【床面積と土地面積別】15坪の家の間取り実例を紹介│15坪を快適に過ごすコツも解説
東京で一戸建てを建築する場合、土地の値段が高くなるため、予算の都合上「土地・建物の広さが制限される」ことがあります。
そのとき、目安になるのは「15坪」という広さ。
今回は…
- 15坪の「床面積」を持つ家の間取り事例
- 15坪の「土地」を持つ家の間取り事例
を紹介します。
記事の終わりには、15坪の家・土地の一戸建てを建築する場合のコツも紹介します。
コンパクトな家の建築を目指す人に役に立つ情報をお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
15坪の床面積の間取り実例
最初に、15坪前後の「床面積」を持つ家を写真とともに紹介します。
2階・3階の床面積を合計して15坪。
狭小住宅の範ちゅうに入りますが、想像していたより広いもの。
間取りの工夫次第で、快適に生活できることを確認してみてください。
床面積15坪「2階建て」の事例
墨田区八広の変形敷地に建築された住宅は「総工事床面積14.53坪」です。
2階には屋根付きのバルコニーも設置しており、洗濯など日々の家事を手助けする工夫が見られます。
間取りは1LDKで、南北方向の奥行きを狭くしているので、どの部屋にも南からの採光が得られ、明るい雰囲気です。
特に2階の寝室は、2面採光で十分に光を取り込んでいます。
床面積が少なめで階数が高い家は、1部屋ごとに設けられる窓の数が多くなるメリットを体現しています。
1階のDK部分も広々としていて、水回りと通風も十分に取れています。
1部屋あたりの開口部の多さは通風にも影響し、風を取り込むことで室内の空気を清浄に保つことも期待できます。
床面積15坪「3階建て」の事例
墨田区東向島に建築された住宅は「総工事床面積13.75坪」ですが、ロフト部分も合わせて3階建ての住宅です。
本事例では、住宅密集地に建築する場合のコツが散りばめられています。
周囲を建物に囲まれている場合、光や風を取り込むのが難しいことが多いですが、ロフトと高窓、さらに吹き抜けを設けることで解消を図っています。
高窓からは青空が見え、取り込んだ光は白い壁を通じてDK空間全体に行き渡るよう設計されています。
ロフトを設けることで、狭小住宅で問題になりがちな収納問題を解決。
普段は階段を壁面に置いておけるので邪魔にもなりません。
道路側に設けたサンルームは一日中安定して光が当たるので、天気に左右されることなく洗濯物の乾燥を図れ、快適な家事環境を確立。
サンルームはダイニングキッチンに面していて、洗濯や料理など、あらゆる家事をひとつの部屋で行うことが可能です。
さらに、1階部分に水回りを集中させて、効率的な動線を確保しています。
15坪の家と聞くと、つい「狭い」と感じてしまいがちですが、間取りの工夫次第で広々快適に過ごすことができますね。
15坪の土地の間取り実例
続いては「敷地が15坪」の家の事例を紹介します。
敷地面積15坪の場合、敷地いっぱいに総2階建ての家を建築すれば30坪弱になり、余裕をもった快適な生活が送れます。
土地15坪「2階建て」の事例
北区田端に建築された2階建て住宅は「14.52坪の土地」に建築されました。
コンパクトさを感じさせず、奥行きも確保されているため、重厚感を感じる外観に仕上がっています。
内部は、各部屋が引き戸でつながるように設計されていて狭さを感じず、明るい空間を確保。
部屋を細かく区切らなかったことで、部屋の使い方が変わっても柔軟に対応できる可変性の高い間取りです。
対面キッチンとカップボードも確保しているので、収納が不足することもなく、家族との対話を楽しみながら日々の生活を送れるでしょう。
土地15坪「3階建て」の事例
続いて「16.3坪の敷地に3階建て」さらに広々とした屋上スペースを確保した住宅を紹介します。
道路側からの見え方にも配慮していて、窓のタテ・ヨコのラインを揃えるところにこだわりを感じます。
特徴的な3つの小窓は広々とした玄関を明るく照らしており、続く廊下まで光を届けます。
スペースを無駄にしないよう、階段下も収納に使えるよう配慮している点にも注目です。
2階に上がると広々としたダイニングキッチンが姿を現します。
2階全体をひとつの空間につなげたため、南の3つの縦長窓から差し込む光がキッチンまで差し込み明るい気持ちで料理ができますね。
敷地一杯の屋上からは東京の景色を一望でき、洗濯物の干し場や家庭菜園など、様々な利用方法が思いつきます。
15坪の間取りで考えること・コツ
ここまで、15坪をキーワードにした住宅の事例を紹介しましたが、最後に狭小な土地・建物で暮らすうえでのコツを紹介します。
建ぺい率・容積率への理解を持つ
1つめは「建ぺい率・容積率」への理解です。
建ぺい率は敷地面積に対する建築物の建つ面積の割合。
容積率は敷地面積に対する建築物の延床面積の割合。
敷地面積から計算された、建ぺい率や容積率を超えて建築できないということです。
ここで知っておきたいのは「不算入になるもの」があること。
その間取りを作っても計算から除外されるので、知っておくだけで広めの住宅が建てられるのです。
具体的には、一定の広さの「地下・車庫・ベランダ・出窓」といったもの。
ぜひ活用して、広々とした空間を手に入れましょう。
1階部分を駐車場にして土地の有効活用を図る
不算入になる場合がある「駐車場」。
車を持つ予定がある人にとっては、雨に濡れることなく乗車もでき、自転車を収納できるなど便利な設備になります。
外遊びの道具や園芸用品、車用品を置くこともできるので、多目的に利用でき、実は車を持たない人にとっても有用な間取りになります。
狭小住宅は値段が割高となる認識を持つ
狭小住宅が「割高になる」事実も認識しておきましょう。
狭小地で建築する場合は、建築時に足場を立てるのも困難で、特殊な工法を利用することも。
また、仮設トイレなど、広い家を建てる場合でも小さな家を建てる場合でも、変わらず必要な費用もあります。
こういった理由で、狭小住宅が割高になることは把握しておきたいです。
→関連記事:建築費用にどこまで算入されるのか、知りたいあなたへ
まとめ│15坪の家は都内の建築に慣れた業者に依頼を
「15坪の土地・間取り」をキーワードに、間取りの紹介を行いました。
狭く感じる人もいる15坪。
実は間取りの工夫次第で広さを演出できるもの。
これから建築を予定する人は、ちょうどいい広さを模索してみてくださいね。
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