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基礎鉄筋工事

2010年08月16日

墨出しを終えて、次の工程は基礎の鉄筋工事です。鉄筋は基礎工事の中でもとても重要な項目です。その為たくさんの決まりごとがあります。

まず初めになぜ鉄筋を入れるかというと、コンクリートは圧縮の力に強く引張りに弱い性質。逆に鉄筋は引張りに強く圧縮に弱い。また鉄筋は酸性に対しては錆びてしまいますが、コンクリートはアルカリ性なので錆びにくいです。

この相性の良い2つの性質を組み合わせて鉄筋コンクリートという構造体を作ります。

鉄筋工事の決まりごとはたくさんあるので1つだけ書かせてもらいますと、鉄筋と外部との寸法がとても重要です。少し説明しずらいのですが、鉄筋はコンクリートに覆われています。言い方を変えると、鉄筋がコンクリートにかぶっていて、このかぶっている厚みをかぶり厚と呼んでいます。このかぶり厚さによってコンクリートの耐久性が大きく変わってきます。かぶり厚さの寸法も地中や、仕上げするしないにより変わってきます。そして正しく施工されているか第三者から検査してもらいます。これが配筋検査です。3階建ての場合確認申請機関と住宅性能保証による2回配筋検査を行います。

配筋検査で合格をもらうと次はいよいよコンクリート打設に入ります。


金子より

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