住宅ローンは何種類あるの?
あなたの無理のないご予算で家づくりの悩みを解決する、
住宅ローンアドバイザーの長谷川です。
住宅ローンって、何種類あるの?
という疑問にお答えします。
住宅ローンは大きく分けて
「公的ローン」と「民間ローン」
に分類できます。
公的ローンとは文字通り、
公共機関が行う住宅ローンのことです。
以前は、政府が運営する【住宅金融公庫】
が公的ローンの代表でしたが、
残念ながら2007年に廃止されました。
代わりに、【住宅金融支援機構】が登場しました。
ただ、住宅金融支援機構は、特別な場合を除いて、
直接個人に住宅ローンを貸すことはありません。
個人は銀行などの金融機関を窓口として
利用することになります。
一方、民間ローンとは、
銀行から借りる住宅ローンのことです。
以前は、審査が厳しくて、金利が高いという理由から、
あまり人気がありませんでしたが、
近年では商品内容の改善に基づいて、
金利0.5%付近の超低金利ローンや、
返済期間35年ローンなどが登場し、
現在では住宅ローンの主流となっています。
次に、「金利」です。
住宅ローンの金利は、大きくわけて3種類あります。
「固定金利(期間限定型)」
「固定金利(全期間型)」
「変動金利」
です。
「固定金利(全期間型)」は、
住宅ローンの利用開始時に決めた金利が、
完済されるまで変わらないタイプです。
将来にわたって返済額が変わらないので、
返済計画が立てやすく、家計の管理も容易になります。
また、金利が変動するリスクを回避できるのも魅力ですね。
ただし、3つの金利タイプの中では、
最も高い金利であることを忘れてはいけません。
「固定金利(期間限定型)」は、
3年・5年・10年など、
一定期間の金利を固定することができます。
指定された期間が終わると、
再び金利タイプを選択することができます。
自由度の高いタイプですが、
固定期間終了後の金利が上がってしまうと、
金利負担が大きくなる危険性があります。
また、一度期間を定めた後は、
期間が満了するまでは、期間の変更や、
金利タイプを変更することができません。
「変動金利」は、社会情勢や経済状況の変化に応じて、
金利が変動していくタイプです。
金利は年2回見直しされていますが、
実質的な数値の変更は、
通常5年ごとに行われています。
変動金利を選択することのメリットは、
金利が圧倒的に低くなることです。
3つのタイプの中で最も金利が低いのが変動金利です。
ただし、毎回金利が変わるので、
社会情勢や経済状況が悪い方向に変化すると、
とんでもない金利に設定される危険性もありますので
注意が必要ですよ。
お客様お役立ちブログその他のブログ記事