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木造3階建てのメリット・デメリット|建築基準法の制限や危ないと言われる理由も解説

2025年01月20日

木造3階建ての メリット・デメリット

「木造3階建て」に対して、耐震性や住み心地などのデメリットを心配している方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、木造3階建てのメリット・デメリットや耐震性についてお伝えします。

木造3階建てならではの、建築基準法の制限や構造計算などについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

このコラムのポイント

■ 木造3階建ては、2階建てより採光・採風・眺望を確保しやすく、他の構造より割安などのメリットがあります。
■ 住宅の性能や間取りによっては暮らしにくく、建築基準法の様々な制限に該当しやすい点が木造3階建てのデメリットです。
■ 安全性や暮らしやすさに配慮して設計・施工してくれる、木造3階建ての施工実績が豊富な住宅会社に家づくりを依頼しましょう。

 

木造3階建てを採用するメリット


>準耐火木造3階建て 免震住宅(墨田区墨田)

木造3階建てを採用するメリットをご紹介します。

 

①狭小地でも床面積を確保できる

木造3階建てにすることで、狭小地でも床面積を確保できる点はメリットです。

2階建ての場合、敷地面積に限りがあって建物が狭くなってしまうケースも少なくありません。

階数をプラスすることで、部屋数を増やしたり空間を広げることができたりして、暮らしやすさを向上できます。

 

②庭や駐車スペースをつくりやすくなる

木造3階建てにすることで、敷地に占める建物の割合を減らすことができるため、庭や駐車スペースをつくりやすくなります。

庭があればお子さまやペットが屋外でも安全に遊べますし、駐車場があれば愛車をお住まいの近くに駐車しておくことが可能です。

一戸建ての魅力でもある庭や駐車スペースを確保するために、3階建てを選ぶ方も少なくありません。

 

③採光・採風を確保しやすい

木造3階建ては、2階建てと比べて建物が高くなるため、採光や採風を確保しやすくなる点もメリットです。

住宅密集地などの場合、2階建てでは日当たりや風通しが悪い家になる可能性があります。

3階建てにして吹き抜けを取り入れるなどの工夫で、2階も明るくすることが可能です。

 

④部屋からの眺めが良くなる

高さがある木造3階建ての建物は、眺望が良くなる点も魅力の1つです。

周辺にきれいな景色があっても、周りの建物などで視線が遮られていては、立地のメリットを活かせません。

3階建てにバルコニーや屋上の間取りを取り入れることで、美しい景色を楽しめる住まいを建てることができます。

 

⑤間取りやデザインのバリエーションが増える

木造3階建てにすることで、間取りやデザインのバリエーションが増える点もメリットです。

例えば、1階がガレージや店舗、2・3階がメインの居住スペースなどの間取りを採用できます。

外観デザインも3階建てになることで、縦方向を活かした外壁材の張り分けなどを楽しむことが可能です。

3階建ての建築実例は後ほどご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

<おすすめコラム>
・3階建て狭小住宅の魅力と間取り・設計ポイント|都市部での快適な暮らしを実現

⑥水害に強い建物を建てやすい

木造3階建ては水害対策をしやすい点もメリットです。

次のような間取りなら、1階が床上浸水の被害に遭っても、ご自宅で生活し続けられる可能性が高まります。

  • 1階:ガレージ
  • 2階:LDKや水回りなどのメインの居住スペース
  • 3階:寝室や子供部屋などのプライベートスペース

2階建てや平屋なら生活し続けることが難しいような水害でも、3階建てならご自宅での暮らしを選択できるかもしれません。

近くに川がある立地に建築予定の方は、防災対策として3階建ても検討してみてくださいね。

 

⑦施工基準が明確である

木造3階建てに対して、耐震性に不安を持たれている方もいるかもしれません。

しかし、木造3階建ては建築基準法により構造計算が義務付けられています。

施工基準が明確化しているため、耐震性を確保した安全な住まいをつくりやすいです。

 

⑧他の構造と比べて費用を抑えられるケースが多い

木造は、鉄骨やRC造の3階建てと比べて費用を抑えられるケースが多いです。

他の構造では3階建てが実現できない場合でも、木造なら採用できるかもしれません。

予算面で3階建てを迷っている方は、木造を検討してみましょう。

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木造3階建てを採用するデメリット

木造3階建てのデメリット

木造3階建てを採用するデメリットをご紹介します。

 

