を手に入れられます。

通行人の視線を感じるため、1階の外部空間はくつろぎの空間にはなりづらいものです。
一方で屋上空間は視線を受けないので家族だけの空間が得られるでしょう。

子育て世帯

「子育て世帯」にも屋上のある家はおすすめです。

子供が遊ぶような公園が近くになくても、屋上があれば運動できる空間が確保できます。

ペットを飼育している場合も、屋上空間を使ってドッグランのような使い方ができるでしょう。

子育て世帯では、外に置いておきたいものも多くありますが、屋上があれば屋外に置きたいものを一括して置いておくことも可能です。

屋上のある家の注意点

手すりを確保して安全性を高めた家

ここまで屋上のある家の利点を挙げてきました。

一方で家に屋上を作ると一定のリスクも背負うことにもなります。

作ったあとで後悔することがないように、注意するべき点も確認しておきましょう。

雨漏りリスクが上がる

最初に確認しておくべきリスクは「雨漏りの可能性が上がる」ことです。

木造・鉄骨・鉄筋コンクリート、いずれの住宅においても構造内部に水が侵入することは避けるべきです。

木造であれば、構造体である柱や梁に水が浸潤してしまうと、木材腐朽菌が繁殖する原因となり強度の低下を招きます。

当然、屋上のある家を建てるときは防水用のコンクリートや防水塗膜など、水が染み込まないようにするための対策を複数実施します。

しかし効果は永続的に続かないので、排水溝のゴミを定期的に取り除くことや、防水層が機能しているか施工業者に定期的にチェックしてもらうなど、対策を取りましょう。

落下防止対策が必要

続いて「落下防止対策」を取ることを心がけましょう。

人が落下しないように腰壁や手すりを取り付けるのは当然のこととして、屋上に置いておく資材やガーデニング用品、洗濯用品なども、強風時に飛ばされることのないよう置き方を工夫します。

建築段階で置くものや置き場所を検討しておけば、使い勝手や収納効率が向上するので、事前に考えておきましょう。

子供が遊ぶ場合は、ネットを張れる設備を整えて、おもちゃが落下するなど歩行者に危害が加わることのないよう注意しましょう。

目隠し・視線への対策をしっかり

建築前にチェックするのは困難ですが「目隠し・外部からの視線対策」にも気を配りましょう。

屋上を満喫しようとする家庭はあなただけではなく、他の家族も屋上を利用する場合があります。

プライベート感のある屋上が欲しい場合は、建築後に屋上同士が向かい合わせになっている、あるいは付近のビルから丸見えにならないよう、視線を遮る板壁などで対策を取りましょう。

まとめ│計画段階で用途設定とメンテナンス計画を立てよう

おしゃれさも意識した屋上出入り口

「屋上のある家」について具体的な利用方法やおすすめできる人、さらに設計段階での注意点を解説しました。

屋上は、上手に利用すれば都市部・狭小地でも外部空間を確保し、日の当たる場所が得られる便利なツールです。

一方で設計を誤れば、使わなくなる可能性もあります。

建築費用のアップにもつながるので、何に使うのか、メンテナンスをどうするかなど、しっかり検討してから採用するようにしましょう。

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著者情報

五十嵐 照勝

五十嵐 照勝代表取締役社長

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