墨田区で注文住宅,新築一戸建てなら(株)アイホームズ

ブログ
  • 採用情報
  • チャットで相談
  • LINEで相談

【断熱リフォーム】黒カビ繁殖で鼻炎に…

2025年03月06日

皆さま、こんにちは(*^^*)

ウェブ担当の五十嵐です。

 

3月に入り少しずつ春の気配を感じられるようになりましたが、皆様いかがお過ごしですか。

最近のリフォームのトレンドは何かと聞かれたら、まず頭に思い浮かぶのが「断熱リフォーム」です。

冷暖房効果をUPさせたり、光熱費を節約するためのもので、ご検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、過度な断熱はかえって住む人の健康を害することがあるため注意が必要です。

「冬は暖房なしでは過ごせない…。家にいるときは1日中付けっぱなし。でも電気代の請求を見ていつも後悔する。」

「とにかく高い。何とかしようと一昨年、思い切って断熱リフォームをしたところ電気代が大幅に下がった。そこまでは良かったんだけど…。」

こう話すのはご自宅の断熱リフォームを行ったA様。

 

A様家は築40年を超える古いお家だったためエアコンの効きが長く持たず、毎年、夏や冬になると高額な電気代を支払っていたそうです。

「ひと月で4万円近く支払っていたこともありました。」

「こまめに付けたり消したりしていると電気の消費が増えると聞き、1日中付けっぱなしです。」

少しでも電気代を安くしようと、エアコンを省エネタイプのものに買い替えたことも何度かあったそうです。

しかし、効果はイマイチ…。期待したほど電気代は下がりませんでした。

このままでは、いつまで経っても同じことの繰り返しだと考えたA様は問題を根本的に解決するために約800万円かけて家の断熱リフォームを行ったそうです。

 

壁や天井、床には分厚い断熱材を施工。窓もすべてペアサッシに交換。

結果、家の断熱性能は格段に向上し、エアコンの効きが明らかに長持ちするようになったそうです。

そして迎えた昨年の夏、2万円を超えるのが当たり前だった電気代は平均1万5千円まで下がりました。

「たかだか5千円かもしれませんが、ひと夏だと2万円、冬も入れたらその倍の節約になります。決して小さい額ではありませんよね。」

しかし、そんなA様に悲劇が訪れたのは、秋口に差し掛かった頃でした。

小学一年生のお子さまが頻繁にくしゃみをするようになり、体調不良を訴えたそうです。

「はっきりした兆候はなかったのですが、急に鼻水が出るようになりました。」

「最初は風邪でもひいたのかと思っていたのですが、しばらく様子を見ていても症状はまったく改善しませんでした。」

「それで病院に連れて行ったら原因は鼻炎でした。」

それまでお子さまは花粉アレルギーすらなかったため、A様ご夫婦は「なぜ突然?」と疑問に思ったそうです。

しかし、お医者さんに聞いても理由はすぐには分かりませんでした。

 

それからひと月程したある日、A様はたまたまネットで【リフォーム後に起こる健康被害について】と題されたコラムを目にし「これかもしれない!」と思ったそうです。

 

そこには【過度な断熱工事はかえって家の中の湿度を高めカビや雑菌を繁殖させることがある】と書かれていました。

言われてみればリフォーム後、家の中がやけに湿気っぽいなと感じることが多々あったそうです。

 

不安を感じたA様は、一度家の中をくまなく確認することにしました。

リビング、キッチン、浴室などは特に問題ありませんでしたが、子ども部屋でついに異変が見つかりました。

「最初は何も見つかりませんでしたが、ふと気になってタンスが置かれた側の壁に触ったら、少し濡れていたんです。」

「慌ててタンスをずらしてみると、びっしりと黒カビが生えていました。」

 

A様はすぐにカビを綺麗にふき取り、窓を開けて部屋の中の換気を行いました。

しかし、原因を明らかにしない限り、いずれまたカビが生える可能性があり、安心できません。

そこでA様は、弊社へご相談にいらっしゃいました。

 

原因を探った結果、子ども部屋にだけ換気設備がありませんでした。

子ども部屋にはすぐに自然換気用の丸形フード2つを設置。

念のため、壁紙も新しいものに張り替え、タンスも新しいものに買い替えました。

その結果、お子さまの症状は改善し、ひと月後には鼻水はすっかり治まったそうです。

 

断熱リフォーム後に何かしらの体調不良が発生した場合は、まずは換気ができる環境がしっかり整っているか確認してみてくださいね。

お住まいについてご相談がある方はお気軽にお問合せください♪

お問い合わせ|墨田区でマイホームならアイホームズ

住まいづくりのお役立ちブログその他のブログ記事

一覧へ >
家づくりブログトップへ