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30坪の家で快適に暮らすヒント~注文住宅の間取りのポイント

2020年06月23日

30坪の家で快適に暮らすヒントについて間取り図も参考に解説

30坪というサイズは、手頃な広さ、手頃な価格で、日本人にとってちょうどいいサイズ感かもしれません。コンパクトすぎず、快適な空間づくりもできる30坪の理想の家づくりのヒントをご紹介します。

30坪の土地と建物、広さはどれくらい?

 

30坪の広さの目安

30坪は、㎡換算で、99.17㎡です。畳60畳分、と言われてもイメージできるようで難しいかもしれません。1坪はおよそ畳二畳分の広さですので、30坪は60畳分の広さ。メートル換算すると、9m×11mほどの区画だとイメージするとおおよそのイメージがつくかもしれません。

 

 

30坪の土地に家を建てる場合

 

30坪の土地がある場合、建ぺい率の関係であるため、自治体が定める要件によって、建坪の面積が変わってきます。建ぺい率は、建築面積の敷地面積に対する割合(%)=(建築面積/敷地面積)×100で計算できます。

例えば、東京都の墨田区を例にしますと、準工業地域(住宅や商業施設が混在するような地域)に家を建てる場合、一般住宅の建ぺい率は60%ですが、防火地域内に耐火建築物を建てる場合や、一定の条件に合う角地等の場合は70%(建坪21坪)の家が建てられます。さらに、これらの条件を同時に満たす場合は、建ぺい率80%(建坪24坪)の家が建てられます。(出典:墨田区の容積率・建ぺい率の制限)※前面道路や立地条件により指定が異なりますので詳細はお問い合わせください。

 

 

建坪30坪の家を建てる場合

では、建坪30坪の場合であれば、どれくらいの家が建てられるのでしょうか?

 

30坪の家の間取りと相場

30坪の家の間取りと相場について具体的に解説

建坪30坪の家を建てる場合は、4~5人家族の3~4LDKの間取りが一般的です。工務店が建てる注文住宅の坪単価が平均60万円~80万円だとすると、建築費の相場は1,800万円~2,400万円ほどになります。では30坪の家で快適な暮らしをするには、どのような間取りの工夫が必要なのでしょうか?ポイントを見ていきましょう。

 

プラン:家族構成やライフスタイルに合った間取り

まず、家族構成やライフスタイルの変化に対応できるような間取りの工夫が必要です。大切な家族が安心して暮らせるように、将来のライフスタイルの変化も想定して、フレキシブルに空間が使える間取りが必要です。子供が独立する前後でも、動線がシンプルで、暮らしやすい間取りがよいでしょう。バリアフリーのリフォームの可能性も想定しておくと、より安心です。

 

動線:シンプルな家事動線と生活動線

2点目のポイントは、家事や生活の動線を重視した間取りにすることです。快適な暮らしは、日々の家事や生活のなかで実感できます。家族にとって住みやすい生活動線がいい家は、満足度が高く、特に家事動線がポイントです。キッチンを中心に、洗濯、掃除、収納まで、できるだけコンパクトに、動きやすい間取りの工夫が重要です。歳を重ねるごとに、重い洗濯物や布団を抱えての移動は足腰に負担がかかります。水回りの生活動線は家族構成に応じて具体的にイメージする必要があります。

 

設備:水回りを集中させる

3点目のポイントは、水回りを集中させること。構造的に水回りを1か所に集めることで、自然と家事動線もコンパクトになり、給水・配管工事もしやすいので施工費も抑えやすいのもメリットです。リフォームやメンテナンスもしやすく、快適な暮らしと経済性も重視すれば、できるだけ1か所に水回りを集めると暮らしやすい家になります。なお、生活動線にも関わってきますが、2階トイレを設置する場合は、下の部屋に音が響きやすい場合が多いので、特に寝室の位置決めは注意が必要です。

 

間取り:部屋の仕切り方や収納を考える

4点目のポイントは、できるだけ居住空間を確保するために、壁の数をできるだけ増やさないことです。構造的に重要な壁は必要ですが、部屋数が増えれば壁も増えますので、廊下も部屋も狭くなりがちです。部屋の仕切りだけの壁はできるだけ少なく、吹き抜けのスペースを確保したり、間取りが変更しやすい壁にしておくとよいでしょう。どうしても収納家具が多いと家が狭く感じてしまうので、壁面・床下・階段下・玄関まわりを有効活用できるとよいですね。

<関連コラム>

第4章 「角地でも買って良い土地・悪い土地の落とし穴」
「ローコスト住宅よりも、しっかりした会社で建てたい」

 


まとめ

30坪の家で快適に暮らすには間取りの工夫が重要です。家族構成やライフスタイルが変化しても、生活動線や家事動線がシンプルで暮らしやすい家を基本にして、将来のライフスタイルの変化にも対応しやすい間取りにすれば、いつまでも快適に暮らすことができます。動線がいい家は、満足度が高いと言われます。ぜひ工務店に相談しながら、暮らしやすい家づくりされることをおすすめします。

 

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