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家づくりコストを抑えるポイント4

2022年04月08日

皆さま、こんにちは。

五十嵐です。

 

今回は、注文住宅を建てる際のコストを抑えるポイントを

一部ですがご紹介させて頂きます。

 

「ただ安くするだけ」というのでは、

注文住宅でお家づくりをする楽しみがなくなってしまいます。

ぜひ、以下のポイントを参考に、

限られた予算の中らから、コストを抑えつつ

コストを削った分だけ、お金をかけるべきところには

しっかりとかけるという考え方を大切にして頂ければ幸いです。

 

【ポイント1.お家の形をシンプルにする】

結論から申し上げますと、

1番コストのかからないお家の形状は、

総2階建てのお家です。

 

総2階建てのお家とは、

四角い箱の形をしたシンプルな外観のお家です。

建物は、シンプルな形の方が安く建てることができ、

角が多かったり、凹凸など形が複雑になればなるほど、

価格は高くなります。

 

なぜなら、

凹凸の分だけ、壁の量や柱の数が増え、

建物の強度を補強するための部材も必要となりますので、

金額は大きく変わっていきます。

 

また、屋根の形も、

複雑になればなるほど価格に影響します。

 

総2階建てのお家は、

1番コストを抑えられるだけでなく、

耐震性、断熱性、機能性にも優れた形です。

 

ですが、外観は非常にシンプルになりやすいので、

デザインの工夫も大切ですね。

たとえば、

インナーバルコニーなどを採用することで、

シンプルな形状に動きを与え、良いアクセントとなります。

【ポイント2.壁の位置を上下階で同じに】

上下階での壁の位置を同じにすることで、

コストを抑えることができます。

 

材料を最小限にすることができますので、

よりコストを抑えることができます。

家の構造上、バランスも非常に良くなるため、

建物の強度も強くなります。

 

壁の位置が上下階で違うと、2階に柱が乗りますよね。

それにより、家の強度を保つため、

規格外の大きさの梁が必要となり、

木材をたくさん使うので、コストが高くなります。

 

 

【ポイント3.間仕切りを少なくする】

建物の価格は、

・間仕切りの数を少なくする

・部屋数を少なくする

などでもコストを抑えることができます。

壁が多い間取りは、壁をつくる

・材料費

・工事費

・ドアの費用

・人件費

がかかります。

壁を1つ造るのに、様々な材料が必要となり、

さらに職人さんの手間も発生するためコストが上がります。

間仕切りを少なくすることで、材料・工事費・建具・人件費を削減できます。

そして、一部屋当たりの面積は広くなるので、

圧迫感のない開放感のある空間を実現できます。

 

 

【ポイント4.水廻りをまとめる】

水廻りの設備は、集中して設置することで、

配管を短くすることができますので、

家づくりのコストを抑えることができます。

また、水廻りの設備を上下階で同じ位置に配置することで

さらにコストを抑えることができます。

 

たとえば、

1階にトイレを設置した場合、

2階のトイレを1階と同じ位置にしたり、

1階のトイレと浴槽、洗面所やキッチンを

できるだけ近い位置に設置するなど、

給排水の経路を整理することでムダなコストをかけることなく

家づくりをすることができます。

また、将来的にも、

リフォームが必要になった際に、

床や壁を剥がす面積が小さくなるので、

リフォーム費用も抑えることができます。

 

 

「限られた予算で、できるだけ良いお家を建てたい・・・」

誰もが考えることだと思います。

そのためには、お金をかけるべきところと削るべきところを把握することが大切です。

 

まずは家族会議で家づくりで優先したい順番を決めましょう。

そして、しっかりとした資金計画をしましょう。

皆さまの幸せな家づくりのお役に立てれば幸いです。

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