①2階建てよりも地盤改良が必要になる可能性が高まる

木造3階建ては2階建てと比べて、地盤改良が必要になる可能性が高まります。

なぜなら、階数が増えることで地盤にかかる荷重が大きくなるからです。

地盤改良が必要な場合、100~200万円程度の費用がかかることがあるため、あらかじめ予算取りをしておきましょう。

 

②性能や間取りによっては暮らしにくく感じることがある

木造3階建ては、性能や間取りによって暮らしにくさを感じるかもしれません。

暖かい空気は上昇し冷たい空気は下降するため、3階は暑くて1階は寒い状態になることが想定できます。

また、階段の上り下りが増えることで、生活のしにくさや負担を感じる方も多いです。

建物の断熱・気密性能を高めたり、効率の良い動線をつくったりするなどの対策をして、暮らしやすい3階建てを建てましょう。

<おすすめコラム>
三階建ては「やめた方がいい・しんどい」と言われる理由|後悔しない方法・駐車場ありの間取りなど解説

 

③2階建てと比べて割高になりやすい

木造3階建ては、2階建てと比べて割高になるケースも少なくありません。

なぜなら、構造計算が必要だったり耐震性を高めるために必要な構造材が多くなったりするためです。

あらかじめ3階建てを希望していることを住宅会社に伝え、適切な資金計画を立ててもらいましょう。

 

④建築基準法の制限が増える

木造3階建ては、平屋や2階建てと比べて建築基準法の制限が増える点もデメリットです。

間取りや外観デザインが制限され、希望通りの家づくりができないリスクがあります。

制限の詳細は後ほどご紹介しますので、チェックしてみてくださいね。

 

⑤木造3階建ては対応できない住宅会社もある

木造3階建ては対応できない住宅会社も少なくありません。

対応できると説明があっても、実際には施工実績がほとんどないケースもあります。

実績がないと設計・施工ミスにつながりやすく、費用も割高になる可能性もあるため注意が必要です。

事前に施工事例を確認するなどして、実績豊富が住宅会社を選びましょう。

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建築基準法における木造3階建ての制限とは

木造3階建ての建築基準法上の制限
>準耐火木造3階建て二世帯住宅 (北区田端)

デメリットでお伝えした、木造3階建てに関する建築基準法の制限を確認しましょう。

木造3階建てでは、次のような制限を考慮して建築しなければなりません。

制限 内容
高さ制限
  • 建物の最高高さを規制するもの。用途地域によって異なる。
(例:第1・2種低層住居専用地域の場合は10mまたは12mなど)
斜線制限
(道路・北側・隣地)
  • 一定の基準によって引かれた線の中に建物を収めなければならない。
  • 用途地域によって異なり、家の高さや建てられる範囲が制限される。
日影規制
  • 近隣の日当たりを考慮して、建物が周囲に落とす影の時間を制限するもの。
  • 住居系用途地域などが該当し、家の高さなどが制限される。
構造計算の義務化
  • 各部材の応力度が許容範囲内に収まるかを確認するための構造計算が必要。
(ルート1:許容応力度計算)
  • ただし2025年の法改正後は高さ16m以下までであれば簡易的な構造計算でも認められる予定。
防火避難規定
  • 防火・準防火地域への木造3階建ての建築は耐火建築物にする。
  • 排煙計算をして、排煙上有効な開口部を設置する。
  • 消防隊が進入するための非常用進入口を設置する。
  • 1階から3階まで直接つながる「直通階段」を設置する。

参考:住宅:令和4年改正 建築基準法について|国土交通省

建築エリアや用途地域によって詳細な内容は異なりますので、土地選びの際から住宅会社にサポートしてもらうことをおすすめします。

 

木造3階建ては「危ない」は本当なのか

木造3階建ては危ないのか

木造3階建てについて調べると「危ない」というワードを目にすることがありますが本当なのでしょうか。

確かに、木造3階建ては2階建てと比べて、耐震性を確保する難易度が高いことは事実です。

しかし、構造制限や様々な制限をクリアした上で建築されているため、決して「危ない」ことはありません。

木造3階建て危ない

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【施工事例】木造3階建ての住まい

木造3階建てを採用した家の施工事例をご紹介します。

 

