家づくりコラム

新築戸建ての収納で考えるべきポイント│後悔しやすいポイントも解説

2022年02月01日

階段下のデッドスペースを利用した収納

新築を計画する中で重要視する場所はどこでしょう。

リビング、ダイニング、キッチンなど、重視したい部屋はそれぞれ異なるでしょう。

しかし、暮らしの質を向上させるために、まず考えるべき場所があります。

それは「収納」です。

収納を十分に確保しなければ、家の中に物があふれて快適に暮らせなくなります。

適切に収納を確保できれば、見た目がすっきりして、掃除はしやすく、必要なものはすぐに見つかり、日常生活のストレスを減らせるでしょう。

本記事では、新築の収納計画を立てるうえで気をつけるべきポイントをお伝えします。

いつも片付いた綺麗な部屋を目指して、収納力に優れた家を建てましょう。

新築戸建ての収納のポイント ハード編

造作の棚をつけることで利便性を増した収納

最初に、収納のポイントを棚やクローゼットなど、設備面から見てみましょう。

設置コストはかかりますが、造作で棚を造り付けておくとホコリが溜まらず、家と一体感が出るのでおすすめです。

収納を散りばめる

戸建ての収納は「散りばめる」ことを意識して計画しましょう。

よくある失敗は、ウォークインクローゼットや納戸など、大きな収納をひとつ設けて他の場所に収納を設けないパターンです。

大型の収納はスーツケースや季節商品を収納するために不可欠ですが、各部屋に小型の収納を設けなければ日々利用する、ティッシュやリモコン、スマートフォンや筆記具などが散乱することになります。

リビングやダイニングの一角に小物を置くための場所を設ければ、日常使う細かなものを置けます。

使用頻度の低い物のために大型の収納を、各部屋には小さな収納を設けることを意識しましょう。

モノに適した大きさの収納を準備する

現在持っている物や、将来購入予定のものをリストアップしたうえで、「置き場所に合わせた高さ・奥行きの収納」を作りましょう。

リビングの収納に子供の絵本を置きたいのに高さが足りずに入らない、キッチンの収納にホットプレートを置きたいのに横幅が足りなくて入らない。

こういった、高さや奥行きが不足して物が置けない状況は頻繁に見られます

置きたいものは何か、どんな奥行き、高さがあるのか、把握してから収納を計画しましょう。

中・半外・外を分けて考える

収納計画を立てるとき、室内の収納に意識が行きがちですが、「室外の収納と半分外の収納」も考えましょう。

室内の衣服や食器、おもちゃなどの収納を確保するのは思いつきますが、外部にも目を向けて外で使うおもちゃ、自転車、車のメンテナンス用品など、外で使うものを置く場所を確保しましょう。

さらに、半分外、半分中の「半外」の物を置く場所も確保しなければなりません。
通学用のヘルメット、サッカーボール、グローブなど、外に置きっぱなしにはしたくない、一方で室内には入れたくないものです。

建築後に倉庫を購入してもよいですが、設計段階で倉庫を置く場所を確保しておかないと、隣家との距離が近すぎて倉庫が物理的に置けなくなる場合もあります。

新築戸建ての収納のポイント ソフト編

便利に使える駐車場横の収納

収納計画は作りつけるハード面だけでなく、私たちの行動に関係するソフト面も気にする必要があります。

ライフイベントを考える

現時点では収納が十分でも、子供が増えたり新たな趣味を持つことで持ち物が増える場合があります。

見通しでよいので、「ライフイベント表を作成して物の増減を予測」してみましょう。

物が多くなる時期が一時的であれば収納を無駄に大きくせず、外部のトランクルームを活用するなどして、その分の費用を節約することも考えられます。

断捨離を心がける

ブームは去りましたが、「断捨離を心がけること」も大事です。

収納が多ければ物が片付くと思う人もいますが、たくさんある収納に物を詰め込む人もいます。

不要なものや必要か分からない物も、全て一旦収納するクセがある人は、どんなに大きな収納を作っても収納が不足してしまいます。

本当に必要な物以外は収納に入れないように、新築に移り住むタイミングでマインドチェンジしましょう。

新築戸建ての収納で後悔しやすいポイント

 

収納が不足して落胆した男性

収納計画で考えるべきポイントを紹介しました。

ここからは建築後に後悔を感じてしまいやすいケースを見て、あなたの家の収納計画に活かしましょう。

単純に収納量が不足している

戸建ての収納で後悔しやすいポイントは「収納が足りない」ことです。

とてもシンプルな失敗談ですが、単純な収納量不足は起こってしまうものです。

現在持っている物をリストアップして、普段どの部屋に置いておくか、使わないときにどの部屋に置いておくかを考えましょう。

可能であればどんな収納棚を置くのか、どこに置くのかまで考えると収納の過不足が分かり、適切な収納量へと変更できるでしょう。

収納棚を置きたい場所に窓やエアコンなどがある

窓やエアコン、コンセントなどが設置されており、「収納棚を置けないケース」も見られます。

収納棚は部屋の壁際に置くので、窓や設備機器に干渉します。避けるためには先述したとおり、収納棚を置くイメージを思い浮かべて設備機器を適切な位置に変更しましょう。

こういった想像をすることで収納だけでなく、コンセントの位置やスイッチの位置をより使いやすい位置に動かせる可能性もあるので、実生活をイメージすることをおすすめします。

まとめ│しっかり計画して綺麗な家を手に入れよう

ライフスタイルの変化に対応しやすい可動棚

適切な収納計画を元に家を建てると、移り住んだあとに物があふれることがなく、日々の掃除を中心とする家事をスムーズに進められるので、ストレスのない生活を送ることができます。

適切な収納はどれくらいなのか、適切な収納の位置はどこなのかは個々人で異なります。

あなたにとって理想の収納を実現するために、新しい家での生活を具体的にイメージしてみましょう。

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著者情報

五十嵐 照勝

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