【小さいけど素敵な家】間取りの秘密7選│参考になる施工事例も紹介
「予算の関係で、広い家を建築するのは難しそう。でも、小さな家って満足できるのかな…?」
注文住宅の建築を予定している人の中には、こうやって"小さな家"に対して不安を抱く人もいるでしょう。
でも、心配することはありません。小さな家でも素敵な家を実現することは可能です。
注文住宅の雑誌や、テレビの新築紹介を見ても、コンパクトでありながら素敵な家を実現した事例はたくさんあります。
本記事では、コンパクトながら素敵な家を実現するための注文住宅の秘密を7つ紹介します。
どうすれば"小さくても素敵な"家を実現できるのか、考えてみましょう。
記事の最後では、実際の素敵な家の事例を5つ紹介するので、合わせて参考にしてみてくださいね。
目次
小さくても素敵な家の秘密7選
早速、小さくても素敵な家を実現するための方法を紹介していきます。
"これは取り入れてみようかな…"と、好ましく思ったものだけでも、利用してみましょう。
何も使わない「余白」を設けておく
1つの秘密は「余白」を設けることです。
注文住宅の間取りを考えるとき、無駄な空間を無くして、限られた室内空間を最大限活用しようとするでしょう。
しかし、何の役割もない空間を詰めていった結果、できあがるのは窮屈で可変性のない空間です。
"素敵だな"と感じる空間には、必ず余白があります。
リビングとダイニングの間にある空間や、テレビとソファの間の空間。
玄関の奥行きや広めに確保した洗面脱衣所など。
ちょっと広めに取ってみた、模様替えできる空間。
こういった可変性のある、余分な空間を意識して残すと素敵な空間になります。
「高さ」を意識して設計図を見る
設計図を見るとき多くの人は平面図を見て、部屋を大きくしたり小さくしたり、設備を追加したりと変更を加えていきます。
平面だけでなく「高さを意識」することで、素敵な家に近づいていくでしょう。
置く予定の家具を低めにして圧迫感をなくしたり、階段下や小屋裏を利用して収納を確保したり。
縦方向を意識すれば、空間を有効活用した素敵な家になるでしょう。
空間を「つなげる」ことを意識して広く
3つめの秘密は「空間をつなげること」を意識して、広さを感じやすい間取りにすることです。
間取りは細切れに部屋が区切られるほど、視界が近くに落ちてしまい空間を狭く認識してしまいます。
一方で部屋同士をつなげて、ワンフロアを大きく広げてみるとどうでしょうか。
視界は遠くに届き、部屋が広く見えます。
部屋を上方向にも広げてみると、さらに広いと感じるようになります。
吹き抜けや勾配天井の空間を見たとき、広く感じるのはこういった効果が理由です。
「高窓天窓」で安心して光を取り込む
コンパクトな家は都市部の、住宅密集地に建てられるケースが多くあります。
その場合光を取り込む"採光"の問題が生じます。
部屋が暗ければ素敵な空間として見られず、湿気が増えることでダニ・カビが増殖するかもしれません。
このため「高窓・天窓」を利用することで、自然光を取り込むことを意識してみましょう。
高い位置や天井に窓があれば多くの自然光を受け取ることができ、防犯を意識しながら開閉できます。
「整頓」こそ素敵な家の基本条件
意外かもしれませんが「整理整頓」は素敵な家の第一条件です。
整理整頓のされていない家は、いくら広くても高級な仕上げや設備を用いていても、素敵な家だと評されることはありません。
逆にコンパクトな家でも収納がしっかり完備されていて、リビングやダイニングの机の上に物が出ておらず、清潔な家であれば"素敵な家"という評価を受けられるでしょう。
簡単なようで実現できない"整頓"をすることで、素敵な家への第一歩としましょう。
「外」を取り込んで敷地を広げる
間取り図を見るとき、室内の配置ばかりが気になりますが「外を取り込む意識」を持つことで、広く感じられ、素敵な家に近づきます。
たとえば外構計画です。
素敵な家は建物だけで構成されている訳ではありません。
駐車場やアプローチ、玄関周りの花壇や門扉など、複数の外部のものと関係しながら構成されています。
2階、3階も同様で、窓から街路樹や公園が見えるなら、その方向に透明な窓を配置すれば新緑を室内に取り込めるでしょう。
意識を室内から外部に向けて図面を見ることが、素敵な家に近づく大きな一歩です。
たくさんの「居場所」を意識して設ける
複数の「居場所」を設けることも素敵な家づくりにつながります。
階段際に作られたワークスペース。
玄関横に設えたベンチ。
リビングの真上に作ったロフト。
こういった空間を設けておけば、静かにしたいときや集中したいときに"こもる"場所になるかもしれません。
当然、みんなで和気あいあいとしたいときはリビング・ダイニングが活躍します。
生活をしていると、様々な心理状態やライフイベントにさらされるもの。
どんな状況でも対応できるよう、多くの居場所を確保すると素敵な、暮らしやすい家になるかもしれません。
コンパクトでも素敵な家の施工事例を紹介!
