家づくりコラム

耐火構造とは?耐火構造の家を建てるメリットとデメリット

貸駐車場を備えた重量鉄骨造の住宅

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都市部で新築を計画している人は「防火地域」または「準防火地域」という言葉を見たことがあるでしょう。

指定されている地域では耐火構造や準耐火構造など、火災が発生したときに他の建築物に延焼を発生させない対策が求められます。
改めて「耐火構造」といわれると、どんな構造でどんな性質を持つのか気になります。

本記事では、耐火構造とはどんな構造で、どんなメリットやデメリットがあるのか解説しています。
耐火構造にすると建築費用が高くなる一方で得られるメリットもあるので、特徴を把握してから建築を試みましょう。

コラムのポイント
・耐火構造とは何かが分かる
・耐火構造の家の「メリット」が分かる
・耐火構造の家の「デメリット」が分かる
 

耐火構造とは

免震付き重量鉄骨造で火事・地震にも安心な家

>免震付き重量鉄骨造で火事・地震にも安心な注文住宅

「耐火構造」とは、壁や床、梁や柱などの構造体が定められた耐火性能を持つ構造の建物を指します。

万が一火災が発生したときに、炎が収まるまでの間、倒壊したり延焼して被害が拡大しないことを目的としています。
火災が終了するまでの時間は、建物の階数や構造部分の種類(柱・床・梁などの箇所)によって異なります。
30分から3時間までの時間が設定されていて、この時間を乗り切るまで燃え尽きない素材を使用しなければなりません。

耐火構造の家を建てるメリット

1階が貸店舗の重量鉄骨造の二世帯住宅

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耐火構造は一定の耐火性能を持つ建物であることが分かりました。
では、どうして耐火構造で建築をするのかメリットを見てみましょう。

①防火地域に建築可能

1つ目のメリットは「防火地域に建築できる」ことです。

防火地域は建物が密集していたり、高層建築物があるなど一度火災が発生すると重大な影響を及ぼす地域に定められます。

指定された地域では、耐火構造や準耐火構造など決められた工法や材料を用いた建物でなければ建築確認の許可自体が下りず、そもそも建築ができません
逆に、耐火構造であれば利便性の高い都市部の地域でも住居を構えられます

②火災保険料が安くなる

2つ目のメリットは「火災保険料が安くなる」ことです。

火災保険料は、契約する会社や特約の多寡によっても異なりますが、一般的には5年契約で数万円から数十万円の出費になります。

一方、耐火構造で建築された住宅は保険料が半額になることもあり、継続的に発生する保険料を割安にできます。

後述しますが、耐火構造にすると建築費用は割高になります。
しかし、継続的な支払いが必要な火災保険料を抑えられることで、建築費用の差額は徐々に小さくなるといえるでしょう。

③火災に強く燃え広がりにくい

3つ目のメリットは「火災に強く燃え広がりにくい」点です。

耐火構造の住宅は燃えづらい材料を用いて建築するので、万が一火災に見舞われても退避するだけの時間を確保できます。

また、耐火構造として認められるためには、柱や梁など構造部分に変形や融解など一定時間変状が生じないことも定められています。
このことから、火災が鎮火したあとも、構造部分を再利用しながら内装や設備だけを更新して、再建築するより早期に生活を始められる可能性があります。

耐火構造の家を建てるデメリット

防火地域・狭小道路に面する重量鉄骨造の店舗併用住宅

>防火地域・狭小道路に面する重量鉄骨造の店舗併用住宅

耐火構造にする場合のメリットを述べましたが、一方でデメリットも存在するため紹介します。

①建築費用が高くなる

1つ目のデメリットは「建築費用が高額になる」ことです。

建物本体に関して、燃えにくいことが実験で証明されている国土交通大臣認定の部材を使用する必要があります。
さらに、一定時間建物が倒壊しないよう、一つひとつの部材を厚くすることも求められます。

結果として、特殊な素材を使用したり一箇所あたりの部材費が高額になり、建物全体の費用が上がってしまいます

さらに、建物自体の重量が重くなることから、建物を支える地盤の補強にも費用がかかることが多いです。

建築費用を抑えるためには、シンプルな間取りを目指すとよいでしょう。
シンプルになるほど特殊な部材を使用する場面も少なくなり、建築費用は安くなります。

②リフォームしづらい

2つ目のデメリットは「リフォームしづらい」点です。

制度上燃えにくいことが求められるのは「柱・梁・壁・床・屋根・階段」と多岐にわたります。
一度建築してしまうと、厳しい基準を求められる中でのリフォームになるので、自由に間取りを変更するのが困難です。

また、リフォーム前の建物の部材が厚いので取り壊しや産廃費用が高くなり、新たに設置する部材も耐火構造に適合したものを使用するので高額になりがちです。

このため、家族構成が変化することが想定される場合は、家具で間仕切るなど工事を要さずに間取りを変更できる住まい方をするとよいでしょう。

③デザインが制限される

3つ目のデメリットは「デザインが制限される」ことです。

デザインを考える意匠設計の中で、柱を細くしたり、部分的に木材を露出させたい場面がありますが、制度に適合していない部材を使用することはできません

中には適合させた特殊な木材などもありますが、高い技術を用いているため高額になりがちです。
限られた予算の中で耐火構造物を建築すると画一的なデザインになってしまう場合があります。

まとめ│耐火構造で火災に強い家づくりを!

防火地域に建築された重量鉄骨造の住宅

>防火地域に建築された重量鉄骨造の住宅

耐火構造とはどんな建物なのか、さらに耐火構造にするメリットとデメリットを解説しました。

火災が発生したときに家族の身の安全を守ることができ、駅の近くなど利便性の高い地域で指定されることの多い防火地域でも建築できることはメリットです。
一方で、特殊な部材を使用するため建築費用は高額になりがちで、間取りやデザインに制限が生まれることもあります。

デメリットを避けるためには、重量鉄骨造など耐火構造に適した素材で建築した経験の多いハウスメーカーに依頼するとよいでしょう。
耐火構造についてのノウハウが豊富で、予算やデザインに関する悩みを解消する方法を相談できるでしょう。

>防火地域で5階建ての建築ができる重量鉄骨住宅「たくみ」

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