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「二世帯住宅はやめた方がいい」理由7つと対策|後悔しない間取りのポイント

2024年09月15日

「二世帯住宅はやめた方がいい」理由7つと対策

二世帯住宅は「やめた方がいい」や「デメリットばかりで後悔する」と言われることも少なくありません。

確かに、異なる世代やライフスタイルの家族が同居するため、気を遣ってしまう場面もあるでしょう。

しかし、二世帯住宅にはメリットもあり、建築時に対策することでお互いに暮らしやすい住まいにすることは可能です。

そこで今回は、東京23区で高耐震・高耐久な木造住宅・鉄骨住宅を手掛けるアイホームズが、二世帯住宅のメリット・デメリットと間取りづくりのポイントをお伝えします。

「完全分離型・一部共有型・完全共有型」などの間取りバリエーションについてもご紹介しますので、ご自身に合った二世帯住宅を見つけてみてくださいね。

 

このコラムのポイント

■ 二世帯住宅はライフスタイルの違いやプライバシー面の問題などが理由で、やめた方がいいと言われることもあります。
■ 二世帯住宅にはデメリットがある一方で、家事や子育てを協力できたり、建築費の負担が軽減できたりするなどのメリットも多くあります。
■ お互いが暮らしやすい二世帯住宅を建てるには間取りや性能、設備の工夫がポイントのため、実績が豊富な住宅会社に相談しましょう。

 

「二世帯住宅はやめた方がいい」と言われる7つの理由・デメリット

「二世帯住宅はやめた方がいい」と言われる7つの理由・デメリット

二世帯住宅はやめた方がいいと言われる理由とデメリットをご紹介します。

 

①世帯で生活リズムが合わずに気を遣う

親世帯・子世帯で生活リズムが合わないと、お互いに気を遣ってしまいストレスになることから、二世帯はやめた方がいいと考える方もいます。

 

具体的な例

■ 親世帯の起床時間が早すぎて子世帯まで目が覚めてしまう
■ 夜間に子世帯の生活音が気になって親世帯がなかなか寝付けない
■ 入浴のタイミングが被ってしまい長い待ち時間が生じる
■ 子どものお昼寝のタイミングで家事の音が気になる

 

家族の足音や話し声、テレビの音などが気になって、なかなか休めないと感じる方も少なくありません。

また、同居の人数が多い場合は浴室やトイレなどを使うタイミングが揃ってしまい、ストレスになるケースもあります。

事前に生活リズムを確認し合い、音が気にならないような間取り・性能の工夫、設備の数などを検討することがポイントです。

 

 

②それぞれのプライバシーが確保しにくい

リビングなどのくつろぐスペースを共有した二世帯住宅にしたら、プライバシーが確保しにくかったという意見もあります。

 

具体的な例

■ リビングでくつろいでいても親世帯の目が気になる
■ お互いの友人を呼びにくい
■ 見たいテレビがあっても気を遣ってしまう

 

本来安らげるはずのマイホームですが、二世帯住宅にすることによってストレスを感じてしまうかもしれません。

お互いの世帯のプライベートスペースをつくるなど、間取りに関する対策を考えましょう。

 

 

③希望の間取りやデザインが取り入れられず後悔

せっかく注文住宅を建てるのに、一世帯の意見ばかりが取り入れられてしまい、理想の住まいにならなかったと後悔している方もいらっしゃるようです。

世代が異なると好みのデザインや暮らしやすい間取りは異なるため、それぞれの意見を取り入れることが難しいこともあります。

 

具体的な例

■ 流行りのヌック※やオープンキッチンを親世帯に反対された
■ ダウンリビングなどの段差がある間取りが親世帯の負担になってしまった
■ 好みの外観デザインが採用できなくて後悔している

※ヌック:2〜3畳のこじんまりとした部屋未満のスペース

 

敷地に収まる建物を建てるためにコンパクトな二世帯住宅にしなければならず、希望する間取りが採用できなかったというケースもあります。

それぞれの世帯で間取り・デザインに対する優先順位をつけ、全員が話し合いに参加してマイホームをつくり上げることが大切です。

 

