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「家を元気に長持ちさせる、たった一つの方法とは?」

2014年09月06日

例えば、築10年経っても新築と見間違えるような家と、老朽化が激しい家。

この差は、建てた工事店の技術ではなく、10年間住んできた人のお手入れの差です。

家は、お手入れをしなかったら確実に傷んでいきます。

 

しかし、壁紙が剥がれたり、床に傷が入ったくらいでは、家の寿命は短くなりません。

家を老朽化させて寿命を短くしてしまう致命的な原因は、

そのような内部の損傷ではなく、外側の損傷です。

 

家を外側から破壊して、寿命を短くする「家の天敵」。それは、雨水です。

雨水は、屋根や外壁の僅かな隙間から入り込んで家を腐らせます。

気付いた時には被害が拡大していて、大掛かりな補修が必要になることもよくあります。

だから、屋根と外壁を常に健康に保って、雨水を家の中に侵入させないこと。

これこそが、家を元気に長持ちさせる、たった一つの方法なのです。

 

また、屋根・外壁は修理が遅くなればなるほど、補修の費用も余計に掛かってしまうので、

家の治療にお金をかけないためにも、また、建物の資産価値を守るためにも、

定期的な健康診断と早期の治療が大切です。

 

ただ、日頃よく目にするものであれば、故障もすぐ分かりますが、屋根、外壁、雨樋などは、

日頃、目に触れないために点検がおろそかになりがちで、損傷にもなかなか気づかないものです。

また、実際に自分で点検してみようと思っても、都合の悪いことに、こういった箇所は、

一般の人では簡単に点検できない部分ばかりです。

だから、外からは何事もないように見えても、家の内部では予期しない破損が起きていると考え、

できれば、5年に1度くらいは、信頼できる専門家に屋根や外壁の総点検をしてもらうことが、

家を元気に長持ちさせるための最良の方法と言えます。

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