狭小住宅の間取り|土地15坪・2〜3階建て(駐車場あり、3〜4LDK)の事例、費用を紹介
狭小住宅は「きゅうくつな間取りになる」、「子育てに向かない」などのマイナスイメージがあるかと思います。
でも実は15坪ほどの土地があれば、駐車場や子供部屋がある理想のマイホームが実現しますよ♪
今回は東京都墨田区を中心としたエリアで数多くの狭小住宅(木造・重量鉄骨新築)を建築してきたアイホームズが、以下の項目をわかりやすく解説します!
このコラムのポイント |
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ご家族の暮らしにフィットする快適なマイホームを完成させるために、ぜひ最後までごらん下さい。
目次
狭小住宅の間取り|土地15坪・2〜3階建て(駐車場あり、3〜4LDK)の事例
はじめに、数多くの狭小住宅を建築してきたアイホームズの施工事例から、15坪ほどの土地に建つ住宅をピックアップして間取りを紹介します!
※事例画像をタップorクリックすると、拡大してごらん頂けます。気になる間取りがございましたら、ぜひ細部までごらん下さい。
土地面積 15.31坪、延べ床面積 32.56坪、3LDK
はじめに、15.31坪の土地に建つ【3LDK+ビルトインガレージ+SC※+ファミリークローゼット】の住宅間取りです。
※SCとは、シューズクローゼットの略です。
2階にパブリックスペースのLDK、1階・3階にプライベートスペースの個室を配置したことで、ご家族が集う時間・ご家族それぞれの時間どちらも楽しめる間取となりました♪
ガレージ内に自転車が置けるスペースを確保しているため、スッキリとした見た目の外観をキープできます。
土地面積 15.33坪、延べ床面積 31.66坪、4LDK
次に、15.33坪の土地に建つ【4LDK+ビルトインガレージ】の住宅間取りです。
こちらの住宅のビルトインガレージには収納があるため、タイヤ・車関係の用品などがしまえます。
また2階に水回りを集中させたことで、家事動線が良い間取りとなりました。
デットスペースを徹底排除しながら東西南北にくまなく窓を設置し、収納等が通風を遮らないように配慮している点も特徴です!
土地面積 15.44坪、延べ床面積 34.12坪、3LDK
次に、15.44坪の土地に建つ【3LDK+ビルトインガレージ+SC+ファミリークローゼット】の住宅間取りです。
SCの面積は2.7帖で、ご家族全員分の靴はもちろん、ベビーカーやアウトドア用品なども収納可能です。
また水回りのある1階にファミリークローゼットがあるので、入浴時・外出時の身支度がスムーズですね♪
土地面積15.82坪、延べ床面積23.99坪、3LDK
次に、15.82坪の土地に建つ【3LDK+屋上】の住宅間取りです。
幅3.1mの縦長住宅という点が特徴で、階段を挟んで南北に居室を配置しました。
縦長の住宅は家中心部の採光・通風を確保しづらいため、階段に窓を設置、ドアの位置を一直線にするなどの工夫をしています。
各部屋がコンパクトですが、屋上では家族にしか見られない景色と開放感を味わえます♪
こちらの住宅は駐車場をつくっていませんが、自転車を置くスペースを確保しています。
狭小住宅の自転車置き場に関しては、こちらの記事で確認して下さい。
〈関連ページ〉狭小住宅の自転車置き場|狭い場所に自転車置き場をつくるアイデア・施工事例を紹介
土地面積 18.35坪、延べ床面積 34.38坪、4LDK
ここからは、土地面積15坪〜20坪の間取りもチェックしてみましょう!
こちらは、18.35坪の土地に建つ【4LDK+ビルトインガレージ+ドライルーム】の住宅です。
1階は、玄関土間を広げてベンチをつくったおしゃれな間取りです。
また窓のあるドラルームに洗濯物を室内干しできるため、忙しいご家族でも安心して外出できます。
土地面積 20.00坪、延べ床面積 30.88坪、3LDK(2世帯対応)
次に20.00坪の土地に建つ【3LDK+ビルトインガレージ】の住宅間取りです。
1階・2階にキッチン・トイレを設置し、2世帯での暮らしにも対応できる間取りですよ!