小さくても素敵な家の秘密が分かったところで、最後に素敵な家の実際の施工事例を紹介します。
たくさんの実例を見ることが素敵な家の実現につながるので、気になる事例があれば、ほかの写真も見てみてくださいね。
広々としたリビングダイニングで実現する開放的な生活
1つ目の事例は、階段を上がった先の2階部分が広くLDKになった空間です。
それぞれの空間をつなげたことで、奥行きを演出できるとともに、南の大きな窓からの採光がキッチンまで届きます。
家族がひとつの空間に集まるので、家族間のコミュニケーションも進むことでしょう。
街路樹の緑を取り込んで生活に潤いを与える
2つ目の事例は、外部環境を上手に取り込んだLDKを持つ注文住宅です。
外部に接する3つの窓からは街路樹の緑が見え、外部からの視線は遮りつつ室内からは豊かな景色が広がります。
秋になると窓辺は紅葉で彩られ、季節感を感じる生活は生活に潤いを与えるでしょう。
ロフトと高窓で光と空気を取り入れる
3つ目の事例はリビング吹き抜けに面した壁に、高窓を設けた注文住宅です。
都市部に建築する注文住宅は、隣家との距離が近いことから採光・通風を取れないことが問題になる場面があります。
高い位置に窓を設けることで、熱気の排除や換気、目線を気にしない採光を可能にしました。
キッチンとダイニングをつなげて広さを演出
4つ目の事例は、キッチンとダイニングテーブルを一直線に並べることで、空間の奥行きを演出しています。
空間を区切らずにつなげることは、視線が遠くに抜けることにつながるので、広々とした空間に感じられるメリットがあります。
ダイニングとキッチンが隣接することで、配膳や片付けが楽になり、常に机上を整頓された状態に保てる点も嬉しいところです。
素材や色味にこだわって豊かな空間を
最後に紹介する住宅は、素材や色味にこだわった注文住宅です。
落ち着いた和室はい草のタタミだけでなく、壁面や床の間の仕様にもこだわって設計しています。
色や素材まで意識して設計図を見ると、より素敵な家に近づいていくことでしょう。
「7つの秘密」を意識して素敵な空間を作ろう
コンパクトながら素敵な家を実現するための、以下の「7つの秘密」について解説しました。
- ● 何も使わない「余白」を設けておく
- ● 「高さ」を意識して設計図を見る
- ● 空間を「つなげる」ことを意識して広く
- ● 「高窓天窓」で安心して光を取り込む
- ● 「整頓」こそ素敵な家の基本条件
- ● 「外」を取り込んで敷地を広げる
- ● たくさんの「居場所」を意識して設ける
こうした視点で設計図を眺めてみると、素敵な家に近づくための方法が思いつくかもしれません。
都市部の限られた敷地面積では、家のデザインや容積は限られてしまうでしょう。
その中でも考え続けることで、満足のいく機能や外観の家は完成します。
勉強したことを意識して、素敵な空間の実現を目指しましょう。
墨田区、葛飾区、台東区、荒川区、江東区、足立区、江戸川区で、安くて良い家を建てるなら、アイホームズにご相談ください
アイホームズは東京城東地区で地域密着型の家づくりをしています。
家は、地震や火災など、いざという時に、家族の身を守る安心できる場所でなければなりません。
アイホームズ「ひのき」シリーズは、頑強の基礎と地震による液状化にも対応した「免震工法」による皆様にご納得いただける「安全・安心の家」。構造材に「国産ひのき」を使用した、高気密・高断熱で耐震性や耐火性にも優れた「安くて良い家」です。
長期優良住宅、ゼッチ(ZEH)対応、4階建てまで可能な30年間地盤保証3億円付き木造注文住宅「ひのき」は、東京で建てる地震に強い「最強」の注文住宅です。
東京城東地区の防火・準防火地域で「安くて良い家を建てたい」というあなたの悩みを解決します。お気軽にアイホームズにご相談ください。
『木造注文住宅』アイホームズ「ひのき」
『重量鉄骨住宅』アイホームズ「たくみ」
『耐震リフォーム』アイホームズ「まるで新築さん」
マンションリフォーム「まるで新築さん」
アイホームズは、墨田区を中心に、木造注文住宅、重量鉄骨の共同住宅、一戸建てやマンションのリフォーム・リノベーションで、あなたの家づくりをサポートいたします。
株式会社 アイホームズ
FAX:03-3613-6149
その他のコラム