一生付き合える住宅業者の選び方
皆さんこんにちは。磯貝です (^_-)
住宅業者選び = パートナー選び
住宅業者選びは、恋人や結婚相手選びに似ています(笑)
「この人になら、私たちの家を任せられる!」
そんな住宅会社、信頼できるパートナーなんて、一体どこにいるのかしら?
実は、あなたと住宅業者との出会いを見つける場所が存在します。
それは、住宅展示場、現場見学会です。
【センスやイメージを参考にするなら住宅展示場】
実際に住宅業者が建てている家を見に行くことができる機会と言えば、
住宅展示場(モデルハウス)と現場見学会などですね。
「とにかくイメージの参考にしたい」
というのであれば、住宅展示場に行くことをおススメします。
そして、住宅展示場には、“思わず欲しくなってしまうような装飾”が、
家中の至るところにアレンジされています。
モデルハウスに憧れて家を購入したけど、センスが良かったのは、
家具や小物だけだったなんていうことにならないように (*_*;
【リアルな家づくりが見たいなら現場見学会】
「実際に自分が建てる家の間取りの参考にしたい」
「自分が建てる家と同じくらいの広さの家を体験したい」
「自分が建てる家と同じくらいの金額の家を見てみたい」
という人には現場見学会がおススメです♪
住宅展示場では、業者の不利になる情報は見ることができません。
つまり、全てその住宅会社の広告宣伝なんです。
一方、業者にとっては隠したくても隠せないのが「現場」です。
ありのままの姿をさらけ出した現場を見て、現実のイメージをつかんで下さい。
住宅展示場は、土曜日、日曜日、祝日、お盆休み、お正月休みも営業しています。
でも現場見学会は、開催日が決まっているため、そういうわけにはいきません。
現場見学会の開催日は、新聞の折込み広告や、自社のHPなどに載っています。
近年ではSNSなどで配信をしている業者さんも増えてきていますね。
家づくりを失敗しないためには、まず、自分と同じような環境の人が、
実際に建てた家を見ることができる現場見学会が最適です 。
スケジュールが合うならば、是非足を運んでみましょう♪
【全ての人が満足する住宅はない】
1つ覚えておいてほしいことがあります。
それは、「世の中には全ての人が満足する住宅はない」ということです。
どの住宅も何かしらの長所、短所があります。
また、他の人にとっては有意義で正しい情報が、あなたにとって正しいとは限りません。
自分にはどの情報が必要で、どの情報を捨てなければならないのかを、
しっかり見極めることが、信頼できる住宅業者、担当者探しにもつながります。
【現場見学会に参加する】
・新聞の折込み広告を見て参加する
・気になっている住宅業者のHPを調べて、イベントの参加申込みをする
・電話、メールなどから見学会に参加したい旨を伝える
電話をかける場合には、
「実際にお施主さんが住む家を見たいのですが」
「建築途中の現場を見せていただけますでしょうか」
などと伝えてみましょう。
万が一、そこで、「当社はそのような見学会は行っていません。」とか、
「モデルハウスをご覧になってください。」などと言われたら、その会社は注意が必要です。
【現場見学会で聞いてほしいこと】
現場見学会といっても、実は2種類あります。
それは、「構造見学会(建築途中)」と「完成見学会(完成済)」です。
構造見学会では、具体的な家の構造を見ることができます。
大切な家の骨組みとなるとても重要な部分です。
興味のある会社1社につき、3回くらいは現場見学会に行って、
多くの情報をご自身で集めてください。
『この家は何坪ですか?』
例えば、漠然と「40坪の家が欲しい」と思ったとします。
では、40坪がいったいどれくらいの広さなのか、
実際の家の大きさと比較して体感してみてください。
また、家具が置かれた時をイメージすることも大事です。
『これは標準装備ですか?』
素敵なインテリアや、自分たちも欲しいなと思う設備があったら質問してみましょう。
それがオプションであれば、標準設備との差額がどのくらいなのかも確認しましょう。
『現場監督さんは、資格者(施工管理技士や建築士)ですか?』
家づくりは、自分が計算した通り、思った通りに進まないこともあります。
そんな時に適切な判断が下せる知識と経験を持ち合わせた現場監督がいれば安心ですよね。
『なぜあなたはこの仕事をしているのですか?』
同じ会社に家づくりを頼むとしても、担当者によって間取や資金計画の提案は違います。
その人の仕事への思い入れや、話しぶりなどから、相性が良いかどうかを見極めましょう。
【選択肢は3つまでに絞る】
住宅業者を絞る際に、いきなり、「ここにしよう! ここしかない!」と、
ピンとくる住宅業者に出会えればラッキーですよね。
2~3社まで絞れたという人の場合でも、本心はたいてい一つの会社に決まっていたりします。
