建て方精度の確認
建て方の進捗と並行して行う作業が建て入れ直しです。歪み直しとも言いますが、簡単に言うと柱を鉛直にすることです。この作業は木造だけではなく、鉄骨建て方でも行う作業です。木造の場合柱と梁を組んだら、下げ振りという道具を用いて柱が鉛直になっているか、もしくは鉛直に直す作業をします。柱の鉛直を確認したら、仮筋かいといわれる材木で固定していきます。
この一連の作業が終わると、2階、3階と同じ作業をしていき最終的に指定された金物で固定します。
建て入れ直しは、金物で本締めを終了すると、修正は不可能な他、建物の垂直精度に大きな影響を与える為、とても慎重かつ丁寧におこないます。
金子より
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