 

④建築費や生活費など金銭面での折り合いが難しい

建築費や生活費などの金銭面で折り合いが中々つかず、二世帯住宅はやめた方がよかったと感じてしまう方もいます。

 

具体的な例

■ 子世帯の方が食費や光熱費がかかっているはずなのに折半になっている
■ 子世帯が長く住むから、親世帯よりも建築費を多く負担してほしいと言われた
■ 税金やメンテナンス費用などをどちらが支払うか事前に話し合っておけばよかった

 

費用が明確になっている住宅ローンの返済負担に対しては、事前に話し合いをして支払う額を明確にする家庭が多いです。

しかし、光熱費や食費、日用品費などの毎月変動するものに対しては、あいまいになっているというご家庭も。

他にも、戸建て住宅に住むと火災保険の更新や固定資産税、住まいのメンテナンス費用など様々な出費があります。

 

想定できる費用に対して、お互いの負担割合を事前に相談して決めておきましょう。

 

⑤家事の負担割合でストレスになるケースも

二世帯住宅にしたら、家事の負担が増えてしまって後悔したという意見もあります。

 

具体的な例

■ 子世帯が仕事なので家事は親世帯がほとんどやっている
■ 子世帯が仕事から帰るまで子どもを見ているのが大変
■ 親世帯から頻繁に買い出しや送迎を頼まれて困っている

 

単世帯で暮らしていれば本来やらなくても良かった家事などが増えると、自分の時間が減ってしまってストレスになるケースも。

近くにいると頼ってしまいがちですが、お互いの生活を配慮して家事分担を考えることが大切です。

 

 

⑥二世帯住宅は売却しにくい

二世帯住宅は一般的な住宅と比べて特殊な間取りのため、売却しにくい事例も少なくありません

特に、玄関やLDK、水回りなどがすべて2つずつある完全分離型の二世帯住宅は売れ残る傾向にあります。

あらかじめ二世帯住宅の売却を予定している場合は、単世帯での暮らしも想定した間取りを採用しても良いでしょう。

 

 

⑦相続時にトラブルにつながる可能性がある

二世帯住宅の資産価値が高く、他に相続する資産がほとんどない場合、相続時にトラブルにつながる可能性もあります。

一緒に住んでいた子世帯が二世帯住宅を相続した場合、他の相続人との間に不公平が生じてしまうからです。

結果的に、二世帯住宅に住めなくなることや、代償金を他の相続人に支払わなければいけないケースもあるため注意してください。

事前に被相続人全員と相続人で話し合いをしておき、家を誰がどのように相続するか決めておくことが大切です。

 

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二世帯住宅はデメリットばかりではない|5つのメリット

二世帯住宅のメリット

二世帯住宅は決してデメリットばかりではありません。

改めて二世帯住宅のメリットや魅力を確認しましょう。

 

①子育てのサポートをしてもらいやすい

二世帯住宅なら、親世帯に子育てのサポートをしてもらえます。

仕事で帰りが遅くなったときなども、子どもだけで留守番させなくていいため、防犯面も安心できますよね。

親世帯としても、身近で孫の成長を感じられてうれしいという意見もあります。

 

②介護をしやすくなる

親世帯と同居することで、介護をしやすくなる点もメリットです。

別居の場合、親世帯の家へ通って介護をしなければならず、時間や手間が増えてしまいます。

二世帯住宅なら、親の様子をがすぐにわかりますし、子世帯みんなで分担して介護を手伝える環境を整えやすいです。

 

③家事を協力できる

二世帯住宅は、家事を協力して進めることができる点も魅力です。

分担がしっかりできていれば、家事を効率的に進めて負担を軽減させることができます。

親世帯からは経験から得た知恵を、子世帯からは新しいアイデアを教えてもらうなど、情報共有できることもうれしいポイントです。

 

④建築費の負担を軽減できる

別々の建物を2棟建てるより、二世帯住宅に1棟にした方が、建築費用を抑えられるケースが高いです。

また、それぞれの世帯が建築費を負担することで、出費を軽減することができます。

親子で組む「ペアローン」や「リレーローン」など、住宅ローンの組み方の選択肢も増える点もメリットです。

 

