住宅ローンには金利以外にどんなお金がかかりますか?
●あなどれない諸費用
皆さんこんにちは五十嵐です。
住宅ローンを組む際には、いろいろ出費が必要です。
以下、必要な経費を挙げてみましょう。
▶事務手数料・・・
金額は金融機関やローン商品によって異なりますが、
多くは3万円前後。
▶保証料・・・
住宅ローンは、原則として連帯保証人を立てないため、
保証会社が保証することになっています。
保証料は、そのための手数料と考えれば良いでしょう。
金額は金融機関と商品によって異なります。
▶団体信用生命保険特約料・・・
銀行で住宅ローンを組む際に必要で、
加入がほぼ義務付けられています。
銀行負担としているところもありますが、
ローンの返済額に含まれていたり、
金利に上乗せされている場合が多いようです。
▶火災保険料・・・
住宅は借入の担保となりますので、
火災に備える火災保険料が必要です。
地震保険の加入は任意となる場合が多いようです。
●繰上げ返済にも手数料が必要
まとまったお金が入ってきたときには、ローンの「繰り上げ返済」を検討しましょう。
長く借りれば、その分利息も払わなければならないので、
チャンスがあれば元金を減らしておきたいところです。
ところで、この繰上げ返済をする際にも
手数料がかかります。
最近では、インターネットによる申し込みなどで
手数料が安くなったり、無料になったりする商品も
出ていますので、返済の条件をよく調べてみましょう。
タイミングとしては、返済期間のできるだけ早い時期
(5年ごとが理想です)に実施することをおすすめします。
借入残高が多い分、金利負担の軽減につながるからです。
●保証料のいらない商品も増加中
最近では、「保証料なし」というローン商品も
出てきました。
「フラット35」の場合は、保証料だけでなく、
繰り上げ返済の手数料も無料です。
選ぶ際には、こういった諸経費まで細かく比較した上で、
納得できるものを選びましょう。
ただし「フラット35」は、
融資を受けられるのが建物の完成後なので、
つなぎ融資(次回参照)が必要な場合があります。
注意してください。
失敗しない家づくりブログその他のブログ記事