ローンを返せなくなるとどうなるのか?
ご存知のとおり、住宅ローンは2年や3年で終わるものではありません。
20年~35年という非常に長い返済期間になりますので、その間には、
運悪くリストラなどに合い、収入が途絶えてしまうことも考えられます。
こんなときは、貯金を切り崩して返済に充てながら、次の就職先を探すしかありません。
無理なローンを組んでいなければ、比較的長い期間収入が途絶えても安心していられます。
しかし、身の丈以上のローンを組んでいる場合は、悠長なことを言ってはいられません。
最悪の場合ですが、貯金も底をつき、就職先も決まらずに収入が得られない場合は
どうすればよいのでしょうか?
とりあえず、返済先の金融機関の窓口に相談することです。
もの延滞ということになると、翌月は先月の支払い分と合わせて払わないといけないため、
大ピンチに陥ってしまいます。2ヶ月分もとても払えません。
万が一、払えなくなることも想定して、住宅ローンを組む際は、連帯保証人を立てることを
金融機関から求められます。しかし、支払期間が長く金額も大きいために、なり手がいないのが
現状です。
そこで、保証機関に保証料を支払うことで、連帯保証人の代わりとすることができます。
あなたが住宅ローンを支払うことができなくなった場合には、保証機関が金融機関への
支払いを全額肩代わりしてくれます。
しかし、あなたの保証機関への支払い義務は残ります。
おまけに延滞利息を含んだ残債を払わなくてはなりません。
多くの場合、利息分だけを最低支払うことで、元金の繰り越しをしてくれるので、
当座はしのぐことができるでしょう。
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