損しない補助金制度の使い方
こんにちは、五十嵐です。
リフォームをしたいけれど、予算が足りないと
諦めてしまっている方も多いかと思います。
今回は、650万円の工事が補助金によって
自己負担500万円でできた耐震リフォーム実例をご紹介します。
墨田区にお住まいのE様は、強風が吹くたびに
家のあちらこちらから軋む音が聞こえるようになったため、
耐震リフォームすることを決意しご来社されました。
E様のご自宅は、当時築45年の旧耐震の家でした。
買ってから一度も修理らしい修理をしたことがなかったため、
かなり老朽化が進んでいました。
私どもは、
「耐震リフォーム工事の前にどの程度の工事が必要か
判断するために診断を行いましょう。」
と自治体の無料耐震診断サービスを受けるようE様に提案し、
診断を受けてもらいました。
結果は、「0.3」、震度6~7クラスの地震がもし発生したら、
倒壊する可能性があるレベルでした。
この結果をもとに、私どもは耐震リフォーム工事のプランを作成し、
見積り金額を算出したところ、当初、E様が考えていた予算550万円が
650万円と大幅に上回ってしまいました。
困っていたE様に、私どもは
「予算オーバーでも大丈夫ですよ。
今回は耐震リフォーム工事なので補助金制度を利用することができます。
うまくいけばE様の予算内でも工事できます。」
補助金制度があることを知らなかったE様は、
「そんな制度があるのなら是非とも利用したい。手続きはどうすればいいのか?」
ということですぐに申請の準備を始めました。
私どもは、補助金制度については熟知していたため、
プランも申請を前提に作成していましたので、手続きを進めました。
結果、E様は150万円の補助金がもらえることになり、
自己負担は当初想定していた550万円よりも少ない500万円で済みました。
基礎補強・耐震補強金具や筋違い・制震装置などで補強した
家の耐震性は大幅に改善。
リフォーム後の耐震診断では「1.5」の評点、つまり、
「倒壊する恐れがある」から「倒壊しない」まで向上しました。
「おかげさまで、今は強風が吹いても、以前のような軋む音はしなくなりました。
夜も何の不安もなくぐっすり眠ることができています。」
とE様はおっしゃられていました。
耐震リフォーム工事以外にも、省エネリフォームや介護リフォームなど、
補助金や助成金の対象になっている工事はいくつかあります。
予算が足りないからと諦めてしまっている方は、
まず利用できる補助金・助成金制度がないか調べてみてはいかがでしょうか。
お住まいに関することはお気軽にご相談ください。
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