見積りの落とし穴とは?
住宅本や住宅雑誌には、
「見積りは複数取れ」
「見積りは最低3社から取れ」
って、書いてありますよね。
また、住宅メーカーの営業さんは、
「どうぞ他社と比較してください」
「ぜひ当社も見積りさせてください」
など、見積りはいくつか取るものとして話しますよね。
だから、
「見積りはたくさん取るもの」と、思うわけです。
「えっ、そうじゃないの?」
実は、そうじゃないんです。
結論から言います。
見積りを複数とっても、正しい比較ができません。
残念ながら、見積り書を見比べてもわからないんです。
なぜなら、各業者の基準が違うからです。
家に使う材料やグレードは、各社まちまちなんです。
基準が違うと、正しい判断はできません。
さらに、技術力は見積りと関係ありません。
皆さん、そうではありませんか?
そっくり同じもので比較しないと、良し悪しの判断ができないでしょう。
また、見積り金額が正当かどうかはプロでないと分からない。
いや、プロでも分からないものもあるんです。
さらに、使われている材料など、金額に見合った価値があるかどうかの判断もできないんです。
見積りを複数とってわかることと言えば、プランと合計金額くらいです。
ですから、もし、見積りを取るのであれば、プロに見てもらいましょう。
決して、あなただけで判断しないように!
そして、すぐに結論を出さないように!
では、また。
失敗しない家づくりブログその他のブログ記事