狭小住宅を「恥ずかしい・みじめ」ではなく「大満足」にする7つの方法|後悔する理由も
土地面積や予算の兼ね合いで、狭小住宅という選択をするケースもありますよね。
狭小住宅を建てることが「恥ずかしい」と感じたり「みじめ」に思えたりする方も、中にはいるかもしれません。
そこで今回は、狭小住宅を「恥ずかしい・みじめ」と感じる理由を解説し、大満足のマイホームにする方法を解説します。
コンパクトな家の魅力を活かした家づくりをして、自慢できる狭小住宅を建てましょう。
■ 狭小住宅は利便性の高い立地で効率的な暮らしを実現しやすいなどの魅力があり、決して「恥ずかしい」や「みじめ」と感じる家ではありません。
■ コンパクトな家でも、間取りやデザインへのこだわり、設備・性能などの質にこだわることで満足度を高めることが可能です。
■ 限られた空間を活かした家づくりをしてくれる、狭小住宅の施工実績が豊富な住宅会社に相談することをおすすめします。
目次
狭小住宅は「恥ずかしい・みじめ」と後悔しがちな理由
狭小住宅を「恥ずかしい」や「みじめ」と感じて後悔しがちな理由をご紹介します。
- 友人宅に遊びに行ったら広い家でみじめに感じた
- 狭小住宅しか建てられなかったと思われていそう
- 子どもに友達を呼びづらいと言われて悲しかった
- 狭小住宅のこぢんまりとした外観が恥ずかしい
他の家との比較や周りからの見栄えを考えたときに、狭小住宅に対して「恥ずかしい」や「みじめ」と感じてしまう方が多いようです。
狭小住宅で後悔した理由は下記コラムでも解説しておりますので、狭小住宅を建てる前にデメリットと対策をチェックしてみてくださいね。
<関連コラム>
・狭小住宅の後悔理由ランキング・トップ10|失敗しないための対策と施工事例
狭小住宅の魅力やメリット
ここまで狭小住宅のマイナスイメージやデメリットばかりをお伝えしてきましたが、コンパクトな家ならではの魅力もたくさんあります。
狭小住宅ならではのメリットを確認しましょう。
- 立地を優先させた家づくりができる
- コンパクトなので掃除が楽
- 便利な動線を確保しやすい
- 建築費や税金、メンテナンス費を抑えられる
狭小住宅ならコンパクトな土地でも建築が可能なため、利便性の高い人気エリアや都心部でのマイホーム建築が実現します。
また、掃除が楽になって動線も短くできるなど、暮らしの利便性が高まる点も狭小住宅の魅力です。
坪数が小さな家は建築費を抑えやすいだけでなく、固定資産税などの税金やメンテナンス費も抑えることができます。
<関連コラム>
コンパクトな家のメリット・デメリットと間取りづくりのコツ|都内に小さい家を建てる
狭小住宅を「恥ずかしい」ではなく「大満足」にする7つ方法
狭小住宅を「恥ずかしい・みじめ」ではなく、大満足なマイホームにする方法をご紹介します。
①外観は細かなデザイン性にこだわる
>吹抜け×屋上テラス×太陽光パネルのある高気密高断熱の免震住宅(墨田区八広)
狭小住宅の外観は、細かなデザイン性にこだわることがポイントです。
上の画像の事例は、ガレージのシャッター幅に合わせて外壁を張り分け、2つの窓を組み合わせた「段窓」を採用した事例です。
屋上の手すりはパネルタイプにして、基礎にタイルを施工するなど細部までこだわりました。
コンパクトでもおしゃれな外観なら、「恥ずかしい」ではなく自慢のマイホームになるでしょう。
②外からは想像できない開放的な間取りを取り入れる
>吹抜け×屋上テラス×太陽光パネルのある高気密高断熱の免震住宅(墨田区八広)
狭小住宅の外観からは想像できないような、開放的な間取りを取り入れる方法もおすすめです。
家の中に入ったときに良いギャップを感じるような狭小住宅なら、来客にも好印象を与えられます。
広々と感じる空間づくりをしたいなら、吹き抜けを採用した間取りを取り入れましょう。
縦方向に空間が広がることで、畳数以上の広さに思えるケースも多いです。
③建物の広さではなく質にこだわる
>ご家族様のこだわりがギュッとつまった、遊び心あふれる子育て世代の免震住宅(墨田区八広)
狭小住宅を建てるなら、質にこだわった空間づくりをしましょう。
コンパクトでもデザインや素材、設備の機能性などにこだわることで、マイホームの満足度は高まります。
こちらの事例は階段下につくったトイレですが、壁紙やトイレ本体のグレードにこだわったことでデザイン性に目が向くため、狭さは感じませんよね。
