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マンションのスケルトンリフォームとは?

2021年08月03日

スケルトンリフォームという言葉を聞いたことがある方も多いはず。しかし具体的にどのようなリフォームのことをスケルトンリフォームというのかは明確ではない方もいるのではないでしょうか。そこでマンションのスケルトンリフォームとその事例についてたっぷりご紹介していきます。

 

マンションのスケルトンリフォームとは

スケルトンリフォームとは、家の中をすべて解体して間取りを一から考え直すことのできるリフォームのこと。水回りだけのリフォームや居住スペースだけのリフォームとは異なり、キッチンやお風呂といった水回りの移動もすることができます。マンションで間取りの変更を伴う大規模なリフォームをできるイメージがない方もいるかもしれませんが、マンションでもスケルトンリフォームは可能です。

 

リフォームを検討するような築年数の経ったマンションだと、画一的な間取りだったり梁が出ていたりしますよね。年数が経つと家だけではなく家族のライフスタイルも変わってくるため、家の間取りと生活にズレが生じてくることがあります。

 

水回りだけのリフォームや居住スペースだけのリフォームだと、古くなった設備や劣化した箇所を元に戻すという作業。しかしスケルトンリフォームは間取りや動線を考え直せるため、今の家族に合った住まいにすることができます。

 

スケルトンリフォームの特徴

スケルトンリフォームでは間取りを変更できるため、今の家族に合った家にすることができます。マンションのスケルトンリフォームではどのような特徴・メリットがあげられるのでしょうか。

 

間取りの変更ができる

スケルトンリフォームは間取りの変更ができるのが一番の特徴。一般的なリフォームの「古くなった箇所を元に戻す」イメージとは異なり、間取りを変更して新たな価値を生み出すイメージだといえます。

 

マンションを購入したときは素敵だと思った間取りも、年数が経つと感じ方や使い勝手が変わってくることがあります。そういったときに今の家族に合ったスケルトンリフォームをすることで、住み心地の良い新しい家にすることができます。

 

統一感を出せる

スケルトンリフォームはマンションの部屋の中を一度解体して、一から作り直すイメージ。部分的なリフォームだと、古い箇所と新しくなった箇所が混在することになりますが、スケルトンリフォームでは部屋全体をリフォームするため統一感を出すことができます。

 

水回りを動かすことができる

一般的なリフォームで水回りのリフォームを行うことも多いですが、場所を移動させずに設備のみ交換することがほとんど。水回りの移動には配管工事も関わってくるため、費用や手間がかかってしまいます。スケルトンリフォームではそもそも部屋の中を解体した上で作り直していくため、水回りの移動も行うことができます。

 

水回りをまとめて家事動線を改善したり、家族の人数に合わせてお風呂を広くしたりと、今の家族に合わせて水回りの場所も考えてみましょう。

 

気密性や断熱性、遮音性の向上

スケルトンリフォームでは、間取りやデザインだけではなく、家自体の性能も向上させることができます。気密性や断熱性を向上させることで冷暖房効率を上げ、省エネを実現できます。遮音性を向上させると、マンションの下の階への配慮を高めることができます。スケルトンリフォームは家の中を解体するからこそできることなので、性能の向上も検討してみてください。

 

劣化への対策

スケルトンリフォームで床や壁の内部を確認することで、劣化が見られたら補修などで改善することができます。何も手を打たなかったら劣化が進んでいたと思われる箇所への対策をできるのもスケルトンリフォームの特徴の一つです。

 

スケルトンリフォームの期間と費用

スケルトンリフォームにかかる期間や費用は、広さや工事内容、設備選びなどによって変わってきます。一般的な期間と費用についてご紹介しますが、あくまでも目安として参考にしてみてください。

 

期間

マンションの部屋の中を解体してコンクリートの箱の状態に戻し、一から作り直すスケルトンリフォームでは、5〜8ヶ月程度かかるのが一般的です。設計に2〜3ヶ月、工事に3〜4ヶ月程度を目安に考えておくようにしましょう。

 

マンションをスケルトンリフォームする場合、マンション内の理事会の承認を得る必要があります。マンションの理事会は一年に一度しか行われないことも多く、承認を得るまでにさらに時間を要してしまう可能性も頭に入れておきましょう。

 

費用

マンションでスケルトンリフォームする場合、250〜1200万円が相場。とはいえ250万円ではリフォームできる範囲や設備選びに制限が出てきてしまうため、500〜1000万円程度は想定しておくようにしましょう。

 

マンションのスケルトンリフォームにおける注意点

マンションでスケルトンリフォームをすることで、間取りを変更して今の生活に合った家に生まれ変わらせることができます。しかし失敗やトラブルを防ぐためにも、注意点を把握しながらリフォームを行うようにしましょう。

 

スケルトンリフォームできないマンションも

マンションは管理規約でリフォーム内容やリフォーム範囲に制限が決められていることがあります。スケルトンリフォーム自体が規約で認められていたとしても、工事に使える素材や業者などが指定されていることも。スケルトンリフォームを検討している場合は、まず管理規約を確認するようにしましょう。

 

また専有部分しかリフォームできないため、玄関ドアや外観に手を加えることができないことも頭に入れておきましょう。

 

配管の寿命も確認

築25年以上のマンションの場合、給排水菅が劣化している可能性があります。使われている配管の種類によって寿命は異なりますが、スケルトンリフォームの際に配管の寿命や状態を確認し、必要であれば同時に交換するようにしましょう。あとから給排水管を交換するとなると、改めて工事をしなければならなくなり、手間や費用がかかってしまいます。

 

マンションリフォームの事例

こちらのおしゃれなキッチンは、マンションをリフォームして作られたもの。

もともとのキッチンを解体して、カウンターを設置してキッチンが完成。

 

キッチン背面にもあらかじめ棚を設置することで、使い勝手の良いキッチンになりました。

 

お風呂はライトブラウンを基調とした色味で、広々とした空間に。

 

洗面台はシンプルながら個性的なデザイン。シンク下には収納があり、足元には空間があるため手や顔を洗うときに足元に余裕が生まれます。

 

まとめ

マンションのスケルトンリフォームについてご紹介してきました。一般的なリフォームと違って間取りを変更できるため、年数が経ってライフスタイルが変化した場合にも対応できる家にすることができます。そもそもマンションでスケルトンリフォームが可能かどうか、管理規約を確認するようにしましょう。

 

実際の事例も参考にしながらスケルトンリフォームを検討してみてください。アイホームズでは、マンションのリフォームや新築一戸建て、免震住宅などを幅広く取り扱っております。東京城東区でリフォームや注文住宅をご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。

 

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