土地や建築費が上がる前に家を建てた方がお得なワケ
私 ・・・ 今年の土地の公示価格が発表されましたが、ご覧になりましたか?
お客様 ・・・ いいえ。見ていません。
私 ・・・ 東京・大阪・名古屋といった3大都市圏の地価が6年ぶりに上昇しました。
地方圏の値下がり幅も縮小しています。ようやくデフレも終わりですかね。
お客様 ・・・ 土地の値段は昔みたいに上がることはないでしょう。
私 ・・・ そうですね。バブルの時のように全国一律で値上がりすることはないと思います。
ただ、人気の場所は、より人が集まるので値上がりする可能性はあると思います。
例えば、日本で一番土地の値段が高い銀座4丁目は1億/坪です。
でもそこから10分歩けば1/10の値段です。さらに5分歩けば1/20の値段になります。
住宅地でも人気のエリアと、そうでないエリアは3割位の値段差があると思います。
○○さんは環境の良い土地の方がよくありませんか?
お客様 ・・・ そうですね。学区や環境、利便性は大事ですね。
私 ・・・ 恐らく皆さんそう思っています。ということは、人気のエリアの人気は高まり、
そうでないエリアとの差がつくという事です。仮にアベノミクスで本当に景気が良くなれば、
土地が値上がりすることも考えられませんか?
お客様 ・・・ そうですね。少し上がってくるかもしれませんね。
私 ・・・ 土地の値段以上に心配なのは、住宅の材料費や職人の手間賃です。
今年は大手企業でベースアップがあったり、パート社員の時給が上がったりしましたが、
職人の手間賃は2割~5割も上がっています。何故だと思いますか?
お客様 ・・・ なんでですか?
私 ・・・ 東日本大震災の復興に加えて、東京オリンピックが決まったので、建築業界は
バブルのような状況になっています。しかも、20年前に比べると職人さんの数は30%も
少なくなっているからです。今後6年間は解消しないでしょうね。
お客様 ・・・ それは困りますね。
私 ・・・ しかも円安ですから、住宅の材料の木材や原料となる石油の値段がどんどん上がって
います。今後円安から円高に変わると思いますか?
お客様 ・・・ もう円高にはならないでしょうね。
私 ・・・ そうすると、暫くは住宅の値段も上昇することになりますね。
値段が落ち着く7年~10年後半まで待つことができますか?
お客様 ・・・ それはムリだね。やっぱり早く建てた方が良さそうですね。
失敗しない家づくりブログその他のブログ記事