「値引きの良し悪し」
契約の段階になって、営業マンに、
「もう少し安くならないの?○○万円値引きして」
と言われるお客様がいらっしゃいます。
家は高いので多少は値引きしてもらって当たり前、
と考えている方も多いようです。
しかし、過度な値引きをお願いするのは、自分で自分の首を絞めることになりかねません。
家の構造や材料の種類など、100%理解している人は、
関係業種の人を除いてはほとんどいません。
ある程度の細かなところは、住宅会社にお任せするしかありません。
過度な値引きをお願いすると、悪質な住宅会社は、利益を出すために、
お施主さんの知らないところで材料を減らしたり、手間を省いたりすることもあります。
「そんなの欠陥住宅だ!」と思うでしょう。
それはその通りなのですが、その原因のひとつがお施主さんの過度な値引きの要請なのです。
考えてもみてください。
お医者さんに行って、
「ちょっと安くしてよ」
と言ってから診察を受け、薬を受け取りますか?
そんなことを言ったら、しっかり診察してもらえないかも知れないし、
本来必要な薬を減らされるかも知れません。
ある程度お医者さんの診察にお任せするしかないのです。
値引きをお願いすることが悪いと言うことではありません。
しかし、過度な値引きを強要することは、いろんな問題の原因に
なることもありますので注意してくださいね。
失敗しない家づくりブログその他のブログ記事