準耐火木造3階建て|開放的あふれる住まい

木造3階建ての外観

3階建ての高さを活かし、様々な窓を並べた遊び心のある外観デザインです。

メインの居住スペースは2階に配置しました。

開放的な木造3階建て

縦長の窓を3つ並べることで、両サイドを建物で囲まれていても開放的な空間をつくることができています。

玄関も十分な広さがある使いやすい空間です。

木造3階建ての玄関

窓の配置や空間の広さにメリハリをつけることで、暮らしやすい木造3階建てが完成しました。

>施工事例:狭小地でも開放感のある免震住宅。

 

準耐火木造3階建て|二世帯住宅

木造3階建ての二世帯住宅

約51坪の敷地に対して、約53坪の二世帯住宅を建てた事例です。

2階にあるLDKは動線を重視し、キッチン横に階段を配置しました。

木造3階建ての効率的な動線

買い出しした荷物を運ぶ際などに負担を軽減できます。

木造3階建てにすることで6部屋の個室を確保でき、二世帯での暮らしが実現しました。

>施工事例:準耐火木造3階建て 免震住宅(荒川区荒川)

<おすすめコラム>
「二世帯住宅はやめた方がいい」理由7つと対策|後悔しない間取りのポイント

 

準耐火木造3階建て|ガレージ・屋上テラス付きの住まい

木造3階建てのおしゃれな外観

敷地いっぱいに建物を建築し、ビルトインガレージや屋上テラスを取り入れた木造3階建ての事例です。

LDKは2階に配置し、吹き抜けを採用することで明るく開放的な空間に仕上がりました。

木造3階建ての吹き抜け

全館床暖房のため、冬場も快適に過ごすことができます。

屋上には、景観を一望できるテラスをつくりました。

木造3階建ての屋上テラス

都内の狭小地では庭を確保できないケースも少なくありませんが、テラスがあればゆったりくつろいだりお子さまと遊んだりと、暮らしの幅が広がります。

>施工事例:吹抜け×屋上テラス×太陽光パネルのある高気密高断熱(東京都墨田区八広2丁目)

 

こちらの施工事例は、当社のモデルハウスのためご案内が可能です。

木造3階建ての暮らしに興味があるという方は、お気軽にお問い合わせください。

ビルトインガレージのモデルハウス

狭小モデルハウスの見学予約はこちらから

 

まとめ

狭小地や住宅密集地に建築される方にとって、木造3階建てを選択することで多くのメリットがあります。

一方で、暮らしの快適性や建築難易度の高さなどのデメリットもあるため、事前に対策して建築することが大切です。

木造3階建ての施工実績が豊富な住宅会社に家づくりを依頼し、安全で居心地の良い住まいをつくりましょう。

 

アイホームズは、昭和43年創業以来、東京23区内で「高気密高断熱+高耐震」の家をリーズナブルな価格で数多く手がけてきた実績があります。

木造3階建ての実績も豊富ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

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著者情報

五十嵐 照勝

五十嵐 照勝代表取締役社長

昭和43年創業時から、アイホームズは『孫の代まで安心して暮らせる家づくり』を信念としています。
ご家族だけで決められない事や資金計画を元に無理なく建築できる範囲を、永年蓄積された弊社の施工事例を基にお答えさせていただきます。お客様自身が『孫の代まで安心して暮らせる家』に末永くご満足いただけるよう、誠心誠意サポートいたします。

保有資格
  • 一級建築士

  • 1級建築施工管理技士

  • 1級土木施工管理技士

  • 宅地建物取引士

  • 不動産資産診断士

  • 不動産アドバイザー

  • 住宅ローンアドバイザー

  • 耐震診断士

  • 火災保険募集人

  • 生命保険募集人

  • 少額短期保険募集人

  • 自然災害鑑定士

株式会社 アイホームズ

住所
〒131-0041 東京都墨田区八広5丁目25番4号
連絡先
TEL:0120-647-147
FAX:03-3613-6149
営業時間
9時00分~18時00分(定休日:なし)
免許番号
宅地建物取引業:東京都知事(2)第097776号
一級建築士事務所:東京都知事 第27177号
建設業許可:東京都知事許可(般-3)第70597号

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