逆に4社以上いいなと思って絞り切れない場合は、まだ次のステップに進むべきではありません。
選択肢が多ければ多いほど、各業者との打ち合わせの内容が薄いものとなってしまう危険性があるからです。
そして、信頼できる会社かどうかは、見積りだけで判断してはいけません。
これは大切な考え方です。
なぜなら、見積り以外にも、もっと大切な検討材料があるからです。
【業者を選ぶときのポイント】
★広告宣伝費が少ない会社を選ぶ
広告宣伝にはお金が掛かります。
そして、その費用はもちろん、これから家を建てる人が負担することになるのです。
・テレビやラジオで毎日のように宣伝している
・新聞にいつもカラーで大きな折込みチラシが入っている
・モデルハウスをいくつも持っている
特にモデルハウスは、維持するだけでも莫大な費用が掛かります。
土地の取得費、建築費、企画運営費、それに光熱費や冷暖房費なども掛かってきます。
★訪問営業をしていない会社を選ぶ
訪問営業にも、やはり多額の費用が掛かります。
社員を雇う側からすると、これほど効率の悪い販促活動はありません。
また、営業マンが一番大事にしなければならないのは、
家づくりを任せてくれたお施主様とのコミュニケーションです。
訪問営業する会社は、営業中心の会社になってしまいがちです。
★棟梁が家をつくってくれる会社を選ぶ
全ての家が、棟梁によってつくられているわけではありません。
それを見分けるポイントは、住宅業者が直接棟梁にお金を払っているかどうかということです。
住宅会社と棟梁の間に、下請けの減築会社が入っていると、
その分、お客様のお金は間接費用にも振り分けられてしまいます。
そして、棟梁にしっかりとしたお金を払うことができなくなります。
あるいは、上乗せして、お客様が支払うことになるのです。
★つくり手の顔が見える会社を選ぶ
家づくりは、人が行うものであり、しかも、大部分は工場ではなく現場で行われます。
ですから、何かトラブルがあったときに、誠意ある対応をしてくれる会社であることが重要です。
家づくりを一緒にしていくのにふさわしい会社を見抜きましょう。
★理念のしっかりした会社を選ぶ
会社の理念は、発行している会社案内やガイドブック、HPなどで調べることができます。
どんな住宅をつくっているのか、家づくりの想い、どんなスタッフが働いているのかなどを確認して下さい。
★会社や社員の雰囲気を見る
嘘のない会社か、嘘のない社員か、という観点で観察してみて下さい。
家づくりには長い時間が掛かります。
だからこそ信頼できる相手と、長くお付き合いをしていきたいと思いますよね。
お施主様と住宅会社が本気で良い家をつくろうとすると、
どうしてもトラブルが発生してしまうこともあったりします。
大切なのは、トラブルの内容よりも、それに対し、誠実にきちんと対応してくれるかどうかです。
【こんな業者は要注意!!】
・キャンペーン中だと言って、値引きをする会社
・下請けに工事を丸投げしている会社
・情報や保証などを、きちんと説明できない会社
・図面内容や仕上げなど、曖昧なまま契約を急がせる会社
【お客様の声】
<これまでの実績>
『嘘のない、正直な会社だと思ったから。』
『会社のHPや口コミ、インターネットでたくさん調べました。』
『倒産する心配がないこと。信頼できる大工さんがいること。』
『建築途中の現場を見たら、木のボリュームが一番あって土台がしっかりしていたから。』
『社長さんの考え方が気に入りました。』
<担当者の対応力>
『建物の内外装、つくりや構造はもちろんですが、話を進めていく上で人間関係も大切かと・・・。
担当の方の人柄もとても重要だと思います。』
『営業マンの方の態度ですね。3社で競合していて、他のハウスメーカーの悪口を言うような
営業マンとは契約をする気がなくなりました。』
『こちらの説明した内容を理解して提案してくれている担当者かどうか。
いくら立派な家を建てられる業者でも、こちらが何を求めているのかを
理解してもらわなければ意味がないので。』
『仕事が丁寧であること。それは見積り、プランの段階でもうかがい知ることができます。』
『現場を見に行ったときに、棟梁が嫌な顔一つせずに親切に説明してくれました。』
<デザインと感性>
『一番初めのプランで、どれだけ自分たちと感性が似ているかが大体わかります。
家づくりはやはり、感性がどれだけ合うかだと思います。』
<制約が少ないこと>
『大手ハウスメーカーは、建材や建具、設備に制約が多いのでパスしました。
地元工務店で自由に建てたいと思いました。』
いかがでしたでしょうか?
安心できる家づくりには、やはり多くの確認すべきポイントがあります。
是非1つ1つのポイントを確認していただき、最高の家づくりをして下さいね♪
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