住宅の見学会でどこを見る?チェックポイントを徹底解説
家の新築やリフォーム・リノベーションを検討している方におすすめなのが、「住宅見学会」です。
建築会社の設計技術や施工技術をご自身の目で確認できます。
しかし、ただ見学しに行くだけでは知りたいことや確認したいことを見そびれてしまうかもしれません。
そこで、今回は住宅見学会でのチェックポイントや持ち物、注意点を詳しく紹介します。
「家の新築を安心して任せられる会社を見つけたい」「建築会社選びで迷っている」という方は、ぜひ参考にしてください。
■ アイホームズでは、定期的に住宅現場見学会を開催しています。
■ アイホームズには、昭和43年創業以来、都内を中心に数多くの高性能な住宅の新築・リフォームを手掛けてきた実績があります。
目次
住宅見学会とは?行くメリットは?
住宅見学会とは、建築途中もしくは完成後の住宅を見学できるイベントです。
最近は新築だけではなくリノベーション事例の場合でも開催されます。
実際に人が住む住宅なので、リアルな間取りや外構計画、デザイン・仕様を見られる点が一番のメリットです。
同じくその会社が建てた住宅を見学できるのが、展示場にあるモデルハウスですよね。
こちらとの違いは、ズバリ「本当に人が住むかどうか」という点です。
住宅展示場にあるモデルハウスは、実際に住むことを想定している間取りではなく、どれだけ自社の設計・施工技術を見せるかに重きを置いているため、広めに作ってあったりかなりの予算をかけてあったりします。
そのため、どうしても実際に建てられる住宅とはイメージに差が出てしまう場合もあるのです。
その点、住宅見学会は施主様の理解を得て住み始める前に中を公開させてもらうため、リアリティのあるスケール感や間取りを体感できます。
会社によっては実際にかかった費用を教えてくれるケースも少なくありません。
そのため、「このぐらいの家を建てるのにこのぐらいの費用がかかる」と、予算立ての参考材料としてもとても有益です。
その点、住宅現場見学会は実際の施工事例を公開するため、諸経費がほとんどかからず、お客様の建設コストへの影響がありません。
住宅見学会のチェックポイント&聞くべき質問
せっかく住宅見学会へ訪れるのですから、知りたい情報を確実に得て帰りたいですよね。
しかし、何も用意せず訪れると、見ておかなくてはいけない点・聞かなくてはいけない点を忘れてしまいまうかもしれません。
住宅見学会へ行く際は、必ず事前にチェックリストや質問リストを用意しておくと良いでしょう。
チェックポイント
「間取り構成」
住宅見学会でまず確認することは、間取りの構成です。
水回りとリビングの位置関係や、各居室などのレイアウトを見てみましょう。
どの部屋の隣をどの部屋にするかの参考になります。
「空間の広さ」
一般の方が平面図から広さ感覚を知るのは難しいので、各部屋がどのくらいの広さなのかを確認してください。
例えば、6畳の部屋がどのくらいの広さなのかを知っておくと、今後間取りの打ち合わせをする際にスムーズです。
「設備の種類・サイズ・高さ」
キッチンや浴室、洗面化粧台などのサイズもチェックしてください。
「もっと広くしたい・高くしたい」などの基準が定まります。
「窓の位置・サイズ」
確認し忘れがちなのが窓の位置やサイズです。
窓計画によってその空間の快適性や開放感が変わるため、気に入った空間があったら、窓の位置やサイズも必ずチェックしましょう。
同じ窓サイズでも設置する高さによって日差しの具合が変わります。
「外観デザイン・屋外設備」
外観も重要なチェックポイントです。
デザインだけではなく、屋外にどのような設備が備わっているかも見ましょう。
ビルトインガレージをご要望の方は、広さも確認すると参考になります。
「生活動線」
住宅見学会の際には、ぜひご自身がその家に住むとしたらどのような生活動線になるのかイメージしてみてください。
そうすることで、参考になる部分やご自身が違和感を感じる部分が見えてきます。
「収納の位置・広さ」
新居でスッキリ快適に過ごすために欠かせないのが、収納空間です。
余った場所にレイアウトすると思われがちですが、片付けやすく家事の負担を軽減するためには、位置や広さがとても重要です。
