台東区の住みやすさを解説│住みやすいエリアは?子育てに優しい?特徴を紹介!
アメ横や浅草寺など、観光地のイメージが強い「台東区」。
街の雰囲気が好きでも「いざ住むとなるとどうなの?」と思う人もいるでしょう。
本記事では、台東区の特徴や住みやすさを解説し、注文住宅を建てるエリアとしてどうなんだろう?という疑問を解消します。
他の区と比べて土地の相場も比較的安価な台東区。
実は利便性にも優れ、住みやすい地区なのです。
目次
台東区の特徴紹介
台東区の東側を流れる隅田川
最初に、台東区の特徴を解説します。
台東区の地形
台東区は隅田川の西側に位置する、東京23区内で最も小さな区です。
区の中央に上野駅があり、東北新幹線の駅も位置するため、都心から東京都外まで幅広くアクセスできる交通の利便性が魅力です。
東京国立博物館や浅草寺など、主要な観光地がある一方で北部・南部では住宅地が広がっていて、便利さと居住性が同居するエリアです。
台東区の治安
台東区の治安は、犯罪件数という数字を見ると、23区内で4番目に高く、よいとはいえません。
ただし、犯罪の発生件数が多いのは上野・浅草といったエリアが中心で、住宅街エリアでは犯罪件数は低く抑えられています。
たとえば、谷中や蔵前といったエリアでの犯罪件数は、年間を通して10件を下回ります。
一方で上野・浅草エリアでの犯罪件数は800件を超えるなど、場所ごとに犯罪件数が異なることが分かります。
台東区で注文住宅の建築を予定している場合は、どの地区に建築するのかを熟考するべきでしょう。
台東区内で住みやすいエリアは?
人気のある「根岸」に位置する三ノ輪駅周辺
具体的に、台東区内で注文住宅の建築を検討し始めると、気になるのは人気のエリアです。
2022年、人気が高まっているエリアの特徴を解説します。
隅田川沿いのおしゃれな町「蔵前」
「蔵前」は隅田川に沿う、ビジネスと小規模な商店や住宅が入り交じる地区です。
昔ながらの下町のイメージを持つ街並みですが、実は最近は若者も多く転入してきており、おしゃれなカフェや、こだわったお店も見られるエリアです。
駅前には24時間営業のスーパーがあり、コンビニやドラッグストアなども点在していて、日常生活は便利に過ごせるでしょう。
地下鉄「浅草線」と「大江戸線」の2つの路線が通っていることもあり、都心へのアクセスも優れた地区です。
各方面へアクセス優良「入谷」
「入谷」エリアは、地下鉄入谷駅が近くにありながら、上野駅へも徒歩圏内でアクセスできる利便性に優れたエリアです。
便利な一方で上野駅~浅草エリアの観光客の主要なルートを外れているので、適度な静かさも得られるでしょう。
静かといっても、小型のスーパーや飲食店が駅前を中心に展開されていて、不便なく日常生活も送れます。
閑静な住宅街が広がる「根岸」
「根岸」エリアは、入谷の西側に広がる地区で、JR鶯谷駅がある、こちらも交通利便性が高い地域です。
ホテル街のイメージが強い人もいるかもしれませんが、そのエリア以外ではお寺や神社が多く、落ち着いた雰囲気を持ちます。
帰宅が遅れることが多いなら、繁華街を避けて帰れる場所に建築を検討しましょう。
公園やお寺の多い落ち着いた「松が谷」
「松が谷」は上野と浅草の中間に位置するエリアで、かっぱ橋道具街があるので、にぎやかなイメージを持つかもしれません。
しかし、大通りを一本入ると閑静な住宅街が広がる、居住に適した雰囲気を持ちます。
小規模な公園も点在しており、ファミリー層が入居するのに適した場所です。
静かな住宅街である一方で、稲荷町駅、田原町駅、入谷駅と複数の地下鉄を利用できる便利なエリアでもあります。
ファミリーが気になる子育て環境
子育て世代にも嬉しい広大な「上野恩賜公園」
ここまで、居住するのに適した人気のエリアを紹介してきました。
どの地区も地下鉄やJRの駅が近く、しかも閑静な住宅街が広がる、居住に適した地区だということがわかりました。
ここで、ファミリー層が気になるのは子育てしやすい環境か、ということ。
台東区全体の子育ての状況を確認してみましょう。
台東区の待機児童の状況
気になる待機児童の状況は、令和2年4月1日は60名、令和3年4月の待機児童数は15名と、順調に減少傾向にあります。
令和4年8月の入園可能人数を見てみると、複数の公立保育園で入園可能となっています。
保育園を利用しながら、共働きで生活を目指す人にも、台東区は優れた地区といえます。
子供の医療費助成制度(台東区は食事補助もアリ)
台東区では、0歳から中学生まで、医療費の自己負担金を助成する制度を実施しています。
また、気管支喘息、身体に障害を有する児童で手術等によって障害の改善が見込まれる人、その他特定の疾病にかかっている子を対象に、医療費を助成する制度があります。
また、来年度から東京23区で高校生の医療費を無償化する制度が始まるなど、子育てへの負担が軽減される取り組みが増えつつあります。
1時間300円の育児支援ヘルパー
台東区では、産前産後に1時間あたり300円で利用できる「産前産後支援ヘルパー”あったかハンド”」を実施しています。
対象となるのは1ヶ月以内に出産予定の女性、または生後1年の前日までの乳児を持つ家庭です。
1日4時間を限度に1時間1人あたり300円で、ヘルパーが自宅を訪問して家事・育児支援をしてくれます。
産前産後、心身ともに不安定な時期に、安価な金額で手助けを受けられる制度は嬉しいですね。
台東区の住宅建築への補助金
最後に、台東区に住んでいる人、住む予定の人が利用できる補助金を紹介します。
残念ながら新築に使える補助金は見当たりませんでしたが、リフォームを対象にした補助金が稼働中です。
タイミングが合えば、積極的に活用していきましょう。
子育て世帯住宅リフォーム支援制度
台東区内の住宅に居住する人に向けて、幅広くリフォームに利用できる補助金が利用できます。
助成金額は対象工事費の3分の1まで、上限は20万円。
手すりの取付、段差の解消からコンセント位置の変更まで様々工種に対して利用できるので、ぜひ活用したい制度です。
住宅修繕資金融資あっせん
住宅の修繕資金の借り入れを区があっせんし、利子の一部を区が補給する制度です。
工事費の80%以内で10万円以上500万円以内の金額の融資をあっせん、利子1.10%のうち0.5%を区が負担、0.6%部分だけの利子負担になります。
まとめ│落ち着いた下町 台東区で土地探し!
台東区に対して観光地というイメージを抱いている人も多いと思いますが、実は落ち着いた下町の雰囲気のエリアもある、ファミリー層にもおすすめの場所です。
土地の金額も東京23区内ではこなれた金額なので、土地を探している人は台東区での土地探しを検討してましょう。
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