資金計画はどう立てればいいの?【ステップ1】
皆さんこんにちは、五十嵐です。
●無理のない範囲で決めるローン返済額
資金計画・土地選び・建築計画。
この順番で進めていくことが
「家づくり」を成功させる秘訣です。
では、このうち、資金計画はどう進めていけばいいのでしょう?
まず、現時点で調達できる資金の総額を考えます。
両親からの援助が見込めるなら、
それも含めてリストアップしておきます。
金額の大きな買い物ですから、
支払いの手段としては、住宅ローンを組むのが一般的。
問題は「ローンでいくら借りるか」です。
大切なのは、借りられる額ではなく、
自分達が無理なく返済できる額を設定すること。
ベースとなるのは、現在払っている家賃です。
ご両親と同居しているため、住まいに家賃がかからない人や、
都営住宅にい住まいで家賃が相場より極端に安い人の場合は、
新たに出費が発生するわけですから、
無理のない金額を設定しなければいけません。
2DKの全国平均が月々6万円前後ですが、
都内では、まずは9万円を基準額に設定してみてください。
この金額に加えて、少し頑張れば月々の生活費の中から
工面できるお金があるでしょう。
(スマホの通信費等で約半額になりますが、
興味のある方には伝えています^^)
これを「捻出金」と呼びます。
仮に捻出金を1万円とすれば、9万円+1万円=10万円が
月々無理なく払えるローンの返済額となるのです。
次は、住宅ローン選び。
今、一番のおすすめは、金利が安定している「フラット35」です。
月々10万円台の返済として1.2%の金利(令和元年9月現在)で
ローンを組んだ場合、4000万円の借入れが可能です。
(ボーナス返済なしの場合)
このようにして組んだ住宅ローン(借入金)と
無理のない自己資金を足した金額が、
あなたの家づくりにかけられる「総資金」となります。
●家づくりの3本柱とは?
総資金が明確になったら、全体を
「土地代」と「建物代」「諸経費」の3つに割り振ります。
諸経費とは、火災保険や、仲介料、登記料など
土地・建物の費用以外に必要な資金のこと。
諸経費は必ずかかるものですから、
個別に予算を組んでおくと、後であわてずに済みます。
総資金からこの諸経費を除き、
残った金額が土地代と建物代となります。
このように資金を具体的に計算していけば、
土地や建物にかけられる額が把握できますし、
相談もしやすくなるでしょう。
どんぶり勘定で予算を組むのではなく、
事前に3本柱で資金計画を練ることは、
その後の生活を安定させるためにも大事なことなのです。
とは言っても、なかなか総資金を算出できる方は、
いらっしゃいませんので、アイホームズへご相談ください。
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