現在の1階洋室は14.95帖の広いスペースですが、必要に応じて間仕切り可能なつくりとなっています。
2階LDKはコンパクトなスペースですが、バルコニーを設けることで視界が抜け、開放感が生まれました。
またバルコニー⇔キッチン⇔水回りをL字型に配置しているため、家事の際の移動距離が短い点も魅力です♪
15坪の土地に建つ狭小住宅の間取りを紹介してきました。
「狭小住宅とはいえ、意外と部屋数や収納が確保できる!」と感じて頂けたのではないでしょうか。
紹介した間取りを、マイホームプランの参考にして頂けると幸いです。
ぜひ狭小住宅の施工実績が豊富なハウスメーカーを選び、土地面積をフル活用したプランを依頼して下さい!
こちらの記事で、狭小住宅の間取りで後悔しない方法をさらに詳しく確認できます。
〈関連ページ〉狭小住宅の建築で後悔する「6パターン」│対策すれば後悔は満足に
アイホームズは東京都墨田区を中心とするエリアで数多くの狭小住宅を建築しているハウスメーカーです。
豊富なアイディアを取り入れた間取りのプランニングはもちろん、性能面(高耐震・高断熱など)でも高い評を得ております。
防火地域・準防火地域で木造2〜4階建てを建築できる希少なハウスメーカーでもありますので、マイホームに関するご相談をお気軽にお寄せ下さい♪
【施工エリア】
東京都墨田区・江東区、台東区・荒川区・足立区・葛飾区・江戸川区・北区・文京区・千代田区・中央区、千葉県市川市、埼玉県八潮市
アイホームズには、今回紹介しきれなかった施工事例がたくさんあります。ぜひごらん下さい!
15坪の土地に狭小住宅を建てる費用はいくら?
マイホーム検討中には、間取りと同様に費用面も気になりますよね。
住宅建築にかかる費用はハウスメーカーによって違うため、今回はアイホームズにマイホーム建築をお任せ頂く際の費用を具体的に紹介します!
紹介するのは、アイホームズが現場見学会を開催した住宅の費用です。
住宅費用例 | |
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住宅費用 | 自由設計 2,739万円 |
住宅費用に含まれるもの | ●仮設工事費 ●ガス工事費 ●照明器具 ●カーテン ●屋外給排水工事 ●諸経費(現場管理費等) ●消費税 |
延べ床面積 | 30坪 |
〈関連ページ〉墨田区 現場見学会
アイホームズでは大手ハウスメーカーと同品質のマイホームを、30%安く建築可能です。
※紹介した住宅は、821万円のコストダウンが実現しました!
〈関連ページ〉墨田区 現場見学会
今回は、アイホームズが建築した住宅費用を紹介しました。
※東日本大震災や熊本地震の際に高く評価された「スーパージオ⼯法」という免震工法を、全ての住宅に採用しています。
スーパージオ工法については、こちらで詳しく確認できます。
実際の費用に関しては、マイホーム建築を依頼するハウスメーカーにご確認下さい。
以下のエリアで耐震性の高い狭小住宅を建築可能なハウスメーカーをお探しの方は、アイホームズにお問い合わせ下さい。
【施工エリア】
東京都墨田区・江東区、台東区・荒川区・足立区・葛飾区・江戸川区・北区・文京区・千代田区・中央区、千葉県市川市、埼玉県八潮市
50年以上にわたって蓄積してきた弊社の施工金額事例を参考にしながら、孫の代まで安心して暮らせる資金計画・設計プランを提案いたします!
狭小住宅の間取りを作成する3つのポイント
狭小住宅の間取り事例、費用例を確認してきましたが、実際に間取りを考える際に良いアイディアが浮かばないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこでこの章では、狭小住宅のメリット・デメリットを確認したうえでご家族のライフスタイルにぴったり合う間取りを作成するポイントを紹介します!
狭小住宅のメリット・デメリットをいかした間取りを作成
まずは狭小住宅のメリット・デメリットを確認しましょう。
狭小住宅のメリット |
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狭小住宅のデメリット |
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コンパクトな住宅だからこそ得られるメリットをいかして、ご家族が長く快適に暮らせる家づくりをして頂けると幸いです。
「デメリットが解消できるかどうかはハウスメーカーの実力次第」と言っても過言ではないため、ぜひご家族の要望に寄り添って狭小住宅を建築しているハウスメーカーを選んで下さい!
