夢の『広い家』!デメリットも?広い家の特徴・間取りのコツを解説
注文住宅を検討している人の中には「広い家に住んでみたい」という憧れを抱いている人もいるでしょう。
広い家は、自分の好きな家具を置き、子どもが走り回り、家族それぞれに時間を過ごし、多くのメリットがあります。そんな家に住んでみたいと思いますよね。
一方で「広い家だと掃除が大変そう」などと、デメリットを感じてしまうことも。
本記事では、広い家のメリット・デメリットなど、特徴を解説。
さらに、コンパクトな家でも、家が広く見えるようになる、間取りのコツも紹介します。
広い家に住むと、どんな生活ができるのかを想像しやすくなる本記事、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
目次
広い家のメリット
最初に、広い家に住むことで得られるメリットを紹介します。
大きな家を手に入れた、精神的な利点だけでなく、実用的な利点もあることを知っておきましょう。
広い家を購入した満足感が得られる
広い家を要望していたなら「希望通りの家を手に入れた満足感」が得られるでしょう。
大きなリビングや、円形のテーブルが入る大きなダイニングを要望していたのに、叶わなければ満足度は低下します。
しかし、要望を叶えられたなら、大きな満足が得られます。
また、親族や友人を自宅に招く際にも、家が広いと褒められれば満足度はさらに高まるでしょう。
収納スペースを確保して整頓された家に
広い家であれば「収納スペースを十分に確保」できます。
大型収納のパントリーやウォークインクローゼットを設置したり、リビングダイニング近くに細々とした物を置くための収納を設けたり。
こういった収納を設けても、居住空間を圧迫しないのは、大きなメリットです。
家族それぞれの空間が確保できる
広い家ならLDKを広くして、さらに「家族それぞれに空間を確保」できます。
ご主人の書斎、奥様の趣味室、きょうだいごとに設けた子供部屋。
専用の部屋を設けることで、家族ごとにプライベートな時間を取れるでしょう。
人を集めても大丈夫
親戚や友人を呼んでパーティーを行うなど「人を集めても大丈夫」なのは広い家ならでは。
リビング・ダイニング・テラスと、場所ごとに十分なスペースを確保できるので、狭さを感じずに楽しむことができるでしょう。
バリアフリー化への対応が容易
建築後数十年経過したとき「バリアフリー化しやすい」メリットもあります。
外部・内部ともに、バリアフリー化には一定の面積が必要です。
玄関と道路を結ぶアプローチは、距離があれば勾配が緩やかなスロープになります。
空間に余裕のあるトイレなら、手すりを取り付ける場所にも困りません。
広い家は、バリアフリー化を目指すときに選択肢を広げてくれるでしょう。
広い家の後悔・デメリット
次に、広い家ならではのデメリットを紹介します。
広い家は「費用・手間・分断」が問題になることがあります。
日々の掃除の手間が大きい
広い家は、床面積が大きい分「掃除の手間が大きい」ことがデメリットです。
床面積が大きい分、掃除機をかける範囲は広くなり、窓や収納など、拭き掃除をする面積が増えてしまいます。
ロボット掃除機を使ったり、定期的に掃除を委託する手もありますが、それでも日々のお手入れが大変になるのは避けられません。
建築費用が高額になる
「建築費用が高額になる」こともデメリット。
一般的に、建築費用を大まかに見積もるためには、必要とする床面積に坪単価を掛けて算出します。したがって、建物が大きくなる=床面積が大きくなると、建築費用は比例して大きくなっていきます。
なお、坪単価の考え方はハウスメーカーによって異なるので、数字上のマジックに騙されないようにしましょう。
ランニングコストが高額になる
建物が大きくなると「ランニングコストが高額になる」こともデメリットです。
住宅は、建築・購入して終わりではなく、継続してかかる費用があります。
たとえば、固定資産税や都市計画税などの税金。
毎日の生活を快適にするための冷暖房費。
万が一に備えて加入する火災保険。
外壁や屋根、設備に不具合があったときに必要な修繕費。
こういった費用は、建物が大きくなると比例して大きくなります。
建物をコンパクトにすれば、その分だけ食事や旅行、日々の生活に回せるお金が増えていたかもしれません。
建物と生活、適切なお金の配分を心がけましょう。
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将来余分なスペースができる
子どもたちそれぞれの部屋を与える場合「将来余分なスペース」が生まれることになります。
実は、子供がいる期間は意外と短いもので、建築から10年前後で大学や就職に出ていく例は珍しくありません。夫婦や子ども、家族全体のライフイベントを考慮してから家の大きさを決めましょう。
個室にこもってしまう
それぞれに部屋を設けると「部屋にこもってしまう」のも考えものです。
大きな部屋を設けず、寝るためだけのスペースを設けて、勉強や団らんはリビングやダイニングで行うよう工夫して、家族で暮らせる家づくりがしたいですね。
広く感じる「間取りの工夫」
ここまでの解説で「広い家に憧れていたけど、実はコンパクトな家でもいいかもしれない」と思った人もいるでしょう。それでも、広い部屋への憧れは残るもの。
ここからは、コンパクトな家で広々と暮らすための工夫を紹介します。
廊下などの「通路をなくす」
ひとつめは、廊下や玄関など「通路スペースを減らす」こと。
通路部分は、くつろぐための場所にもならず、収納を配置できるわけでもありません。
間取りを工夫して、通路のためのスペースをなくすことで、リビングや収納を大きく確保できるようになります。
「造作家具」でスペースを最小限に
次に「造作家具」を検討してみましょう。
既製品の家具は、家に合わせて作られていないので、どうしても隙間が生じてしまいます。
一方で、オーダーで家具を発注すれば、建物の寸法に合わせた家具ができ、限られた面積を有効に活用できるでしょう。
LDKを一体にして「視線の抜け」を意識
可能な限り「LDKや和室を一体化」して、視線の抜けを意識しましょう。
一室の空間がつながっていると、視線が遠くまで通るようになり、部屋を区切った場合と比べて家が広く感じます。
当然、和室などつなげる部屋が多くなるほど広く感じますが、玄関をつなげると開閉のたびに寒く感じ、トイレをつなげると音の問題が生じます。その部屋をつなげたとき、どんなメリット/デメリットがあるかを考えてから間取りを考えましょう。
「収納にこだわって」物を出さない
コンパクトな家でも、よく整理整頓されていれば家は広く感じます。
「収納にこだわって」物を床や机の上に出さないようにしましょう。
このためには空間を有効活用して、デッドスペースを活用した収納を作ることを心がけましょう。
「窓」から外の風景を取り入れる
部屋の中だけでなく「窓を通じた外の風景」を取り入れましょう。
視線の話をしましたが、外部まで視線が広がれば、さらに部屋は広く感じられます。
近くに高い建物が多く、視線が気になる場合は天窓・高窓の利用がおすすめ。
視線を気にすることなく、広さ・明るさ・通風を手に入れられます。
まとめ│広さでなく満足度を高めよう
>施工事例:高窓で得られる光・風・視線の「抜け」(墨田区東向島)
「広い家」について、メリット・デメリットなどの特徴、さらに広く見せるための間取りのコツを紹介しました。
大きく広々した家に憧れを感じることがありますが、実は「住む」ことに焦点を当てると、必ずしも広い家が優れているとは限りません。
あなたの目指す生活に合致した、あなたにとっての理想の家を目指して、建築計画を立てていきましょう。
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