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【知らなきゃ損】家づくりの価値観

2022年11月25日

時代の流れによって家づくりの価値観は変わります。

令和になってすぐ新型ウイルスの感染が拡大しました。

本日は、そんな時代の流れに合わせた家づくりについてご紹介します。

 

これから注文住宅や家づくりを始める方は、現在のライフスタイルに合わせて、

これまでなかった設備を取り入れたり、間取りに工夫を凝らしていると思います。

時代で変わる家づくり

昭和の家

昭和の家といえば、畳の部屋やダンス、応接間、独立したキッチン、

軒のある家など様々な特徴が思い浮かびます。

板塀や石塀なども多く見られましたね。

半世紀前はタンスに衣類を収納し、畳の上にはすぐにひっくり返せるような

ちゃぶ台や重厚な座卓を置いて食事をすることが多かったと思います。

皆さまのご実家や、おじいちゃん・おばあちゃんの家はどうでしたか。

 

バブル期の家

バブル期の家は、洋風で豪華さが売りの住宅が多くなりました。

 

平成の家

平成の家は、南欧や北欧などのシンプルモダンなスタイルが流行しました。

近年の家

近年の家は、環境問題の深刻化から

「環境にやさしく、無駄のない家づくり」も重要なテーマとなっています。

代表的なものとしては、ゼッチ住宅への取り組みですね。

お家時間

コロナ禍が長引き、収束が見えない中、リモートワークやオンライン会議が増え、

家庭の過ごし方を考える機会にもなりましたね。

外出が制限されて、在宅時間がストレスになったことから、

プライバシーが確保されリラックスできることも大切なポイントの一つとなりました。

 

ご家族とつかず離れずの距離で一緒に過ごせる間取りとして、

スキップフロアやワークスペースを兼ねたセカンドリビング

取り入れるご家庭が増えたようです。

スキップフロア「中二階」とも呼ばれますが、

リビングの一角に設けられることが多いです。

壁やドアで仕切られていないので、ご家族と同じ空間にいながら、

少し距離を取って集中して作業をしたい時などに便利です。

吹き抜けと組み合わせて光を取り入れることもできます。

 

セカンドリビングとは、2階の廊下を広めにした小さな第二のリビングのことです。

これをつくることで、ご夫婦で在宅ワークになった時やお子さまが勉強する場所にも役立ちます。

また、趣味や娯楽を楽しむ空間づくりに力を入れてみるのもお勧めです。

値上がりに備えた家づくり

最近では、あらゆるものが値上がりして、家計を圧迫し始めています。

一度値上がりすると、元の値段に戻る可能性が低いです。

ですので、これからはそのようなことを考慮した家づくりを考えることも大切です。

 

家を建てる際には、

電気・ガス・水道などの光熱費をできるだけ抑えられるような間取りや設備を考えたいものですね。

また、メンテナンスの手間やコストもなるべく抑えたいです。

光熱費のかからない家

光熱費のかからない家にするには、高気密高断熱による省エネと

太陽光発電によってエネルギーを作り出すということが考えられます。

ゼッチ住宅とは、エネルギー収支をゼロ以下にする家という意味で

初期費用は高くなりますが、このような性能の高い住宅に対して、

住宅ローンの金利が低くなったり、住宅ローン控除は有利に働きます。

 

お金をかければかけるだけ高性能の住宅になりますが、

予算には限りがありますよね。

そんな場合にできることでお勧めするのは

「良い窓」を選ぶことです。

特に、日々の生活に大きな影響を与えるリビングやベランダに面した掃き出し窓などには、

冷暖房効果が低下したり、結露によって湿気やカビが発生しないよう

機能性の高い窓枠とガラスを選ぶことが大切です。

 

窓枠はアルミサッシよりも樹脂サッシの方が外気の影響を受けにくく、

結露も防いでくれます。

 

そして、断熱性能、遮熱性能をもつエコガラスを採用することで、

窓からの熱の出入りがかなり抑えられます。

 

樹脂サッシは、アルミサッシに比べて初期費用は高くなりますが、

長く暮らしていくことを考えると、決して無駄な出費ではないと思います。

共働きに便利な設備

近年どんどん進化している設備といえばスマート設備です。

Wi-FiやBluetoothに接続し、アプリと連動することで、

さまざまな性能を発揮する家電や住宅設備が増えています。

 

スマートフォン1台で、

玄関の戸締り・エアコンの運転調節・照明のオンオフ

シャッターの開閉・お風呂のお湯はり・調理の補助

などができるようになってきました。

 

帰宅してからする作業を外出先からでもできるので、

家事の時短にもなりますね。

また、お子様の安全もスマホで確認できるので安心です。

このような機能は、これからもどんどん進化していくと思われます。

 

「断熱性の高い家」についてご興味のある方は、

こちらの記事もぜひご覧ください。

断熱性の高い住宅とは?メリットとデメリットを知ろう

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