世帯人数に合う間取りを検討|狭小住宅に住める人数とは
間取り作成時には、「ご家族の人数に合う面積を確保する」という視点も大切です。
住生活基本法にもとづいて策定された「ご家族のライフスタイルに合う住宅面積を考える際の水準」があるため、簡単に紹介します。
世帯人数 | 面積 |
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1人 | 約7〜16坪 |
2人 | 約9〜22坪 |
3人 | 約12〜30坪 |
4人 | 約15〜37坪 |
〈参考〉国土交通省 住宅『住生活基本計画(全国計画)(平成28年3月18日)』
上記の水準はあくまでも目安ですが、一戸建ての場合は大きい方の数値を参考にすると(例:4人の場合は37坪)、世帯人数に合う間取りを検討しやすくなります。
空間を広げるアイディア
狭小住宅の間取りで「どうしても収納が足りない」、「きゅうくつな感じがする」などの問題を感じることがあると思います。
- 出窓をつくる:出窓の高さを調整して収納つきベンチをつくる等
- ロフトをつくる:縦の空間を活用して収納スペースを増やす
- コンパクトなバルコニーをつくる:視界が開けるため空間に開放感が生まれる
出窓・ロフト・コンパクトなバルコニーで住空間を広げられる理由は、建築基準法上で「延べ床面積※に算入しない」とされているためです。
※延べ床面積については、次の章で紹介します。
ただし建築面積に算入しない条件として、法律上の造作に関する厳しいルールを守る必要があります。
また自治体によって判断が分かれるケースがあるため、出窓・ロフト・バルコニー設置を希望する場合はハウスメーカーに相談をして下さい。
狭小の土地を選ぶポイント|建ぺい率、容積率の確認が重要
最後に、コンパクトな土地を選ぶ際のポイントも確認しましょう!
土地には、1件ごとに建築物を建築する際のルールがあります。
土地の不動産情報を見る際に、以下のような項目に注目して情報をチェックして下さい。
項目 | 意味 |
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建ぺい率 | 土地面積に対する建築面積の割合。 例)建ぺい率60%の15坪の土地 建築面積(一般的には1階部分)が9坪(15坪×60%)の住宅建築が可能。 |
容積率 | 土地面積に対する延べ床面積の割合。 例)容積率200%の10坪の土地 一般的に延べ床面積30坪(15坪×200%)の住宅建築が可能。 |
道路斜線制限 | 道路が完全に日陰にならないよう、家に一定角度の勾配をつけて採光を確保する必要がある。 |
北側斜線制限 | 土地北側にある住宅が完全に日陰にならないよう、家に一定角度の勾配をつけて採光を確保する必要がある。 |
用途地域 | ・用途地域の種類は13種類。 ・土地1件毎に建築物の用途・建築ルールが決まっている。 ・住宅建築が可能なのは工業専用地域以外 ・第一種・第二種低層住居専用地域・田園住居地域は建ぺい率・容積率が低い |
上記の中で特に建ぺい率・容積率は、コンパクトな土地を選ぶ場合の重要な項目です。
例えば建ぺい率が「60%」or「80%」では、建築面積(1階部分の面積)が以下のように変わります。
そのため、できれば以下のような土地を選ぶのがおすすめです。
- 建ぺい率・容積率が高い
- 道路斜線制限・北側斜線制限が無い
土地探しの段階からサポートできる体制を整えているハウスメーカーもあるため、土地探しから協力を依頼できるかを確認してみましょう!
こちらの記事で、東京都内で土地探しをする際の注意点も確認できます。
〈関連ページ〉東京で土地探しするコツ│地震・水害・狭小地がキーワード
まとめ
15坪の土地に建つ狭小住宅の間取り事例、狭小住宅の間取り作成・土地選びのポイントを紹介してきました。
コラムのポイントまとめ |
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今回の情報を参考に、土地面積をフル活用してご家族が快適に暮らせる間取り・性能のマイホームを完成させて頂けると幸いです!
以下のエリアでマイホームを検討中の方は、アイホームズにお問い合わせ下さい。
【施工エリア】
東京都墨田区・江東区、台東区・荒川区・足立区・葛飾区・江戸川区・北区・文京区・千代田区・中央区、千葉県市川市、埼玉県八潮市
他社様で建築が難しいと判断された狭小地・変形地にも対応可能です。
また防火地域・準防火地域で木造2〜4階建てを建築できる希少な工務店ですので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい♪
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〈スタッフ紹介〉
アイホームズは、墨田区を中心に、木造注文住宅、重量鉄骨の共同住宅、一戸建てやマンションのリフォーム・リノベーションで、あなたの家づくりをサポートいたします。
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FAX:03-3613-6149
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