「土地は変化します」
今も昔もよくあるトラブルは、日照権に関することです。
簡単に言えば、日当りが悪くなったということですが、
日照権に関するトラブルは、ちょっとそっとでは解決しないことが多いようです。
日当りが悪くなった側にしては、日照権の侵害になる行為も、
もう一方の側には、自分の敷地内に法律を順守し、
建築確認許可が出れば、建物を建てる権利があります。
両方の権利があるので、どちらかの言い分だけでは
なかなか解決しないのが現実です。
南側が田んぼ(畑)で、日当りが良かったのに・・・
南側が空き地だったのに・・・
こんな声があちこちで聞こえています。
南側に建物がなく、日当りがいい土地だからと言って、
南側いっぱいまで家を建ててしまうと大変です。
南側の土地に建物が建ってしまうと、境界付近の部屋は、
確実に日当りが悪くなります。
一般的な住宅会社であれば、将来的に日当りが悪くなる可能性を
アドバイスしてくれますが、これも会社や営業マンによりけりです。
基本的に田畑は売買しても田畑のままです。
しかし、決められた手続きをすれば、家を建てることもできます。
実際、数年前まで田畑だったところが開発され、
住宅地になっているところもたくさんあります。
土地は永遠に今の状態ということはありません。
将来的にそこに建物が建つこともありますので、
それを考慮しながら家づくりを進めてくださいね。
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