<おすすめコラム>
・ペアローンのメリット・デメリットや住宅ローン減税、確定申告の方法を解説

 

⑤税の優遇が受けられる

二世帯住宅が「二戸」の住宅として認められると、補助金や税の優遇が大きくなる点もメリットです。

具体的には、玄関や水回りなどがそれぞれ分かれていて独立した生活ができ、廊下などに鍵などが付いた「完全分離型」の間取りは二戸と認められることがあります。

新築の戸建て住宅には、固定資産税・不動産取得税などの優遇制度があり、住宅ローン控除などを受けることも可能です。

これらの制度を二戸分として利用できれば、税金の負担を減らすことができます。

ただし、実際に二世帯住宅が二戸と認められるかは、自治体の判断によって異なりますので、事前に相談しておくと良いでしょう。

 

<おすすめコラム>
・「二世帯住宅の固定資産税は高い?」相場や減税制度など新築前に知りたいポイントを徹底解説

 

 

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【ライフスタイル別】二世帯住宅の間取り3種類を紹介

二世帯住宅の間取り

二世帯住宅の間取りは、大きく分けて「完全分離型・部分共有型・完全共有型」の3種類があります。

それぞれの特徴やどのようなライフスタイルの方におすすめなのかをご紹介しますので、ご自身に合っている間取りを探してみましょう。

 

完全分離型

完全分離型とはすべての空間が2つずつあり、親と子世帯での暮らしが完全に分かれている二世帯住宅のことを指します。

棟が同じアパートの隣同士の部屋のようなイメージです。

 

完全分離型がおすすめな家庭

■ 親世帯と子世帯で生活リズムが大きく異なる
■ お互いの生活にあまり干渉したくない
■ いざという時に近くに家族がいてくれると安心
■ 親が所有する敷地に収まる住まいを建てたい

 

二世帯住宅でも、お互いのプライバシーを尊重したいのであれば、完全分離型がおすすめです。

LDKや水回りだけでなく玄関ドアも2つあるため、それぞれのライフスタイルを確立させることができます。

とは言え、すぐ隣に暮らしているため、何かあったときにすぐに頼れる点が完全分離型の魅力です。

ただし、すべての空間が2つ必要なため、建物面積が大きくなって建築費用がかかりやすい点がデメリットです。

 

<おすすめコラム>
東京で二世帯住宅~完全分離型の費用と住居費を節約するには?

 

部分共有型

部分共有型とは、建物の一部分を二世帯で共有する二世帯住宅です。

玄関だけ共有するケースもあれば、LDKも一緒にするなど、ご家庭によってどのような間取りにするかは異なります。

 

部分共有型がおすすめな家庭

■ 家事や育児を協力したい
■ 家族とのつながりも持ちつつもプライバシーも確保したい
■ 子世帯だけでくつろげるリビングも欲しい
■ 家族が多いため水回りは二世帯で分けた方が効率的

 

それぞれの世帯だけの時間も確保しつつ、家事や育児などは積極的に協力したいという方は部分共有型がおすすめです。

共有するスペースが多いと家族への声掛けなどもしやすいため、介護や子育てにも適しています。

トイレや浴室は別にすれば待ち時間を減らすこともでき、生活リズムが似ている世帯のストレス軽減にもなるでしょう。

後々の後悔を防ぐために、世帯ごとのライフスタイルをしっかりと理解して、共有する空間を慎重に検討することが大切です。

 

完全共有型

完全共有型とは、すべての空間を共有する二世帯住宅を指します。

玄関・LDK・水回りなどは共有で、それぞれの寝室や収納をつくる間取りが一般的です。

 

完全共有型がおすすめな家庭

■ コンパクトな二世帯住宅を建てたい
■ 二世帯の生活リズムが合っている
■ これまでも同居の経験がある
■ 将来的に売却を視野に入れている

 

