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会社を共有する

2011年04月19日

困難な時こそ、会社を共有することが必要だと思う。

弊社のような小さな会社であればなおさらである。

 

会社は社長の一人のものではなく、従業員一人一人のためのものでもあると私は考える。

「会社」「法人」というものは、実体なんて存在しない。

会社という決めごとはあっても、会社自体は手で触れるものでもなければ、見えるものでもなく、

社長を含め、従業員一人一人が集まったグループを「会社」と呼んでいるだけ。

つまり、社長を含めた一人一人が「会社」。

 

従業員一人一人が「会社の経営に興味を持ち」「会社の経営に参加している自覚を持ち」、

単に「給料はどうなるのかな」という心配ではなく「会社の経営に自分ができることはないのか」と、

経営者マインドをもつ社員が私は好きで、そういう人間だけが集まる会社を理想としている。

そうなれば、スタッフ全員で困難になれば立ち向かい、乗り越えることができれば、

より強固に団結するはず。

同じ船に乗る乗組員ゆえに、良いことも悪いことも分かち合える。

 

普段から従業員に対して「絆」と「コミュニケーション」を大切にしていき、

困難を乗り切ったら、必ず良いことがあると「希望」を見せることが、今こそ社長の役割りに思える。

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