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住宅ローンは何種類あるの?

2019年08月27日

あなたの無理のないご予算で家づくりの悩みを解決する、

住宅ローンアドバイザーの長谷川です。

 

住宅ローンって、何種類あるの?

という疑問にお答えします。

 

住宅ローンは大きく分けて

「公的ローン」と「民間ローン」

に分類できます。

 

公的ローンとは文字通り、

公共機関が行う住宅ローンのことです。

以前は、政府が運営する【住宅金融公庫】

が公的ローンの代表でしたが、

残念ながら2007年に廃止されました。

 

代わりに、【住宅金融支援機構】が登場しました。

ただ、住宅金融支援機構は、特別な場合を除いて、

直接個人に住宅ローンを貸すことはありません。

個人は銀行などの金融機関を窓口として

利用することになります。

 

一方、民間ローンとは、

銀行から借りる住宅ローンのことです。

 

以前は、審査が厳しくて、金利が高いという理由から、

あまり人気がありませんでしたが、

近年では商品内容の改善に基づいて、

金利0.5%付近の超低金利ローンや、

返済期間35年ローンなどが登場し、

現在では住宅ローンの主流となっています。

 

次に、「金利」です。

住宅ローンの金利は、大きくわけて3種類あります。

「固定金利(期間限定型)」

「固定金利(全期間型)」

「変動金利」

です。

 

「固定金利(全期間型)」は、

住宅ローンの利用開始時に決めた金利が、

完済されるまで変わらないタイプです。

 

将来にわたって返済額が変わらないので、

返済計画が立てやすく、家計の管理も容易になります。

 

また、金利が変動するリスクを回避できるのも魅力ですね。

 

ただし、3つの金利タイプの中では、

最も高い金利であることを忘れてはいけません。

 

「固定金利(期間限定型)」は、

3年・5年・10年など、

一定期間の金利を固定することができます。

 

指定された期間が終わると、

再び金利タイプを選択することができます。

 

自由度の高いタイプですが、

固定期間終了後の金利が上がってしまうと、

金利負担が大きくなる危険性があります。

 

また、一度期間を定めた後は、

期間が満了するまでは、期間の変更や、

金利タイプを変更することができません。

 

「変動金利」は、社会情勢や経済状況の変化に応じて、

金利が変動していくタイプです。

 

金利は年2回見直しされていますが、

実質的な数値の変更は、

通常5年ごとに行われています。

 

変動金利を選択することのメリットは、

金利が圧倒的に低くなることです。

3つのタイプの中で最も金利が低いのが変動金利です。

 

ただし、毎回金利が変わるので、

社会情勢や経済状況が悪い方向に変化すると、

とんでもない金利に設定される危険性もありますので

注意が必要ですよ。

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