完全共有型は、一般的なファミリー層の住宅と似た間取りになるため、コンパクトな家にしやすいです。

売却時にも様々なご家族から検討してもらえる可能性が高まるため、売れ残るリスクを下げることができます。

一方で、すべての空間を共有するため、お互いのライフスタイルを尊重した暮らしをすることが大切です。

寝室を広めにしてプライベートな空間を確保するなど、間取りを工夫してみてくださいね。

 

 

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二世帯住宅の間取りで後悔しないための5つの対策

二世帯住宅のポイント

二世帯住宅を建てて後悔しないために、事前にできる対策をご紹介します。

 

①世帯ごとの活動時間やライフスタイルを把握しておく

二世帯住宅の間取りを考え始める前に、世帯ごとの活動時間やライフスタイルを把握しましょう。

実際にどちらかの住まいへ泊まってお互いの暮らしを体験してみると、より具体的な案が見えてくることもあります。

起床・就寝・食事・入浴などの時間や、平日と休日の生活スタイルを明確にして、共有する空間や設備の数を考えてみましょう。

生活リズムが異なる場合でも、配置の工夫などで対策できますので、まずは現状を把握してみてくださいね。

 

②住まいの中で譲れないポイントを明確にする

お互いに満足のいく二世帯住宅にするために、間取りや仕様の優先順位を明確にしましょう。

譲れないポイントを明確にすることで、後々の後悔を防ぎやすくなります。

内装や設備などは比較的リフォームしやすい箇所ですが、間取り変更や断熱性・耐震性の向上などは大規模な工事になるため、新築時に検討することが大切です。

 

③暮らしに合った間取り・設備を取り入れる

二世帯住宅を建てるなら、お互いに暮らしやすい間取りや設備を取り入れることが大切です。

親世帯・子世帯がいるからと、趣味のスペースを諦めたり自分達の収納を妥協したりしては、住んでから後悔します。

お互いの意見を尊重しつつも、自分達の暮らしが豊かになる間取りやアイテムを取り入れましょう。

また、最新の水回り設備などを採用することで、お互いの家事の負担を軽減できるケースも多いです。

さまざまな選択肢の中から、自分達に合った間取り・設備を検討してみてくださいね。

 

④音や目線などのプライバシーに配慮した住まいにする

二世帯住宅を建てるなら、お互いのプライバシーに配慮した住まいにすることがポイントです。

生活音が気になりそうな空間に遮音材を採用したり、子世帯のリビングと親世帯の寝室を離したりするなど、様々な方法があります。

また、壁や廊下をあえてつくることで音や目線を遮ることができるため、プライバシーを確保した間取りをつくることも可能です。

二世帯住宅の施工実績が豊富な住宅会社に相談し、音・目線などの対策も取り入れてみましょう。

二世帯住宅

 

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まとめ

二世帯住宅はやめた方がいいと言われることもありますが、お互いのライフスタイルを理解して間取りを考えることで、暮らしやすい住まいにすることができます。

二世帯住宅の施工実績が豊富な住宅会社に相談し、ご家族に合った間取りのアイデアや設備を取り入れてみてくださいね。

 

アイホームズは、昭和43年創業以来、東京23区内で「高気密高断熱+高耐震」の家をリーズナブルな価格で数多く手がけてきた実績があります。

ずっと安心して住み続けられる家を建てたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。



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著者情報

五十嵐 照勝

五十嵐 照勝代表取締役社長

昭和43年創業時から、アイホームズは『孫の代まで安心して暮らせる家づくり』を信念としています。
ご家族だけで決められない事や資金計画を元に無理なく建築できる範囲を、永年蓄積された弊社の施工事例を基にお答えさせていただきます。お客様自身が『孫の代まで安心して暮らせる家』に末永くご満足いただけるよう、誠心誠意サポートいたします。

保有資格
  • 一級建築士

  • 1級建築施工管理技士

  • 1級土木施工管理技士

  • 宅地建物取引士

  • 不動産資産診断士

  • 不動産アドバイザー

  • 住宅ローンアドバイザー

  • 耐震診断士

  • 火災保険募集人

  • 生命保険募集人

  • 少額短期保険募集人

  • 自然災害鑑定士

株式会社 アイホームズ

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