よく聞いてくれる人を選びましょう
あなたが業者を選ぶ基準として、業者の聞き取り能力は欠かせません。
聞き取り能力は、社長との面談で判断できます。
社長が話す割合が2ぐらいで、あなたが8ぐらい、
これだといいコミュニケーションが取れ、要望もよく伝わるでしょうね。
また、上手な質問をしてくれるところを選びましょう。
例えば、
1 「居間は何畳くらい欲しいですか?」
2 「居間ではどのように過ごしたいですか?」
皆さんは、どちらの質問がいいですか?
1の質問では、広さしかわからず、生活スタイルは伝わりません。
しかし、2の質問だと、生活の話になります。
生活スタイルを聞けば、ふさわしい広さや仕様、使い方もわかるでしょう。
普段の生活について質問する業者を選んでください。
もしそうでないなら、家に合わせた生活スタイルになるでしょう。
あくまでもご家族に合わせた生活スタイルにして下さい。
ところで、
「選ばれる工務店と選ばれない工務店、その違いは?」
施主様から選ばれる工務店と選ばれない工務店の違いは、ちょっとしたことです。
そうです。
施主様の話をよく聞くかどうかなんですね。
選ばれない工務店は、自社の特徴を熱意を込めて説明します。
打ち合わせの間中、ずっと自分のことを話すのです。
しかし、選ばれる工務店は施主様を理解するために、さまざまな質問をします。
その質問も、建物のことではなく、施主様の生活についてなんです。
建物のことは、後でいくらでも話せますからね。
そして、自分のことは話さず、施主様の話を聞くことに集中します。
もちろん、施主様に建物のことを質問されれば簡潔に答えます。
結果、施主様は、自分たちの気付かないことを引き出してくれると感じるのです。
施工技術力、設計力、デザイン力がいくら良くても、選ばれません。
また、人柄がいくら良くても選ばれないのです。
ですから、
いつも「施主様の生活」に焦点を当て、「施主様の幸せ」だけを考えてくれる業者を選びましょう。
とにかく、施主様の話を良く聞いてくれる人がいいですね。
施主様を理解することに努めてくれる業者です。
そういう人は、なぜとか、どうして、という質問をします。
そして、施主様の思いを汲み取っていくんです。
皆さんも、じっくり話を聞いてくれる人がいいでしょう?
説明ばかりする人は嫌ではありませんか?
おしゃれな暮らしがイメージできる話、
そんな話ができればいいですね。
では、また。
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