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落雷でテレビが故障(>_

2020年09月12日

こんにちは。磯貝です(*^^)v

 

夏の自然災害といえば台風や豪雨を思い浮かべる方が多いと思いますが、

実は、落雷被害も以外と多いことをご存知ですか?

確かに他と比べると、あまり聞かないかもしれませんが、

年間を通じて多くの被害が発生しているんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

気象庁が発表している「落雷被害の報告数」を見てみると、

2015年から2017年にかけては、

7月から9月に被害が集中していて、中でも特に多いのが8月。

全体の30%が8月に集中しています。

夏場は雷の被害が多発する季節だということですね。

 

では、雷が家に落ちると具体的にどんな被害が出るのでしょうか。

最も多いのは家電製品の故障です。

テレビやパソコン、冷蔵庫、エアコンなどはひとたまりもありません。

家電製品の故障だけならまだマシです。

もっとひどい場合には、火災が発生することもあります。

 

 

 

 

 

 

大雨や暴風で家や家財が被害を受けた場合は、

その修理費用を火災保険で賄うことができますが、

落雷の場合はどうなのでしょうか。

 

ご存知ない方もいるかもしれませんが、

実は一般的な火災保険であれば、

雨や風と同じように、落雷による被害も補償の対象になっています。

ただし、すべての落雷被害が補償されるわけではありません。

では、実際にどんな被害が補償の対象となるのか・・・。

 

◎ 電化製品や家具などの被害

落雷で最も多い被害は、過電圧による電化製品の故障です。

コンセントを経由して過度な電圧がかかり、

テレビや冷蔵庫、電子レンジなどがショートしてしまう現象です。

家具や衣類、自転車などが壊れた場合も含め、

これらはすべて補償の対象となります。

また、近くの電柱に落雷し、その電流が電線を伝って、

屋内に流れて家電製品が故障した場合も、

原因は落雷であることが明白な為、補償の対象になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

◎ 落雷で自宅が火災被害

落雷被害で火事が起きた場合。

特に木造住宅の場合は、火災が発生するケースが多々あります。

もちろん、こちらも補償の対象です。

ただし、火が隣家に燃え移ってしまった場合は、

賠償責任保険の対象となるため、補償されません。

 

◎ アンテナやインターホンなどの故障

屋上の上に設置されているアンテナに雷が落ちたという話はよく聞きます。

こちらも落雷被害と見なされるため、補償の対象となります。

壁に取り付けられたインターホンが故障したり、

窓が割れた場合も補償の対象となります。

また、同じ敷地内にあるカーポートや物置などが被害を受けた場合も補償されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

主な落雷被害を見てきましたが、最終的に保険金が下りるかどうかは、

契約内容によって判断されます。

火災保険には『家財』を対象にしているものと、

『建物』を対象にしているものがあるため、

どちらを選択しているかによって補償の範囲が変わります。

 

 

 

 

 

 

具体的には、家やそれを構成する屋根などの部材、

および動かすことのできない備え付けの電化製品(エアコン、食器洗浄機、照明設備など)と、

住宅設備(システムキッチン、床暖房、トイレ、浴室など)は『建物』と見なされ、

テレビや電子レンジなどの動かせる家電製品や、家具・衣類などは『家財』と見なされます。

 

例えば、落雷でテレビが故障しても『建物』を対象にした

契約をしていた場合は保険金がおりません。

逆に『家財』だけの契約しかしていないご家庭では、

自宅が損害を受けても保険金を受け取ることはできません。

 

また、雷が落ちても、

「直接の原因が経年劣化や消耗だと見なされた場合」や、

「被害を受けてから3年以上経過してから請求した場合」

などは、保険金が下りません。

 

 

皆さまが現在加入されている火災保険は万全でしょうか。

自然災害被害に関するご相談は、

アイホームズ自然鑑定士の中村までお気軽にご相談下さい♪

 

 

 

 

 

 

 

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