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東京で重量鉄骨の耐火住宅・アパートを建てるには

2020年06月23日

東京で災害に強い重量鉄骨住宅やアパートを建築するための方法について解説

東京で災害に強い重量鉄骨住宅やアパートを建築するには、地震や水害に強いだけでなく、火災に対する備えも重要です。特に、防火地域や準防火地域などで万一火災が発生してもその被害を最小化する備えが必要です。そこで今回は、防火地域で重量鉄骨住宅やアパートを建てる際の耐火・防火性能を高めるポイントをご紹介します。

 鉄骨は火災に強い?

鉄骨住宅は木の家よりも火災に強いのか解説

一般的には鉄骨住宅は木の家よりも火災に強い?というイメージがあるかもしれません。しかし、火災時には建物そのものより、家財が燃えることで被害が広がることが多く、鉄骨だからと過信はできません。

鉄自体は燃えませんが、火災で極度に高温になると強度が低下します。鉄骨は火災時の熱に弱く350~500℃以上になると強度が低下し、鉄骨が曲がるなどして倒壊するおそれがあります。

 

鉄骨造りは耐火被覆が必要

そのため、鉄骨を耐火・耐熱性能のある素材で覆う(耐火被覆)ことで万一の火災時にも一定の時間は強度が保てるようにする必要があります。商業ビルやマンションなどの鉄骨造りの建築物は、万一火災が発生してもその熱で鉄骨が変形、損傷しないように、建築基準法で「耐火被覆」することが義務付けられています。

 

 

 耐熱性・耐火性能の高い重量鉄骨の家づくり

鉄骨住宅の耐火性を高める3つの耐火性能

 

鉄骨住宅の耐火性を高める3つの耐火性能

重量鉄骨住宅の耐火性能を高めるためには、耐火建築にする必要があります。

耐火建築の基準は、①建物の倒壊を防ぐことができること(非損傷性)、②床と壁で熱を遮り、別の階に火災が延焼するのを防ぐこと(遮熱性)、③火を屋外に延焼するのを防ぐこと(遮炎性)、という3つの性能が求められます。

建物の倒壊を防止するためには、鉄骨そのものをロックウールと呼ばれる人工鉱物繊維等で被覆し、鉄骨を熱から守り構造材が損傷しないような構造になっています。ロックウールは、約700℃の熱にも耐えられますので、火災時にも鉄骨の形状の維持が期待できます。

別の階に延焼を防ぐためには、壁や床材の耐火性能を強化する必要があります。

 

耐火建築物とは

先ほどご紹介した「耐火建築物」は、防火性能の水準が最も高い構造となっています。

なお、鉄骨造の耐火建物は、住宅の階層によって耐火性の基準が異なります。たとえば、最上階から4階層以内は1時間は火災に耐えられること、最上階から5階~14階層までは2時間は熱に耐えられるような構造にすることが求められます。

 

準耐火建築物とは

耐火建築物に求められている①非損傷性、②遮熱性、③遮炎性といった3つの性能が、それぞれ45分耐えられるような基準が準耐火構造の建築物です。主に柱、梁、壁、床などの構造部分については45分、屋根や軒裏は30分の耐火構造にする必要があります。また、窓やドアなどの開口部は、耐火構造と同様の水準が求められています。

 

 

 耐火重量鉄骨住宅・アパートの建築費用の目安

耐火重量鉄骨住宅・アパートの建築費用の目安

重量鉄骨の住宅を耐火建築物として建てる場合は、一般的に坪当たり100万円~の建築費用が目安です。また、耐火建築物は一般建築物よりも10%~15%程度の費用がかかると言われます。ちなみに、当社では、大手ハウスメーカーとほぼ同様の仕様で重量鉄骨住宅・アパートを建築する場合、当社では約20~30%程度リーズナブルに建築することが可能で免震になりますのでご参考まで。

 

まとめ

重量鉄骨住宅やアパートは、耐震性が高く災害に強い建築物であると言えます。一方で、火災に関しては、火災時に極度に高温になると強度が低下するため、その影響を最小化する鉄骨の耐火被覆が必要です。より防火性能の高い住宅にするには、外壁や内壁を不燃材で被覆することで耐火建築物にして火災に強い建物にすることができます。重量鉄骨の家づくりは、耐震性能に加えて耐熱・耐火水準も重視した安全安心な家づくりが必要です。特に東京城東地区は住宅密集地も多く、ほとんどのエリアが防火地域や準防火地域指定されています。東京で重量鉄骨住宅・アパートの建築するには、地域で重量鉄骨や耐火建築物の建築実績の豊富な工務店に相談することをおすすめします。

 

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なお、重量鉄骨住宅たくみシリーズについては、こちらの動画でもご紹介していますのでぜひご覧ください。

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