棚やパイプハンガーの高さなどもチェックしておくと、後で参考になります。
「暑さ・寒さ・音」
図面からでは分からないのが「室温」と「音」です。
真夏・真冬に住宅見学会へ訪れる際は、寒さや暑さもチェックしてください。
エアコンなどの空調機器をどれほど使っているかもチェックポイントです。
また、外から聞こえる音や上階の足音もチェックしておくと良いでしょう。
「標準仕様とオプション部分」
住宅見学会では、建設費の総額が分かるケースも多いですが、その場合は、必ずどこまでが標準仕様で、どこがオプション部分なのかを確認しましょう。
これが分からないと、後で他社と比較検討する際の参考になりません。
「スタッフの雰囲気」
家を建てる際には、建築会社の担当者へライフスタイルや家族構成など、かなり踏み込んだ内容を伝える必要があります。
また、着工すれば、何度も打ち合わせを重ねなくてはいけません。
住み始めてからも、ちょっとした不具合などで連絡することも少なくないでしょう。
そのため、建築会社の担当者との相性はとても重要です。
見学会は、スタッフの雰囲気や社風を知る絶好のチャンスなので、ぜひ対応や話し方などもチェックしてください。
聞くべき質問
「会社のコンセプトや強み」
ホームページなどで事前にその会社のコンセプトなどを確認した上で、再度見学会でも詳しく聞いてみることをおすすめします。
その会社が特にアピールしたい点が見えてくるはずです。
「建設コストの内訳」
建設コストが提示されている場合は、その内訳を聞いてみましょう。
特に工事コストを聞いておくと、他社と比較する際の参考になります。
「おすすめ・イチオシの部分」
その家のおすすめ部分を聞いてみましょう。
施主様に質問できる場合は、特にこだわった部分をたずねてみるのもおすすめです。
ご自身では気づかない工夫ポイントが見えてくるかもしれません。
「プランニングで苦労した点」
住宅展示場にあるモデルハウスとは異なり、住宅見学会の家は土地の形状や各種法規などの“しがらみ”を受けます。
そのため、プランニングに苦戦した点が必ず一つはあるはずです。
それを確認すると、その会社の設計力や施工力が見えてきます。
住宅見学会に持って行くと便利なアイテム
住宅見学会での滞在時間は、だいたい30分〜1時間程度が一般的です。
そのため、チェックリストを漏れなく確認するためにも効率的に動かなくてはいけません。
住宅見学会へ持って行くと便利なアイテムを紹介します。
持ち物 | 用途 |
---|---|
チェックリスト | 前もってチェックリストを作って、それを紙に書いておくと便利です。 確認し忘れることがありませんし、効率的に室内を見て回れます。 |
筆記用具 | ペン1本でいいので、持って行くことをおすすめします。 ご自身でチェックリストに沿ってメモを取ったり、簡単な間取り図を描くこともできます。 |
カメラ | 気に入った箇所を写真に収めておくと、後で建築会社と打ち合わせする時にイメージを簡単に伝えられます。 また、見学会に行けなかったご家族に情報を共有できるので便利です。 |
ペンライト | 収納の内部など、薄暗い部分も細かくチェックできます。 |
メジャー | 部屋の広さや設備などの大きさを測るのに便利です。 |
建設予定地の資料 | 既に家を建てる土地が決まっている方は、土地の資料を持って行くと具体的なアドバイスをもらえます。 |
最近は、スマートフォンのアプリで簡単に距離が測れるものや、水平を確認できるものもあるため、それらを事前にダウンロードしておけば、色々と持ち物を用意せず、スマートフォン一台で事足ります。
住宅見学会での注意点・マナー
住宅見学会は、展示場のモデルハウスと異なり、施主様がその後住む住宅や今後売りに出される住宅であることが大半です。
そのため、見学時の注意点やマナーを知っておきましょう。
- 事前予約が必要かどうか確認しておく
- 自家用車で行く場合は近くの駐車場に停める
- 無闇に壁や設備機器などに触らない(触る場合は許可を取る)
- 採寸する前に許可を取る(混み合っている場合は控えた方がいい場合もある)
- 撮影する前に許可を取る(撮影NGの場合もある)
