展示場だけ見て決めないでください
前回、業者選びで失敗する人の特徴が2つあると言いましたね。
1. 住宅展示場を見て決める
2. 見積りを複数とる
今日は、展示場を見て決める問題点をお話しましょう。
まず、その最大の問題は、選択肢が少なすぎることです。
総合住宅展示場には、たくさんのハウスメーカーが出展していますが、
業者全体からすると、ほんの一部です。
皆様が住んでいる地域に、業者がどのくらいあるかといえば、
人口1,000人に対して1社あるんです。
人口が10万人であれば、100社です。
100万人であれば、1,000社ということですね。
では、展示場には何社出展していますか?
10社、多くても20社くらいではありませんか?
人口100万人に対してせいぜい20社くらいしかないんです。
と言うことは、1,000社のうちの20社だから、たった2%の中から
決めることになるんです。
これではあまりにも少なすぎませんか?
そして、次の問題は、展示場に出展しているメーカーの家は値段が高いことです。
皆様も、うすうす感じているとは思いますが、展示場にかかる経費は半端じゃありません。
その費用は、もちろん契約する人が払っているわけですが・・・
で、その払っている、いえ、払わされている額は、大きな声では言えませんが、
300万円以上でしょうね。
展示場を見て決める問題点、もうお分かりですね。
選択肢が少ない、建物以外の費用まで払わされるということです。
では、「見積りをたくさん取る」問題については、次回お話しましょう。
お楽しみに。
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