お客様とのヒミツの会話
Q 消費税がこの4月から8%になりましたね。
その後10%になるのですが、いつからかご存知ですか?
A 知りません。
Q 来年(平成27年)の10月1日からです。
消費税は、今後下がる可能性はありますかね。
A ないでしょうねぇ。
Q では少なくともモノを買うのは早い方が良いということですね。
ところで、消費税は上がってしまいますが、ローン減税は拡充されますね。
○○さんは恩恵を受けませんか?
A 分からないですね。
Q 借入れが2500万円以上の人であれば、恩恵を受ける可能性が髙いですよ。
A エッ、そうなの?
Q 例えば、3000万円の借入れで、年収500万円。4人家族の場合だと、消費税の負担増が
2000万円の住宅として60万円。ローン減税で還付される税金は、10年間で約80万円増えます。
むしろメリットの方が大きくなります。9月までに焦って契約しなくて良かったですね。
A 本当ですね。
Q 消費税以外で経済的なことで気になることはありませんか?
A 金利は上がりそうですね。
Q そうですね。アベノミクスでインフレ率を2%としていますから、少なくとも金利は2%以上に
なるでしょうね。
借入れが3000万円、35年返済の時に金利が1%上がると、返済額はいくら増えると思いますか?
A いくらだろう。100万円くらいですか?
Q 約600万円増えます。
A え~っ! そんなに増えるの?
Q 金利以外で気になることはありませんか?
A 何かありますか?
Q 最近の円安で輸入品の値段が高くなってますね。実は住宅も構造材の76%が輸入品なんです。
A えっ。そうなの。
Q はい。ですから、この1年で材料費は約20%高くなっています。
材料だけでなく、職人の手間賃も上がっています。なぜだと思いますか?
A 東日本大震災の復興特需ですか?
Q その通りです。さらには、6年後の東京オリンピックが決まりましたから、鉄筋やコンクリートに
関わる職人は益々不足していきます。
職人の数は、1985年の約80万人が2010年には約40万人と半分です。
ですから、各地で職人不足と、それによる労務費の値上げが起こっています。
今後6年間は厳しい状況が続くでしょう。
○○さんの住宅計画は、6年後まで待つことができますか?
A それは無理ですね~。
Q では、ローン減税、金利、材料費など、総合的に考えるといつ建てるのが良いでしょう。
A それは、早い方がいいね。
Q 私もそう思います。ローン減税が拡充されて、金利が上昇する前の今は絶好のタイミングです。
計画を進めましょう!
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