- 施主様がいる場合は直接質問していいか建築会社に確認してから話す
- 見学した感想はその場で話さない(施主様がいると嫌な気分になる可能性がある)
- アンケートなどがある場合は正確な情報を記入する(その後のセールスが嫌な場合ははっきり伝える)
- 大人数で行かない(1〜2人程度がベスト、お子さんを連れて行く場合は事前に連絡する)
- 時間には余裕を持って行く(最低でも30分かけられるようにする)
アイホームズでは定期的に住宅見学会を開催
私たち“アイホームズ”では、施主様にご協力いただき、定期的に現場見学会を開催しています。
完成住宅の見学会だけではなく、施工中の現場見学会も行っていますので、家づくりの“裏側”を見たい方も、ぜひお越しください。
間取りのポイントや耐震性・断熱性などの住宅性能、その他住宅保証サービスなど、多くの方が気になる疑問にもスタッフがお答えします。
ご予算や建設地が具体的に決まっている方は、ぜひそちらの概要が分かる資料もお持ちください。
家づくりのプロとして、お客様が不安に感じていらっしゃる点へアドバイスさせていただきます。
まとめ
注文住宅は、完成形を見てから購入を決めることができません。
しかし、大切なマイホームですから、やはり信頼できる建築会社へ相談したいですよね。
そこでおすすめなのが、「住宅見学会」です。
実際に住める住宅を見学することで、間取りのイメージが湧きやすくなりますし、その会社の設計力や施工力、スタッフの人柄まで知ることができます。
アイホームズは、昭和43年創業時から『孫の代まで安心して暮らせる家づくり』を信念とし、各種有資格者がチーム一丸となって、お客様のマイホーム計画をお手伝いしています。
アイホームズが地域の方からご愛好いただいている理由は、「6つの安心」をご提供しているからです。
アイホームズでは「耐震」「制振」「免震」をうまく組み合わせ、地震に強い家を実現しています。
通気工法と断熱材にこだわることにより、高気密高断熱の家を実現します。
「費用を抑えて、希望の住まいをお得に建てたい」アイホームズは適正なコストダウンでお客様の無理のないご予算内でのご提案に努めます。
品質の向上とコストの低減は、当社自慢の職人によって可能にしています。
住宅完成保証・住宅瑕疵保険・地盤保証・液状化保証・免震保証・最長60年長期保証(オプション)で永く安心して暮らせます。
マイホームづくりを検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。
「ローコスト+高性能」な住宅建設を実現できる“アイホームズ”
ローコスト住宅の設計・施工は、一般的な注文住宅とは異なるコツが必要です。
また、東京23区内などの都心部では、防火に関する法規制なども抑えなくてはいけません。
私たち“アイホームズ”は、昭和43年創業時から、『孫の代まで安心して暮らせる家づくり』を信念として『安全で強い家』にこだわりを持った地域密着⼯務店です。
施工エリアは墨田区、江東区、台東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区、北区(東側)、 文京区、千代田区、中央区、千葉県市川市、松戸市(南部)、埼玉県八潮市と、何かあったときにすぐ駆けつけられるエリアに限らせていただいております。
狭小地でも、耐震性・断熱性・気密性を備えつつ低コストな住宅を数多く手がけてきました。
高い耐火基準をクリアした高性能の住宅を「どこよりも安く」ご提供しています。
国土交通大臣の認定を受けた1時間耐火構造の木造住宅で、4階建てまで建設可能な『ひのき耐火』。
最大6階建てまで建設可能な重量鉄骨住宅『たくみ』。
既存戸建住宅の耐震性・断熱性を大きく改善できる『まるで新築さん』。
そのほか、マンションのフルリノベーションも承っております。
「丈夫な木造住宅を建てたい」「狭小地や変形地でも快適な住まいを建てたい」とお考えの方も、ぜひお気軽にご相談ください。
株式会社 アイホームズ
FAX:03-3613-6149
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