敷地いっぱいに家を建てられるのか?
●建物の大きさを決める建ぺい率と容積率
皆さんこんにちは、五十嵐です。
たとえ自分の土地であっても、
敷地いっぱいに建物を建てられるわけではありません。
建物の大きさは前回で触れた用途地域ごとに
建ぺい率や容積率などによって規制されています。
「建ぺい率」は、
敷地面積に対して何%の面積の家が建てられるかを定めたもの。
建ぺい率が低いと、敷地をゆったり使うことになるので、
建物間に空間が生まれ、余裕のある街並みになります。
また、「容積率」は敷地面積に対する延べ床面積の割合です。
この容積率によって、必然的に建物の高さが決まります。
ただし、建築物の回数を制限するものではないので、
ワンフロアの面積を広くして2階建てにしたり、
狭くして逆に3階建てにしたりと、調整することが可能です。
ただし、建物の高さを規制する条件の他にもあるので、
容積率だけでは決められません。
また、物件の位置(角地か否か)や前面道路の広さによっては
例外規定もありますので、注意してください。
失敗しない家づくりブログその他のブログ記事