>ご家族様のこだわりがギュッとつまった、遊び心あふれる子育て世代の免震住宅(墨田区八広)
コンパクトなスペースでもこだわりを詰め込むことで、上質な空間をつくることができます。
また、太陽光発電システムなど住まいの質を高める設備を選ぶこともポイントです。
>吹抜け×屋上テラス×太陽光パネルのある高気密高断熱の免震住宅(墨田区八広)
自家発電できる住まいなら、光熱費も削減できますし防災力も高まります。
良い家のポイントは広さではありません。質の高い狭小住宅を採用して暮らしの満足度を高めましょう。
④空間ごとに広さのメリハリをつける
すべての空間が狭いと「みじめ」と感じやすいため、ご家族の要望に合わせて空間ごとに広さの優先度をつけましょう。
例えば、人に見られる機会が多いLDKや玄関などを広めに設計することで、狭小住宅の「恥ずかしさ」を軽減できるかもしれません。
対して、重要度が高くない空間は、とことんコンパクトに設計することでメリハリのある間取りづくりができます。
広さのバランスを考えながら、こだわる部分を明確にした間取りづくりをしてみてくださいね。
⑤屋上やビルトインガレージなどぜいたくなスペースを採用する
>吹抜け×屋上テラス×太陽光パネルのある高気密高断熱の免震住宅(墨田区八広)
一般的に「ぜいたく」と言われる空間を採用することで、周りからも羨ましがられる狭小住宅を建てることができます。
注文住宅において「ぜいたく」な空間とは、次のような間取りです。
- 屋上テラス
- ビルトインガレージ
- ロフトや地下のシアタールーム
- アイランドのフルオープンキッチン
- 中庭
- 趣味部屋
デッドスペースを活用できる屋上やシアタールームは狭小住宅でも採用しやすい間取りです。
ぜいたくと感じる空間は人それぞれですので、ご自身にとっての「こだわりスペース」を狭小住宅に取り入れてみてくださいね。
<関連コラム>
・屋上のある家でできること4選│おすすめする人と注意点も解説
・狭小のガレージハウス実例|20~30坪台の間取りでビルトインガレージをつくるコツ
⑥注文住宅ならではのオリジナリティを取り入れる
>ご家族様のこだわりがギュッとつまった、遊び心あふれる子育て世代の免震住宅(墨田区八広)
注文住宅だからこそ実現できる造作家具などを狭小住宅に取り入れることで、満足度を高めることが可能です。
上の画像のような造作洗面台は、デザイン性や機能性にこだわれるため人気があります。
また、造作家具の魅力は数センチ単位までこだわってサイズを決められる点です。
> 耐火木造4階建て 造作ワークスペースのある免震住宅(中央区)
広い空間を確保しにくい狭小住宅でも、使い勝手にこだわった家具をぴったりサイズで取り入れることができます。
造作によってオリジナリティのあるデザインを取り入れ、憧れられる狭小住宅に仕上げましょう。
⑦コンパクトな住まいの魅力を最大限に活かす
狭小住宅の良さを最大限に活かした家づくりをすることで、「恥ずかしい」や「みじめ」と感じにくくなります。
例えば、狭小住宅は廊下などを削減するケースが多いですが、無駄な空間が無くなることで、暮らしやすい動線をつくることが可能です。
上の事例では、無駄な廊下をなくして水回りを1つの空間にまとめることで、利便性やプライバシー性を高めました。
狭い家のメリットを生かし、「むしろ狭小住宅でよかった」と思えるような間取りを考えてみてくださいね。
まとめ
狭小住宅を検討している方の中には、小さい家は「恥ずかしい」や「みじめ」と感じてしまうこともありますよね。
しかし、家自体の質やデザイン性など細部にまでこだわることで、自慢できる狭小住宅を建てることは可能です。
周りから「狭小住宅だけど広く感じておしゃれ」と思われるようなこだわりのマイホームを建てましょう。
アイホームズは、昭和43年創業以来、東京23区内で「高気密高断熱+高耐震」の家をリーズナブルな価格で数多く手がけてきた実績があります。
ご家族に合った狭小住宅を完全自由設計にてご提案をいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
株式会社 アイホームズ
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