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家の一階をガレージにすることのメリットとデメリット

2021年06月01日

マイホームの検討中、家の一階部分をガレージにするガレージハウスを候補にしている方も多いかもしれません。特に都心部では広い土地を確保するのが難しいため、狭小地に三階建てを建てて一階部分をガレージにするという選択肢が出てくることもあるはず。

 

車を家の一階部分に停められると便利な面が多そうですが、実際にメリットとデメリットはどのようになっているのでしょうか。

 

家の一階をガレージに

 

車は生活の便を良くしてくれるものであるだけではなく、旅行や通勤で使ったり、趣味として車を持っていたりすることもあるかもしれません。

 

車を持たない場合にはガレージハウスにする必要はありませんが、車を持っていて尚且つ郊外ではなく都心部に近いところに家を建てる場合、一階をガレージにするという選択肢が生まれてくることでしょう。

 

一階をガレージにするメリット

家の一階に車を停められると便利なことが多いような気がしますが、家の一階をガレージにすることのメリットとして具体的にどのようなことがあげられるのでしょうか。

 

駐車スペースを確保

郊外や地方では家の隣に駐車場を併設したり、近くで駐車場を探したりすることができますが、都心部では駐車スペースを確保するのが難しいことも多いですよね。近くで駐車場を借りようと思っても駐車場代が高くて経済的負担が大きくなってしまって断念するということも。

 

しかし家の一階をガレージにすることで、駐車スペースを確保することができます。

 

狭小地の空間有効活用アイディアについてはこちらもご覧ください
狭小地に家を建てる!空間の有効活用アイディアと留意点

 

車の乗り降りが楽

都心部では電車やバスなど公共交通機関が発達していることも多いと思いますが、それでも車があった方が便利なことも多いものです。特にお子様や高齢の方がいらっしゃるご家庭では、急に出掛けなければならないこともありますよね。

 

そんなときに一階にガレージがあると、家の玄関を出たらすぐに車に乗ることができます。雨の日や荷物が多いときには、家と駐車スペースが近いことのメリットをより感じられることでしょう。

 

車を雨風から守れる

屋根のない駐車場に車を停めておくと、雨風で車が汚れてしまったり紫外線で色褪せてしまったりすることがあります。家の一階をガレージにする場合は2階の床に当たる部分がガレージの屋根の役割を果たしてくれます。

 

そのため雨風から守れて、飛来物やいたずらから車を守ることにもつながります。車を利便性だけではなく趣味として持っている場合、特に車を守れるというのは大きなメリットだといえるでしょう。

 

一階をガレージにするデメリット

家の一階にガレージを設置するガレージハウスにはメリットがたくさんあります。しかしデメリットもあるため、ガレージハウスを検討している場合にはデメリットも把握しておきましょう。

 

居住スペースが減る

一階をガレージにするということは、一階部分の居住スペースが減ってしまうことになります。狭小地には三階建ての家を建てて居住スペースを増やすことが多いですが、増やしたにもかかわらずガレージに居住スペースが取られてしまうということをデメリットに感じられるかもしれません。

 

家族の人数が多くて部屋数が足りなさそうな場合には、ガレージハウスを諦めるという選択肢もあるかもしれません。家族の状況と車の必要性、一階にガレージを設置することの必要性を総合的に判断するようにしましょう。

 

耐震性に不安

ガレージハウスは、耐震性が低くなってしまうことがデメリットとしてあげられます。一階にガレージを設置すると、家を支える一階部分に柱のない広いスペースを作ることになりますよね。そうすると構造上耐震性に不安が残るという仕組み。

 

狭小地で三階建ての家を検討している場合には特に、柱の少ない一階部分の上に二階分の重みが加わることを想定してみると分かりやすいかもしれません。業者に構造計算をしてもらった上で、本当に耐震性が大丈夫かどうかを判断するようにしましょう。

 

家づくりでできる耐震対策について気になる方はこちらも参考にしてみてください
家づくりでできる耐震対策とは|各自での対策も行おう

 

寒いと感じることも

ガレージの真上に当たる二階の部屋は、寒さを感じることもデメリットの一つ。ガレージハウスではない家と比べるとどうしても寒くなってしまうため、ガレージの真上には断熱材をしっかり入れる必要があります。

 

その分の費用がかかってしまう可能性もあるため、断熱材の費用対効果を考慮した上で決断するようにしましょう。

 

一階にガレージを設置する際のポイント

利便性が高く、趣味の面でも魅力的なガレージハウスですが、一階にガレージを設置する際のポイントをご紹介します。

 

騒音や排気ガス対策

家の一階にガレージを設置するということは、家の一部にガレージを取り込むということ。車のエンジン音や排気ガスなどが家族にとってストレスに感じられるようなことも考えられます。そのため一階にガレージを設置する場合には、騒音や排気ガス対策も大切だと言えます。

 

騒音対策としては、早朝や深夜に車を動かさないようにしたり、ガレージから寝室を離したり。排気ガス対策としては、換気扇を設置したり汚れを落としやすい塗料を塗装したりといったことが考えられます。

 

セキュリティ

一階部分にガレージを設置する際、ガレージ内が暗くなってしまうことがよくあります。死角になってしまうとも言えるだめ、セキュリティ面も対策しておきたいものです。センサー照明を設置したり、そもそも外部の人の出入りを防ぐためにシャッターを設置したりと必要な対策を取るようにしましょう。

 

照明

ガレージ内は暗くなってしまいがちだということをご紹介しましたが、セキュリティ面だけではなく家族が利用する際のことを考えても照明選びが大切になってきます。家族がガレージに入ったときに暗い中でスイッチを入れずとも、センサーで反応して電気が点くようになっていると便利ですよね。

 

またおしゃれな雰囲気にしたい場合は間接照明を使用したり、車のお手入れに力を入れている場合は手元を明るくできるような照明を使用したりと状況に応じて照明を選ぶようにしましょう。

 

予算

ガレージハウスにすると狭小地でも駐車スペースを確保できるというメリットがある一方で、建築費用が高くなってしまうこともあります。土地代と建築費用を見比べた上で、予算に合っているかどうかを冷静に判断するようにしましょう。

 

家づくりでできる耐震対策について気になる方はこちらも参考にしてみてください
希望の家を予算内で建てるには?

 

まとめ

一階をガレージにする場合、メリットとデメリットがそれぞれあることが分かりました。家族の利便性を高めてくれる車ですが、維持するのには費用がかかってしまいますよね。車を停めるために家の住み心地が悪くなってしまっては元も子もないため、駐車スペースをどのように確保するのかはしっかり検討する必要があります。アイホームズでは一階にガレージを設置した建築事例が多数ありますので、東京城東地区でマイホームをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。

 

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