2015年度 売電価格
皆様、こんにちは。
まだ正式なものではありませんが、2015年度の売電価格案が示されました。
大方の予想通り、売電価格は昨年度より引き下げられることになります。
まず、昨年いろいろと問題になった太陽光発電の10kW以上は29円(↓3円)となり、
7月からはさらに下がり27円になります。
10kW未満の太陽光発電は33円(↓4円)となります。
ただし、九州や四国、中国地区では35円となっています。
これは、設置が義務付けられる出力制御装置費用を上乗せするからです。
ちなみに、風力や地熱等は設置数を増やしたいという考えもあり、
売電価格は据え置かれる予定です。
今年度の売電価格は、送電網と接続契約をするのが、
4月1日以降の設備に適用されます。
昨年度のように、先に申し込んでおけば、その段階で売電価格が決まったのとは違います。
太陽光発電について、最も注意したいのは、出力制御装置です。
これは、電力会社が遠隔操作で、出力を制御するもので、いっぱい発電しても、
全てを買い取らなくなる可能性が残されています。
これから家を建てる人はもちろん、既に太陽光発電を設置した人も、
今後の動きには注意して下さいね。
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