第5章「縁起の良い土地・悪い土地の落とし穴」
第4章 『角地でも買って良い土地・悪い土地の落とし穴』はこちら
突然ですが土地探しって・・・
なかなか【いい土地が見つからない】と思いませんか?
土地探しをしている80%の方が同じ悩みで悩んでいます。
安心してください。
結婚と同じで・・・【いい人に一回で出会えた!】
な~んて言う人は
確率的に低い話な訳ですよね。
昔は、両親の勧めで、相手を探され、断ることが
出来ずに嫁にとついだ!と云う話は多くありました。
決まって、その方たちの大勢は、
「昔は当然だったんだ!好きで一緒になったんじゃない!しかたなくだったんだ!」
ともらしながら・・・
「でも・・・暮らしているうちに・・旦那の良さがわかってきた!」
な~ていうご夫婦をお見かけしたりもしました。
土地も探しも、同じようなことが言えます。
なぜなら・・・・
土地探しをしている100%の人が同じ要望だからです。
日当たりがいいところ
角地、又は南道路
小学校に近い ・ 通勤が駅に近い
み~な同じような考えなのです。
これらの考えを恋愛に例えると・・・
明るくて、顔がかわいくて、やさしくて、お金もある人
となる訳です。
日本人のみんなが、明るくて・顔がかわいくて・やさしい人ではありません。
多少、妥協するときもあると思います。それよりも、
先ほどの、昔の結婚話ではありませんが・・・・・・
一緒に暮らし始めて・・・だんだん、幸せになっていくこともあります。
ただ、今日のテーマでもありますが
「第5章 縁起の良い土地・悪い土地の落とし穴」だけは・・・
当たらないようにしてくださいね。
さあ~では始めましょう。
最近は、競売物件と言う言葉を良く聞くようになりました。
もうご存知でしょうか?
前の土地所有者が、返済できなくなり、裁判所より売りに出される物件です。
かなり安く買えるのもあることは、知っていますよね。
ここの章では、実際に起きた競売物件に絡んだお話を紹介します。
自分が買う土地が
【縁起がいいのか?悪いのか?】気になる方ですか?
私は、友人のお家の候補地をさがした時に
前の所有者の方の運、不運を気にしました。
理由は
なんの理由で、この土地を売るのか?
なんで、その当時、ここの土地を買ったのか?
その理由を知りたかったのです。
例えば、中古住宅が売るり出されている場合、
その家で、何が起きてきたのか?気になりませんか?
これは、実際の話ですが、
子供が自殺した。ここには住んでいられない。とか
借金がもとで家族が蒸発した。とか
売る理由はさまざまです。
買うきには誰だって、
安くて良い(運がよくなりそうな)物件を探していることと思います。
そんなお客様に
本当のことを言うと・・・物件が売れなくなるのではと
不動産屋さんなら思うはずです。
実際に、購入された方が、同じような出来事で
悩まれる場合があります。
私の友人が購入を検討した時は・・・・
売主さんが、どのような方なのか?
なんで、この土地を以前買って、20年経って売るのか?
売主さん本人から聞きました。
すると・・ご夫婦が若い頃、いっしょに協力して購入し
子供の資産になればとお思い、日当たりの良い角地を買ったとの事でした。
しかし、その子供は、仕事の関係で、他地区で家を買うことになり
この土地を手放して、その購入費用に当てるためとおっしゃていました。
とても、仲の良い明るい夫婦で
ローンも早めに返してしまったようです。
結果として、友人も予想したペースより、早めにローンが清算できました。
友人の子供も成長し、大きくなったら・・・自分で家を作りたいと言っています。
「家を買って運が上向いた」と喜んでいました。
最近の例では・・
2億円近いビルが5000万円で競売にかかり、
そこを買われた方が、そののち自分の会社まで
おかしくなり、また競売にかかってしまった。というお話もあります。
昔から、なぜだか運が悪いところは、不運がつづくというケースがあります。
まさに、このことです。
どうしても、購入したい場合は、できるだけ、そのままの土地形状にせず
土地を分筆して形を変えるなどの工夫をされては如何でしょうか?
悪い運を切る、と云う意味でそうしたいものです
また、植物があまり育たない土地も注意が必要です。
【縁起】や【運】は、人それぞれ考えがあると思います。
でも、もし気にされるなら、充分に確認をしてくださいね。
俺はへっちゃらだ~!と勇気ある方は挑戦してみてください。
でも、奥さまやご家族の考えも確認してくださいね。
購入したい土地が良い土地なのか?悪い土地なのか?と云う
判断基準は、まだまだあります。
気になる方は、五十嵐 照勝まで問い合わせをしてください。
それでは、今日はここまでです。
次回は、第6章 土地の価格以外にお金の沢山かかる土地
お金がかからない土地の落とし穴です。
それでは、また次回お会いしましょう。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。
五十嵐 照勝
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